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プレスリリース

平成26年10月21日

農林水産省

世界農業遺産(GIAHS)の認定申請に係る農林水産省が承認する地域の決定について

農林水産省は、国連食糧農業機関(FAO)が認定する世界農業遺産(GIAHS)について、FAOへの認定申請を希望している7地域を対象とした世界農業遺産(GIAHS)専門家会議の評価結果に基づき、岐阜県長良川上中流域、和歌山県みなべ・田辺地域及び宮崎県高千穂郷・椎葉山地域をFAOに認定申請する地域として承認します。

1.概要

GIAHS(注)は、伝統的な農業農法を核として、生物多様性、優れた景観等が一体となって保全活用される世界的に重要な農業システムを、国連食糧農業機関(FAO)が認定するものです。
FAOが定めるGIAHS申請認定手順書によると、認定を希望する協議会等がFAOへ認定申請する際には、所管官庁(我が国の場合、農林水産省)の承認を得ることが必要とされています。このため、農林水産省内に設置した「世界農業遺産(GIAHS)専門家会議(以下「専門家会議」という。)」で評価することとし、平成26年5月1日(木曜日)から7月31日(木曜日)の間、農林水産省の承認を得たい候補地域(以下「候補地域」という。)を受け付けたところ、7地域から申請がありました。

申請のあった7つの候補地域について、平成26年9月8日(月曜日)に開催した「第2回 専門家会議」において一次評価、専門家会議委員による現地調査及び平成26年10月20日(月曜日)に開催した「第3回 専門家会議」において二次評価を行いました。

農林水産省は、専門家会議の評価結果に基づき、3つの地域をFAOにGIAHSの認定申請する地域として承認することとします。

(注)GIAHS(ジアス)とは、Globally Important Agricultural Heritage Systemsの略。

2.農林水産省が承認する地域

岐阜県長良川上中流域

【里川における人と鮎のつながり】
鮎を中心とした内水面漁業が盛んな長良川は、流域の人々の日々のくらしや水質保全活動により清らかな流れが保たれ、その清流により鮎が育ち、地域の人々が鮎からの恩恵を享受。人の生活・水環境・漁業資源が相互に連関する長良川の里川システム。

和歌山県みなべ・田辺地域

【みなべ田辺の梅システム】
養分に乏しい礫質の斜面を利用し、梅林としての利用と周辺には薪炭林を残すことで水源涵養や崩落防止等の機能を持たせ、薪炭林に生息するニホンミツバチと梅との共生等、地域資源を有効活用して高品質な梅を持続的に生産する農業システム。

宮崎県高千穂郷・椎葉山地域

【高千穂(たかちほ)郷(ごう)・椎葉山(しいばやま)の森林保全管理が生み出す持続的な農林業と伝統文化~森と農林文化が創る森林理想郷~】
険しく平地が少ない山間地において、針葉樹と広葉樹で構成されるモザイク林等による森林保全管理、伝統的な焼畑農業、急斜面に築かれた500km超の水路網を有する棚田の米作りなどの複合的農林業システムと神楽など特色ある伝統文化を継承。

 

3.今後の予定

2の農林水産省が承認する地域は、今後、FAOへ認定申請を行い、FAOにおいて認定審査が始まることとなります。

なお、今後のFAOの認定審査に係るスケジュールについては、未定です。

お問い合わせ先

農村振興局農村政策部農村環境課農村環境対策室
担当者:生物多様性保全班 内藤・新地
代表:03-3502-8111(内線5490)
ダイヤルイン:03-3502-6091
FAX:03-3502-7587

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