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プレスリリース

平成24年3月5日

農林水産省

歴史的風致維持向上計画の認定について

農林水産大臣、文部科学大臣及び国土交通大臣(「地域における歴史的風致の維持及び向上に関する法律」における主務大臣)は、3月5日(月曜日)に、同法第5条に基づき、京都府 宇治市、愛媛県 大洲市、岐阜県 美濃市及び佐賀県 佐賀市から認定申請があった歴史的風致維持向上計画について認定を行いました。

概要

「地域における歴史的風致の維持及び向上に関する法律(通称:歴史まちづくり法)」は、地域の歴史的な風情、情緒を活かしたまちづくりを支援すべく平成20年5月23日に公布され、同年11月4日に施行されました。

この法律は、我が国固有の歴史的建造物や伝統的な人々の活動からなる歴史的風致について、市町村が作成した維持向上のための計画を国が認定することで、計画に基づく法律上の特例や各種事業により市町村の歴史まちづくりを支援するものです。

この度、法第5条に基づき計画認定申請があった、京都府 宇治市、愛媛県 大洲市、岐阜県 美濃市及び佐賀県 佐賀市の歴史的風致維持向上計画について、主務大臣(文部科学大臣、農林水産大臣及び国土交通大臣)が認定を行いました。 

計画の概要

京都府 宇治市

宇治市は、都の近郊に位置する交通要衝の地、平安時代の別業都市、宇治茶を特産とする在郷町、名所・旧跡を有する遊覧の地として、時代に応じて発展あるいは変容し、豊かな歴史や文化を育んでいます。今日に続く宇治川河畔の参詣や遊覧、茶業や祭礼行事といった歴史的伝統を継承する諸活動が、平安時代の優れた文化遺産である平等院や宇治上神社を始めとする歴史的建造物や歴史過程の中で形成されたまちなみと一体となって、宇治市固有の歴史的風致を生み出しています。

愛媛県 大洲市

大洲市は、母なる川「肱川」が市域の中心を流れ、豊かな歴史と自然に抱かれた風光明媚な水郷として広く親しまれています。肱川の中流域に位置する肱南地区には、中世から近世にかけて大洲城が整備され、その城郭から東に延びる形で城下町が形成されました。この地区は、当時の町割りをそのまま受け継ぎ、明治から大正期に木蝋・製糸業で繁栄した面影を残す建造物が集中して現存しています。こういった市街地を舞台として、八幡神社の御神幸行列をはじめとする大洲の歴史や伝統を反映した多種多様な人々の活動が展開されており、歴史的建造物と一体となって、良好な市街地の環境が形成されています。

岐阜県 美濃市

美濃市では、市域の周辺部において古代から続く美濃和紙の生産や、山岳に根ざした信仰や祭礼が伝えられ、また中心部では美濃和紙をはじめとする製造業や商業で富を集積した商家群が近世城下町の町割りに「うだつの上がる町並み」として息づいています。これらは、美濃和紙をはじめ物資の運搬路として結んだ歴史的な河川や街道と、祭礼行事や風俗、風習など人々の生活生業などと相まって、美濃市のアイデンティティである「うだつの上がる町並み」や「美濃和紙」に象徴される特有の歴史的風致を形成しています。

佐賀県 佐賀市

佐賀市の平野部の成り立ちは有明海に大きく起因し、自然の陸化や鎌倉時代から行われてきた干拓により現在の佐賀平野が形成されてきました。江戸時代には、鍋島氏の居城である佐賀城を中心とした西国の雄藩に相応しい城下町が建設されました。そして、海外に門戸を開いていた長崎と小倉を結んだ長崎街道は、この城下町を貫き、長崎にもたらされた海外の珍しい文物・文化は佐賀の地にも大きな影響を与え続けてきました。このような地形的・位置的背景のもと変遷を歩んできた佐賀市には、地域固有の歴史及び伝統を反映した人々の活動とその活動が行われる歴史的価値の高い建造物とが一体となった歴史的風致が形成され、今日まで継承されています。

 

認定された計画の詳細は、国土交通省ホームページでご覧になれます。

http://www.mlit.go.jp/crd/rekimachi/nintei/nintei.html

お問い合わせ先

農村振興局農村政策部農村計画課
担当者:土地利用計画班 久保、五味田
代表:03-3502-8111(内線5534)
ダイヤルイン:03-3502-6004
FAX:03-3506-1934

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