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プレスリリース

平成24年6月6日

農林水産省

歴史的風致維持向上計画の認定について

農林水産大臣、文部科学大臣及び国土交通大臣(「地域における歴史的風致の維持及び向上に関する法律」における主務大臣)は、6月6日(水曜日)に、同法第5条に基づき、広島県 尾道市及び竹原市、三重県 明和町、長野県 東御市から認定申請があった歴史的風致維持向上計画について認定を行いました。

概要

「地域における歴史的風致の維持及び向上に関する法律(通称:歴史まちづくり法)」は、地域の歴史的な風情、情緒を活かしたまちづくりを支援すべく平成20年5月23日に公布され、同年11月4日に施行されました。

この法律は、我が国固有の歴史的建造物や伝統的な人々の活動からなる歴史的風致について、市町村が作成した維持向上のための計画を国が認定することで、計画に基づく法律上の特例や各種事業により市町村の歴史まちづくりを支援するものです。

この度、法第5条に基づき計画認定申請があった、広島県 尾道市及び竹原市、三重県 明和町、長野県 東御市の歴史的風致維持向上計画について、主務大臣(文部科学大臣、農林水産大臣及び国土交通大臣)が認定を行いました。 

計画の概要

広島県 尾道市

尾道市は、近畿から九州、日本海沿岸部、そして朝鮮半島や中国へと続く海上交通の要衝として、特に中世以降、瀬戸内地域の有力な港町として栄えてきました。旧市街地には、中世から近世にかけての寺社をはじめとした建造物が数多く残り、これら歴史的建造物や街並みを舞台に、太鼓おどりや天神祭、ベッチャー祭などが営まれています。また、内陸部から島しょ部に広がる市域の中では、坂のまち、多島美の瀬戸内海といったそれぞれの地域の環境・景観を背景に、歴史的建造物と一体となって、神楽や鉦(かね)太鼓おどりなどが各地で営まれており、尾道市固有の歴史的風致を形成しています。

広島県 竹原市

竹原市は、瀬戸内海の中央に位置し、平地部と山地部で構成され、市域の中央部には賀茂川が流れ瀬戸内海へ注いでいます。近世に先人が賀茂川河口の竹原湾を干拓し、潮の満ち引きを利用した入浜式塩田を導入すると全国有数の製塩地として発展しました。製塩を基盤として、酒造業や廻船業などの多角経営で財を成した富裕層が、その財を投じ、意匠に優れた建造物を構え、町並みを形成していきました。重要伝統的建造物群保存地区に選定されたこの地区では、蒲団太鼓や住吉祭の伝統行事や酒造りが行われ、竹原市固有の歴史的風致を形成しています。

三重県 明和町

明和町は、古くは全域が伊勢神宮の神領となっており、古代から中世にかけて、天皇の代わりに伊勢神宮の天照大神に奉仕するため、歴代天皇の即位ごとに伊勢に遣わされた「斎王」の御殿とその事務を取り扱う役所(斎宮寮)からなる「斎宮」が置かれていました。近世においては、「斎宮」があった斎宮村をはじめとした5か村は、伊勢神宮の直轄地(神宮領)として残り、伊勢神宮と密接な関わりを持って発展してきました。こうした歴史的背景から、斎王制度が廃絶した後も斎宮の旧跡地では、地域住民による保存顕彰活動が受け継がれています。また、町内には伊勢神宮との深い関わりのある土器や織物の生産や大淀祇園祭などの民俗行事が歴史的建造物と一体となって良好な歴史的風致を形成しています。

長野県 東御市

東御市は、古くは名馬の産地として、滋野一族をはじめとする有力武士が活躍し、江戸時代に上田藩領・祢津旗本領・小諸藩領に分かれ、異なる体制・歴史・社会情勢を背景に発展していく中で、特色豊かな地域が形成されました。祢津地域の大衆文化や、北御牧地域の用水管理と田園風景に加え、海野地域には、北国街道の宿場町から養蚕・蚕種業の町として栄えた海野宿のまちなみと、現在まで受け継がれてきた白鳥神社例祭等の活動が一体となった良好な市街地の環境が残されています。

 

認定された計画の詳細は、国土交通省ホームページでご覧になれます。

http://www.mlit.go.jp/crd/rekimachi/nintei/nintei.html

お問い合わせ先

農村振興局農村政策部農村計画課
担当者:土地利用計画班 久保、五味田
代表:03-3502-8111(内線5534)
ダイヤルイン:03-3502-6004
FAX:03-3506-1934

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