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プレスリリース

平成23年6月8日

農林水産省

東日本大震災について~調査結果が暫定許容値を上回る地域において刈取り、保管している牧草等の取扱い等について

牧草の放射性物質の調査の結果、暫定許容値を上回った地域の牧草等については給与を見合わせ保管するよう指導してきたところです。

今般、保管している牧草等の家畜への給与や処分等について通知を発出しました。

具体的な牧草等の取扱いについては以下のとおりです。

1 地域の調査結果を踏まえた保管牧草等の牛への給与

(1)刈り取った時点において、調査結果における放射性セシウムの濃度が5,000Bq/kgを上回っていた地域の保管牧草等については飼料利用せず処分する。

(2)刈り取った時点において、調査結果における放射性セシウムの濃度が300Bq/kgを上回り、かつ5,000Bq/kg以下であった地域の保管牧草等は、他の粗飼料との分別管理を徹底した上で、廃用時の飼養管理にも留意しつつ育成牛又は肉用繁殖雌牛へ給与することができる。
また、飼料利用する見込みのない保管牧草等については処分する。

2 保管牧草等の流通

刈り取った時点において、調査結果における放射性セシウムの濃度が300Bq/kgを上回り、かつ5,000Bq/kg以下であった地域の保管牧草等を流通させる際は、別添を参考に草種、刈取年月日、生産者の氏名又は名称及び住所、採草地の住所並びに当該調査結果を付した上で流通させること。

3 飼料利用しない保管牧草等の処分

飼料利用しない保管牧草等については、次により処分を行う。

(1) 刈り取った時点において、調査結果における放射性セシウムの濃度が5,000Bq/kgを上回っていた地域の保管牧草等

ア 福島県の浜通り地方及び中通り地方の一部

引き続き保管し、埋却、堆肥への混入、焼却、すき込み及び敷料利用は行わない。
また、今後の処分方法については、環境省等の関係機関が検討する当該地域の災害廃棄物の処分方法の検討結果等を踏まえ、処分方法を決定した段階で別途通知する。

イ 福島県のア以外の地方及び福島県以外の県

通常の一般廃棄物として埋却又は自治体が定める方法により処分することとし、堆肥への混入、すき込み及び敷料利用は行わない。
保管牧草等を包装しているラップフィルム等については、従来どおり通常の産業廃棄物として処分する。

(2) 刈り取った時点において、調査結果における放射性セシウムの濃度が300Bq/kgを上回り、かつ5,000Bq/kg以下であった地域の保管牧草等

ア 福島県の浜通り地方及び中通り地方の一部

引き続き保管し、埋却、堆肥への混入、焼却、すき込み及び敷料利用(育成牛又は肉用繁殖雌牛の敷料にする場合を除く)は行わない。
また、今後の処分方法については、環境省等の関係機関が検討する当該地域の災害廃棄物の処分方法の検討結果等を踏まえ、処分方法を決定した段階で別途通知する。

イ 福島県のア以外の地方及び福島県以外の県

通常の一般廃棄物として埋却若しくは自治体が定める方法により処分するか、又はそのままほ場にすき込む方法若しくはほ場内で腐熟化等した上でほ場にすき込む方法により処分して差し支えない。保管牧草等の堆肥への混入及び敷料利用(育成牛又は肉用繁殖雌牛の敷料にする場合を除く)は行わない。
保管牧草等を包装しているラップフィルム等については、従来どおり通常の産業廃棄物として処分する。

4 廃用を予定している牛への粗飼料の給与等

廃用を予定している牛については、乳用牛の最終分娩後や肉用繁殖雌牛の最終妊娠期間中において、原子力発電所事故発生後に刈り取った粗飼料は与えず、事故発生前に刈り取り、保管された粗飼料や輸入粗飼料など放射性物質を含まない粗飼料を給与し、水、空気、土壌等の環境からの放射性物質の摂取もあることに留意しながら計画的な飼養管理を行う。

また、当該牛を出荷しようとする場合や、その他の牛で飼養中の事故等によりと畜場への出荷を検討する場合、県等は「飼料から牛肉への放射性物質の移行の考え方」(平成23年6月8日付け畜水産安全管理課事務連絡)に基づいて、地域の粗飼料において検出された放射性物質の濃度や粗飼料の給与量から牛肉中の放射性物質の濃度を推定し、出荷を検討している農家に情報提供すること。推定の結果、牛肉の暫定規制値を上回るおそれがあるときは、と畜場への出荷は行わず、暫定規制値を上回るおそれがないと考えられるようになるまでの間、出荷を延期するよう指導する。

 

(添付資料)

(写)

23生畜第440号
平成23年6月8日

東北農政局生産経営流通部長殿
関東農政局生産経営流通部長殿

生産局畜産部畜産振興課長

調査結果が暫定許容値を上回る地域において刈取り、保管している牧草等の取扱い等について

現在、「原子力発電所事故を踏まえた粗飼料中の放射性物質の暫定許容値の設定等について」(平成23年4月14日付け23消安第456号畜水産安全管理課長通知)に基づき、牧草等の放射性物質調査が各都県において進められているところです。
また、「原子力発電所事故を踏まえた飼料生産・利用等について」(平成23年4月22日付け23生畜第186号畜産振興課長通知)により、各都県が実施する牧草等の放射性物質調査の結果、暫定許容値を上回った地域においては、汚染の心配の少ない再生草を確保するため、牧草等の早期の刈取りを行い、刈り取った牧草等については給与を見合わせ、保管するよう周知をお願いしてきたところです。
この度、当該通知に基づき保管している牧草等(以下「保管牧草等」という。)の取扱いや廃用を予定している牛への粗飼料の給与等に当たっての留意点を下記のとおり取りまとめましたので、貴局管内の各都県に対し、周知されるようお願いします。
なお、今後も、原子力発電所事故を踏まえた飼料の生産・利用等について知見の収集を図り、留意事項の見直しや追加を行うこととしておりますことを申し添えます。

1 地域の調査結果を踏まえた保管牧草等の牛への給与

(1) 刈り取った時点において、調査結果における放射性セシウムの濃度が5,000Bq/kgを上回っていた地域の保管牧草等については飼料利用せず、3により処分する。

(2) 刈り取った時点において、調査結果における放射性セシウムの濃度が300Bq/kgを上回り、かつ5,000Bq/kg以下であった地域の保管牧草等は、他の粗飼料との分別管理を徹底した上で、4にも留意しつつ育成牛又は肉用繁殖雌牛へ給与することができる。
また、飼料利用する見込みのない保管牧草等については、3により処分する。

2 保管牧草等の流通

刈り取った時点において、調査結果における放射性セシウムの濃度が300Bq/kgを上回り、かつ5,000Bq/kg以下であった地域の保管牧草等を流通させる際は、別添を参考に草種、刈取年月日、生産者の氏名又は名称及び住所、採草地の住所並びに当該調査結果を付した上で流通させること。

3 飼料利用しない保管牧草等の処分

1において飼料利用しない保管牧草等については、次により処分を行う。

(1) 刈り取った時点において、調査結果における放射性セシウムの濃度が5,000Bq/kgを上回っていた地域の保管牧草等

ア 福島県の浜通り地方及び中通り地方注

引き続き保管し、埋却、堆肥への混入、焼却、すき込み及び敷料利用は行わない。
また、今後の処分方法については、環境省等の関係機関が検討する当該地域の災害廃棄物の処分方法の検討結果等を踏まえ、処分方法を決定した段階で別途通知する。

イ 福島県のア以外の地方及び福島県以外の県

通常の一般廃棄物として埋却又は自治体が定める方法により処分することとし、堆肥への混入、すき込み及び敷料利用は行わない。
保管牧草等を包装しているラップフィルム等については、従来どおり通常の産業廃棄物として処分する。

(2) 刈り取った時点において、調査結果における放射性セシウムの濃度が300Bq/kgを上回り、かつ5,000Bq/kg以下であった地域の保管牧草等

ア 福島県の浜通り地方及び中通り地方注

引き続き保管し、埋却、堆肥への混入、焼却、すき込み及び敷料利用(育成牛又は肉用繁殖雌牛の敷料にする場合を除く)は行わない。
また、今後の処分方法については、環境省等の関係機関が検討する当該地域の災害廃棄物の処分方法の検討結果等を踏まえ、処分方法を決定した段階で別途通知する。

イ 福島県のア以外の地方及び福島県以外の県

通常の一般廃棄物として埋却若しくは自治体が定める方法により処分するか、又はそのままほ場にすき込む方法若しくはほ場内で腐熟化等した上でほ場にすき込む方法により処分して差し支えない。保管牧草等の堆肥への混入及び敷料利用(育成牛又は肉用繁殖雌牛の敷料にする場合を除く)は行わない。
保管牧草等を包装しているラップフィルム等については、従来どおり通常の産業廃棄物として処分する。

4 廃用を予定している牛への粗飼料の給与等

廃用を予定している牛については、乳用牛の最終分娩後や肉用繁殖雌牛の最終妊娠期間中において、原子力発電所事故発生後に刈り取った粗飼料は与えず、事故発生前に刈り取り、保管された粗飼料や輸入粗飼料など放射性物質を含まない粗飼料を給与し、水、空気、土壌等の環境からの放射性物質の摂取もあることに留意しながら計画的な飼養管理を行う。
また、当該牛を出荷しようとする場合や、その他の牛で飼養中の事故等によりと畜場への出荷を検討する場合、県等は「飼料から牛肉への放射性物質の移行の考え方」(平成23年6月8日付け畜水産安全管理課事務連絡)に基づいて、地域の粗飼料において検出された放射性物質の濃度や粗飼料の給与量から牛肉中の放射性物質の濃度を推定し、出荷を検討している農家に情報提供すること。
推定の結果、牛肉の暫定規制値を上回るおそれがあるときは、と畜場への出荷は行わず、暫定規制値を上回るおそれがないと考えられるようになるまでの間、出荷を延期するよう指導する。

注)田村市、福島市、郡山市、須賀川市、二本松市、伊達市、本宮市、白河市、川俣町、三春町、桑折町、国見町、大玉村、鏡石町、天栄村、西郷村、泉崎村、矢吹町及び棚倉町に限る。

(別添)

保管牧草を流通させる場合の表示例

A飼料

事項 内容
草種 ○○○グラスサイレージ
刈り取り年月日 ○年○月○日
生産者の氏名又は名称及び住所 ○○ ○○
○○町○○番地
採草地の住所 (主なほ場を記載)
当該地域の調査結果 ○月○日○○○Bq/kg

※牧草の刈り取り年月日の直前の結果を記入すること。
調査結果が不明な場合は最寄りの普及センター等に確認すること。

※当該粗飼料に貼り付け、もしくは流通時に添付するものとする。

 

お問い合わせ先

生産局畜産部畜産企画課
担当者:小倉、相田
代表:03-3502-8111(内線4925)
ダイヤルイン:03-6744-2399
FAX:03-3580-0078

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