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プレスリリース

平成23年4月29日

農林水産省

東日本大震災について~原発事故の影響下での農作物の作付に関するQ&A(畑作物)~

農林水産省は、麦類や豆類等の収穫・作付に関して、新たに「原発事故の影響下での農作物の作付に関するQ&A~畑作物~」を作成しました。

本件の本省ホームページへのアクセスは次のとおりです。

 

(添付資料)

原発事故の影響下での農作物の作付に関するQ&A~畑作物~

【現在栽培中の麦類】

1 現在栽培中の麦類の収穫については、制限はないのですか。

2 麦類を収穫した後に、わらを飼料として利用してもよいですか。

【賠償】

3 計画的避難区域及び緊急時避難準備区域で麦類の収穫や豆類等の作付ができない場合、賠償の対象となりますか。

【収穫後の検査】  

4 麦類、豆類等の収穫後の検査はどのように行いますか。

 【現在栽培中の麦類】 

  1 現在栽培中の麦類の収穫については、制限はないのですか。

 

1 現在栽培中の麦類の収穫作業を制限することは行いません。

2 ただし、避難区域では立ち入りが制限されることから、麦類の収穫作業を行うことができませんし、計画的避難区域でも、概ね1ヶ月を目途に計画的避難を実行するとされており、実態として、6月から始まる麦類の収穫作業は困難になると考えられます。

3 緊急時避難準備区域でも、自主的避難や区域に立ち入る際に常に緊急時に屋内避難等ができるようにすることが求められていることから、麦類の収穫作業についても、一定の制約を受けることがあるのではないかと考えられます。

4 また、出穂・開花時期の大気中の放射線やこれまでに土壌表面に降下した放射性物質の量などからみて必要な地域においては、収穫した麦類について、乾燥調製施設や集出荷施設でサンプルを採取の上検査し、食品衛生法上の暫定規制値を超える場合には出荷制限を行うことで安全を確保します。

5 以上に加え、これまでに降下した放射性物質の量が多い地域では、わらの取り扱いに留意する必要があることなど、収穫に際して技術的に対応すべき点について、早急にとりまとめてお知らせすることとします。

 

  2 麦類を収穫した後に、わらを飼料として利用してもよいですか。

 

1 わらを飼料として給与することについては、粗飼料中の暫定許容値を目安に利用が可能かどうか判断をする必要があります。

2 今後、大気中の放射線の量が通常より高いレベルで検出された地域については、各県が粗飼料中の放射性物質の濃度について、調査を行い、その結果を踏まえ、飼料利用についての指導を行うことにしていますので、それまでの間は家畜への給与を控えてください。

 【賠償】  

  3 計画的避難区域及び緊急時避難準備区域で麦類の収穫や豆類等の作付ができない場合、賠償の対象となりますか。

 

区域の性格上、計画的避難区域では、麦類の収穫や豆類等の作付が困難になるほか、緊急時避難準備区域でも、麦類の収穫や豆類等の作付には一定の制約がかかることが想定されます。原子力損害賠償紛争審査会で提示された1次指針では、政府の避難等の指示があったことにより、農業等の事業の継続に支障が生じた場合は、こうした営業損害は損害と認められるとされており、区域の設定により麦類の収穫や豆類等の作付ができない場合には、適切な賠償が行われるものと考えています。

 【収穫後の検査】  

  4 麦類、豆類等の収穫後の検査はどのように行いますか。

1 土壌中の放射性物質や大気中の放射線の量などからみて必要な地域については、収穫後に麦類、豆類等の分析を実施します。

2 どこで、どのようにサンプルを検査するかは、麦類の出穂・開花時期や麦類、豆類等の生産・流通実態を踏まえつつ、今後、関係県等と相談しながら、検討していくこととなります。 

お問い合わせ先

生産局生産流通振興課
担当者:堺田、内田
代表:03-3502-8111(内線4846)
ダイヤルイン:03-3502-5965
FAX:03-3502-4133

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