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プレスリリース

平成26年9月29日

農林水産省

御嶽山の噴火に伴う降灰等による農作物被害等に対する技術指導に当たっての留意事項について

9月27日からの御嶽山の火山活動に伴い、周辺地域への降灰が発生しています。

このため、農林水産省は、本日、火山活動に伴う農作物等被害をできるだけ最小限に止めるため、関東農政局及び東海農政局を通じて、各都県に対して関係機関と密接な連携をとり、適切な技術指導が行われるよう、通知を発出しました。

概要

9月27日からの御嶽山の火山活動に伴い、周辺地域へ降灰が発生しています。このため、火山活動に伴う農作物等被害をできるだけ最小限に止めるため、下記の事項に十分留意の上で、普及技術センター、病害虫防除所、市町村、農業協同組合等の関係機関と密接な連携をとり、生産現場でどのような影響が生じており、被害への対応について農家がどのような不安や疑問を有しているか等をきめ細かく把握し、急を要するものから順にメリハリのある技術指導が行われるよう徹底をお願いします。

なお、気象庁の発表する噴火警報等に十分留意し、噴石の降下等の危険が予測される場合は、農作業を行わないこと、降灰下で農作業を行う場合は、防護めがね、防塵マスク、火山灰が皮膚に触れないよう長そで、長ズボン、タオル等を着用すること、呼吸器系の疾病がある場合、特に注意することなど、人命を最優先に二次災害の防止を徹底するよう、併せて注意喚起をお願いします。

共通事項

1 降灰等が農作物に長期間付着すると生育に影響を及ぼすおそれがあるため、払落とし及び散水等によりできるだけ速やかな除去に努めてください。

2 火山灰のpHや成分の分析を行い、強酸性の場合はアルカリ資材(石灰等)を土壌に施用し中和してください(茶園を除く(注))。
   また、降灰は、乾くと固まりやすくなることから、土壌への降灰の堆積量が多いところでは除灰を検討してください。 

 (注)茶は、酸性土壌を好むこと、アルカリ資材が根に悪影響を与えるおそれがあることから、施用しないでください。

3 気象庁の発表する噴火警報等に十分留意し、噴石の降下等の危険が予測される場合は、農作業を行わないでください。降灰下で農作業を行う場合は、防護めがね、防塵マスク、火山灰が皮膚に触れないよう長そで、長ズボン、タオル等を着用してください。呼吸器系の疾病がある場合、特に注意してください。

 

野菜

1 収穫期の葉茎菜類は、被覆資材を降灰前にできるだけ被覆してください。収穫期のものは収穫を急いでください。

2 生育不良や野菜の品質が低下するおそれがあるため、作物体に積もった火山灰を散水等により速やかに除去してください。
   なお、散水にあたっては、葉等に火山灰が残らないよう、十分な水量を用いてください。

3 火山灰の除去終了後は、必要に応じて苦土石灰及び有機物等の施用により土壌改良を行ってください。

 

果樹

1 生育不良や果実品質の低下が起こるおそれがあるため、樹体に積もった火山灰の払落としや散水により速やかに除去してください。

2 火山灰が厚く積もった場合には、土壌の透水性の低下等が起こるため、中耕や土壌改良資材等の施用を行ってください。

 

花き

1 花き育苗床は、寒冷しゃ、ビニール等被覆資材で被覆ができるよう準備し、降灰に備えてください。
2 火山灰が茎葉に長時間付着すると生育不良をきたすおそれがあることに加え、降雨により、火山灰が固まるため、散水等により速やかに除去してください。

 

施設園芸

1 ハウスに火山灰が堆積すると光量が低下して生育に影響を及ぼし、また、換気窓の開閉が困難になるなどの可能性があるため、動力噴霧器による高圧の散水等により、降灰の都度火山灰をこまめに除去してください。

2 施設内の換気を行う場合は、火山灰の入り込みを考慮して行ってください。
   また、火山灰が換気扇や暖房機等の運転の妨げとならないよう施設周辺機器の点検を励行してください。
3 高所での作業の際には転落事故が起きないよう十分注意してください。

 

火山灰が葉に付着している場合には、散水等により除灰に努めてください。

 

そば、水稲、大豆

株に灰が付着したまま収穫等の機械作業を行うと、機械の吸気システムの故障や、刈取り刃の損傷等が生じやすくなるので、灰の除去など機械の整備に努めてください。

 

畜産(飼料作物)

1 火山灰を多く含む飼料の給与は下痢等を起こすことがあるため、降雨や風による除去状況を踏まえて、極力、火山灰が混入しないよう飼料作物の収穫及び稲わらの収集を行うとともに、付着していないものと混合して給与することなどにより飼料中の火山灰の低減に努めてください。

2 サイレージ調製時に必要に応じ添加剤を使用するなど品質の確保に努めてください。

3 降灰後の状況に応じて掃除刈りや施肥等を行い、来年度の生育の確保に努めてください。

 


 

 

お問い合わせ先

生産局農産部農業環境対策課鳥獣災害対策室
担当者:横地、角張、上杉(全般)
代表:03-3502-8111(内線4772)
ダイヤルイン:03-3591-4958
FAX:03-3502-0869

生産局農産部園芸作物課
担当者:秋葉、大倉(野菜、果樹、花き、施設園芸)
代表:03-3502-8111(内線4825)
ダイヤルイン:03-6744-2113
FAX:03-3502-0889

生産局農産部地域作物課
担当者:今野、野津(施設園芸、茶、そば)
代表:03-3502-8111(内線4843)
ダイヤルイン:03-3502-5963
FAX:03-3593-2608

生産局畜産部畜産振興課草地整備推進室
担当者:杉山、松永(飼料作物)
代表:03-3502-8111(内線4916)
ダイヤルイン:03-3502-5993
FAX:03-3502-8294

生産局農産部穀物課
担当者:佐藤、西村(水稲、大豆)
代表:03-3502-8111(内線4824)
ダイヤルイン:03-3502-5959
FAX:03-6744-2523

生産局農産部技術普及課
担当者:齊賀、江頭(農作業安全全般)
代表:03-3502-8111(内線4774)
ダイヤルイン:03-6744-2111
FAX:03-3597-0142

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