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農林水産省

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プレスリリース

有機酒類に有機JASマークの表示ができるようになります!

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令和4年9月30日
農林水産省
~有機酒類の輸出拡大に向けて~

これまでJASの対象ではなかった有機酒類について、JAS法の改正により、令和4年10月1日(土曜日)からJAS認証を取得すると、有機JASマークの表示ができるようになります。

1.背景

米国・EU等の海外市場においては、有機食品の人気が高く、野菜、果実などの生鮮食品に加えて、加工食品でも有機製品が高値で販売されるなど、その市場が拡大しています。
現在、農産物及び農産物加工品は、米国、カナダ、EU等と、JAS法(※)に基づく有機認証制度の同等性(同等の水準にあると認められていること)を締結しています。そのため、日本において有機JAS認証を取得することで、輸出先国・地域の有機認証を別途取得しなくても、有機農産物等として輸出することが可能です。
一方、酒類は、これまでJAS法の対象ではなかったため、農産物等とは異なり、諸外国との有機同等性の対象外となっていました。

2.今後期待されること

今般、JAS法が改正され、令和4年10月1日から有機加工食品のJAS規格の対象に有機酒類が追加されることとなりました。このため、有機酒類も、有機加工食品のJAS認証を取得すると、有機JASマークの表示ができるようになります。
なお、10月1日以降も、有機酒類は、主要市場国・地域との間に締結されている有機同等性の対象品目ではありません。そのため、農林水産省は、財務省と連携しながら、海外の主要市場国・地域との間で、有機酒類の同等性の相互承認に向けても取り組んでまいります。

日本農林規格等に関する法律(昭和25年法律第175号)
(参考)
〇JAS法改正の概要について
https://www.maff.go.jp/j/jas/r4_jashou_kaisei.html

〇2022年10月1日から有機酒類に有機JASマークの表示ができるようになりました!
(令和7年10月1日以降、酒類に「有機」、「オーガニック」等と表示するには、有機JAS認証を取得し、有機JASマークを付すことが必要)
https://www.maff.go.jp/j/jas/jas_kikaku/attach/pdf/yuuki-37.pdf(PDF : 397KB)

〇有機同等性について
https://www.maff.go.jp/j/jas/jas_kikaku/attach/pdf/yuuki-135.pdf(PDF : 99KB)

お問合せ先

新事業・食品産業部食品製造課基準認証室

担当者:規格第1班 酒瀬川、大嶋、山本
代表:03-3502-8111(内線4481)
ダイヤルイン:03-6744-7139

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