このページの本文へ移動

農林水産省

メニュー

プレスリリース

「東アジア植物品種保護フォーラム」における10年戦略の採択について

  • 印刷
平成30年8月8日
農林水産省

平成30年8月1日(水曜日)にフィリピンで開催された「東アジア植物品種保護フォーラム(East Asia Plant Variety Protection Forum)」の第11回本会合において、東南アジア諸国を含む全ての参加国が植物新品種保護国際同盟(UPOV)に加盟することを目指す共通方針を定めた「10年戦略(10-Year Strategic Plan)」が採択されました。
今後、同フォーラムでは、10年戦略に基づく活動を重点的に実施することにより、東アジア地域全体にUPOV条約に基づく植物品種保護制度の導入が促進されることが期待されます。

1.概要

我が国は、東アジア地域の植物品種保護制度の整備・充実を目的として、ASEAN10か国+日中韓の13か国から成る「東アジア植物品種保護フォーラム」を2007年に設立し、植物品種保護システム導入やUPOV加盟がもたらすメリットの理解を促すための意識啓発、人材育成、法令協議等の活動を支援してきました。 
フォーラム設立から10年が経過し、UPOV非加盟国が多い東南アジア諸国においても、ミャンマー、ブルネイの植物品種保護法について、2017年10月のUPOV理事会においてUPOV条約との整合性が認められるなど、植物品種保護制度の整備に向けた動きが見られます。
このため、平成30年8月1日(水曜日)、今後10年のフォーラムの活動を戦略的に展開すべく、全てのフォーラム参加国のUPOV加盟達成に向け、各国がUPOV条約に則した植物品種保護制度を整備すること等を共通方針とする「10年戦略」を採択しました。今後、フォーラムでは、10年戦略を踏まえて各国が策定する実施戦略に基づく活動や、各国の出願・審査手順の調和に向けた地域協力活動を重点的に実施していくこととしています。

2.フォーラムの10年戦略の意義

植物品種保護制度は、知的財産権である植物新品種の育成者権を保護・活用する制度であり、新品種の開発・流通を促すことで農業の発展に寄与する重要な制度です。UPOV条約は、この植物品種保護制度に関する基本原則を定めた国際ルールです。
我が国の品種の海外への持ち出しが問題となっていますが、国際ルールに基づく適切な品種保護を行う仕組みがないUPOV非加盟国では、持ち出された新品種の種苗が無断で増殖や栽培されるおそれもあります。
東南アジア地域において植物品種保護制度が整備され、我が国の新品種の保護・活用の環境が整うことは、我が国の農業にとって重要であることから、我が国はこれまでも東アジア各国のUPOV条約加盟を促進してきたところです。今後、UPOV事務局、他のUPOV加盟国や関係機関と連携しつつ、東アジア植物品種保護フォーラムの10年戦略に基づく活動を重点的に支援することにより、東アジア地域全体でUPOV条約に基づく植物品種保護制度の整備が促進されることが期待されます。

集合写真

本会合参加メンバー

発言するブルネイ代表

各国代表による発言

3.参考

<プレスリリース>
ブルネイ及びミャンマーの植物の新品種の保護に関する国際条約(UPOV条約)加盟に向けた進展について
http://www.maff.go.jp/j/press/shokusan/chizai/171027.html 


<添付資料>
1.東アジア植物品種保護フォーラムについて(PDF : 279KB)
2.UPOV条約について(PDF : 214KB)
3.東アジア植物品種保護フォーラムの10年戦略の概要(PDF : 165KB)
4.東アジア植物品種保護フォーラムの10年戦略(PDF : 26KB)
5.東アジア植物品種保護フォーラムの運営規則(PDF : 62KB)

お問合せ先

食料産業局知的財産課種苗室

担当者:国際品種保護班 鈴木、河野
代表:03-3502-8111(内線4289)
ダイヤルイン:03-6738-6444
FAX番号:03-3502-6572

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。

Get Adobe Reader