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プレスリリース

平成27年5月27日

農林水産省

国際獣疫事務局(OIE)による牛疫ウイルス所持施設の認定について

フランス・パリで開催中の第83回国際獣疫事務局(OIE)総会において、平成27年5月26日(火曜日)(現地時間)、国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構 動物衛生研究所を「牛疫ウイルス所持施設」として認定することが承認されました。

経緯及び概要

  1. 牛疫は致死率、感染力とも高く、かつて世界中で最も恐れられた家畜の伝染病です。我が国においても、明治期には延べ7万頭以上の牛が犠牲になりましたが、明治政府の牛疫に対する防疫体制の整備が功を奏し、1922年が最終発生となっています。また、東アジアにおける牛疫の撲滅には、我が国が開発したワクチンが大きく貢献しており、なかでも現在製造されているワクチンは、牛疫に感受性が高い和牛や朝鮮半島の在来種牛でも安全であることが確認されている唯一のワクチンです。
  2. 世界でも、アフリカでの発生を最後に、2011年に世界からの牛疫撲滅が宣言されており、検査室が保持する牛疫ウイルスについては廃棄又は国際獣疫事務局(OIE)※1及び国際連合食糧農業機関(FAO)が安全性を確認した認定施設で隔離管理する動きとなっています。我が国では、牛疫が再流行した場合に備えて、農研機構動物衛生研究所※2で診断及びワクチンを提供する体制を備えており、その高度な隔離管理体制とワクチン開発・製造実績が評価され、アジア地域唯一の「牛疫ウイルス含有物質の所持施設(牛疫ウイルスの所持及びワクチンの製造・保管施設)」に認定されることが承認されました。
  3. 世界では、我が国を含めアジア、ヨーロッパ、アメリカ、アフリカ地域の4か国(日本、英国、米国、エチオピア)の牛疫ウイルス所持施設が承認されました。OIE総会での正式な承認を受け、今後、6月中に正式認定される予定です。

※1 OIEは、1924年に発足した世界の動物衛生の向上を目的とする国際機関であり、平成27年5月現在180か国・地域が加盟しています。また、WTO/SPS協定上、動物衛生及び人獣共通感染症に関する国際基準の設定機関とされています。
※2 国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構 動物衛生研究所 海外病研究施設(小平市)及び本所(つくば市)

・OIE: World Organisation for Animal Health
・FAO: Food and Agriculture Organization of the United Nations
・WTO: World Trade Organization
・SPS協定: WTO Agreement on the Application of Sanitary and Phytosanitary Measures

その他

(参考)

牛疫についての詳細はこちらのページを御覧ください。

http://www.maff.go.jp/j/syouan/douei/eisei/index.html

 

国際獣疫事務局(OIE)(農林水産省ホームページ)

http://www.maff.go.jp/j/syouan/kijun/wto-sps/oie.html

 

お問い合わせ先

消費・安全局動物衛生課国際衛生対策室
担当者:三宅、鎌川
代表:03-3502-8111(内線4581)
ダイヤルイン:03-3502-5994
FAX:03-3502-3385

農研機構動物衛生研究所 
担当者:吉田、井上
ダイヤルイン:029-838-7708
FAX: 029-838-7709

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