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プレスリリース

平成24年10月26日

農林水産省

佐野 元彦における不適正な有機加工食品の名称の表示に対する措置について

農林水産省は、佐野 元彦(静岡県富士宮市下条1705番地)が、有機加工食品でない原料茶(有機でない原料)を使用し、また、JAS法に基づく認定事業者でないにもかかわらず、煎茶に不正に有機JASマークを付し、名称欄に有機等と表示し販売していたことを確認しました。
このため、本日、佐野 元彦に対し、JAS法に基づき行政処分を行うとともに、刑事告発しました。

1 経緯

  1. 関東農政局 静岡地域センター及び独立行政法人 農林水産消費安全技術センター横浜事務所が、平成24年5月24日及び6月14日に、佐野元彦に対し立入検査を行いました。
  2. この結果、農林水産省は、佐野元彦が以下の行為を行っていたことを確認しました。

(1)  自らを製造者とする煎茶(商品名「高級煎茶やぶきた」及び「特選やぶきた」)について、有機加工食品の日本農林規格(平成17年10月27日農林水産省告示第1606号)による格付を受けていない原料(有機でない原料)を使用したにもかかわらず、名称欄に「有機栽培やぶきた茶」等と表示し、少なくとも平成22年5月26日から平成24年4月30日までの間に、高級煎茶やぶきた1,100袋(110kg)、特選やぶきた1,420袋(142kg)を一般消費者向けに販売していたこと。

(2)  (1)の商品について、平成22年5月26日付けで登録認定機関から有機加工食品の生産行程管理者の認定を取り消されたにもかかわらず、不正に格付の表示(有機JASマーク)を付していたこと。

2 措置

佐野 元彦が行った上記(1)の行為は、「JAS法第19条の15第2項」の規定に、また、上記(2)の行為は「JAS法第18条第1項」の規定に、それぞれ違反するものです。
このため、農林水産省は、佐野元彦に対し、「JAS法第19条の16」の規定に基づき、次の(1)のとおり不適正な有機の名称の表示又はこれと紛らわしい名称の表示の除去又は抹消を命ずるとともに、次の(2)から(5)までのとおり業務を改善するよう、併せて指導しました。
なお、農林水産省関東農政局長は、佐野 元彦が行った上記(2)の行為について、静岡県富士宮警察署長に対し、佐野 元彦を刑事告発しました。

(1) 佐野 元彦が販売する全ての食品について、直ちに表示の点検を行い、不適正な有機の名称の表示又は有機と紛らわしい名称の表示については、当該表示を除去又は抹消すること。

(2) 佐野 元彦が販売する全ての食品について、直ちに表示の点検を行い、不適正な有機JASマークが付されている場合は、除去又は抹消すること。

(3) 佐野 元彦が販売した煎茶について、不適正な有機の表示及び不適正な有機JASマークが付されていた主たる原因として、佐野 元彦における有機JAS制度に関する認識が欠如していたこと及び食品表示のチェックに不備があったと考えざるを得ないことから、これを含めた原因の究明・分析を徹底すること。

(4) (3)の結果を踏まえ、有機JAS制度について、自らを含めた茶生産・加工に従事する者に対して啓発を行い、その遵守を徹底するとともに、佐野 元彦による食品表示のチェックの強化、拡充等の再発防止対策を実施すること。

(5) (1)から(4)までに基づき講じた措置について、平成24年11月26日までに農林水産大臣宛て提出すること。

(参考)
本件については、関東農政局でも同様のプレスリリースを行っています。

<添付資料>(添付ファイルは別ウィンドウで開きます。)

お問い合わせ先

消費・安全局表示・規格課食品表示・規格監視室
担当者:江渡、神田
代表:03-3502-8111(内線4622)
ダイヤルイン:03-6738-6555
FAX:03-3502-0594

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