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プレスリリース

平成21年4月8日

農林水産省

プラムポックスウイルスによるウメの病気の発生の確認と対応について

本年4月1日、東京都青梅市のウメに、これまで我が国で報告のなかった、プラムポックスウイルス注)による植物の病気の発生が確認されました。
このウイルスは、アブラムシにより媒介されることから、農林水産省と東京都は、この病気が発生した園地では、ウイルスを媒介する可能性のあるアブラムシの防除を徹底する等、まん延防止策を講じています。
農林水産省と東京都は、ウメの新葉が出始める4月中旬以降から青梅市におけるこの病気の発生範囲を特定するための調査を行います。併せて、全国での発生状況を把握するための調査を実施します。

なお、このウイルスは果実からウメ、モモ等の植物へ感染することはありません。
また、このウイルスは植物に感染するものであり、ヒトに感染しませんので、果実を食べても健康に影響はありません。

1.経緯

(1)本年3月18日、東京都から農林水産省に、「東京大学植物病院が、青梅市で栽培され、葉の輪紋や花弁の斑入り症状が見られたウメが、プラムポックスウイルス(資料1)に感染しているものと診断した」と、報告がありました。このウイルスは、モモやスモモ等の果樹類に感染するものですが、我が国ではこれまで検出されたことがありませんでした。

(2)農林水産省は、上記の連絡を受け、3月20日及び24日に東京都と共同で、このウイルスが検出された樹が植えられている園地及びその周辺の園地において緊急調査を行い、花弁にこのウイルスによる病徴が見られる枝を中心に試料を採取しました。

(3)試料についてエライザ法及びPCR法により検定を行った結果、4月1日、これらの園地の花弁が、このウイルスに感染していることを確認しました。

2.対応

(1)この病気は、アブラムシがウイルスを媒介することにより広がることが科学論文で報告されています。そのため農林水産省はただちに東京都に対して、この病気の発生が確認された園地におけるアブラムシの防除の徹底等、まん延防止策を実施するよう要請しました。

(2)この病気のまん延を効果的に防止するためには、発生範囲を特定し病気の封じ込めを行うことが重要です。農林水産省と東京都は青梅市におけるこの病気の発生範囲を特定するための調査を、病徴の確認が可能な新葉が出始める4月中旬以降に実施します。

(3)また、他の地域におけるこの病気の発生の有無を知るため、(2)の調査と並行して、ウメ、モモ、スモモ等の生産地を中心に全国的な発生調査を実施します。

(4)以上の調査結果に基づき、学識経験者の意見を聞きつつ、今後の防除対策を進めることとしています。

3.生産者及び消費者の方へ

  • なお、このウイルスは果実からウメ、モモ等の植物へ感染することはありません。
  • また、このウイルスは植物に感染するものであり、ヒトに感染しませんので、果実を食べても健康に影響はありません。

 注) このウイルスの正式和名はまだ決定されていませんが、正式英名である「plum pox virus」の音訳である「プラムポックスウイルス」を用いました。

お問い合わせ先

消費・安全局植物防疫課
担当者:相原、塚本
代表:03-3502-8111(内線4564)
ダイヤルイン:03-3502-5976
FAX:03-3502-3386

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