ホーム > 報道・広報 > 報道発表資料 > 麦類のデオキシニバレノール・ニバレノール汚染低減のための指針の策定について
![]()
平成20年12月17日
農林水産省
|
我が国は、麦類(小麦及び大麦)の生育後期に降雨が多く、赤かび病がまん延しやすいため、その病原菌が産生するデオキシニバレノール(PDF:185KB)・ニバレノール(PDF:233KB)汚染がおこる可能性があります。このため、麦類の生産段階(栽培、乾燥調製、貯蔵)において、赤かび病防除、赤かび病被害粒の選別等により、汚染低減を図ることが不可欠です。 農林水産省は、デオキシニバレノール・ニバレノールの汚染低減を目的として、農業者、関係団体等が生産現場で実際に実施できる取組を「麦類のデオキシニバレノール・ニバレノール汚染低減のための指針」としてとりまとめましたので、お知らせします。 |
食品の安全性向上のためには、生産から消費にわたって(「生産現場から食卓まで」)必要かつ適切な措置をとるフードチェーンアプローチが有効であるというのが国際的な共通認識です。
WTOのSPS協定は、コーデックス委員会の勧告を食品の安全確保に関する唯一の参考規格としています。このコーデックス委員会が定めた食品中の汚染物質に関する原則は、食品の汚染を防止・低減するため、生産段階における適切な措置等に関する指針を作成すべきとしています。
このため、農林水産省は、この考え方に則り、生産段階における汚染防止・低減のための指針の策定に取り組んでいます。
農林水産省は、麦類のデオキシニバレノール・ニバレノール汚染による健康被害の発生を未然に防止するため、科学的データに基づき、農業者、関係団体等が生産現場で実際に実施できる取組を指針案としてとりまとめました。
これについては、[1]パブリックコメントの実施、[2]リスク管理検討会(消費・安全局長の私的懇談会)の開催による消費者、流通関係者、生産者団体等からの幅広い意見を踏まえた上で、指針として公表したものです。
指針の主な構成は以下のとおりです。
1.赤かび病防除のための取組事項
(1)品種の選択
(2)生育状況の把握
(3)防除適期
(4)農薬の選択
2.栽培管理・乾燥調製等の工程における取組事項
(1)適期における適切な収穫の励行
(2)前作の作物残さ等の適切な処理
(3)適切な乾燥調製の実施
3.かび毒検査の活用
指針の詳細な内容は、<添付資料>をご覧下さい。また、具体的な科学的データを盛り込んだ「指針活用のための技術情報」を作成しましたので、併せてご覧下さい。
指針については、都道府県、関係団体等に周知しました。今後、指針の内容を、産地の実情に応じて、栽培基準、栽培マニュアル、防除指針等にとり入れるとともに、各産地で取り組まれている生産工程管理の点検項目にデオキシニバレノール・ニバレノール汚染低減対策を追加するなどにより、取組を推進していくこととしています。
本指針の内容を反映させた「基礎GAP(麦)」の改訂版は、<添付資料>をご覧下さい。
<添付資料>(添付ファイルは別ウィンドウで開きます。)
![]()
消費・安全局農産安全管理課
担当者:生産安全班 伊澤、湯地
代表:03-3502-8111(内線4507)
ダイヤルイン:03-3592-0306
FAX:03-3580-8592