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プレスリリース

平成21年2月17日

農林水産省

平成19年度かび毒含有実態調査の結果について

食品の安全性に関する有害化学物質のサーベイランス・モニタリング中期計画」(平成18年4月20日公表)に基づき、平成19年度国産穀類(米、小麦、大麦)及び小麦加工品のデオキシニバレノール、ニバレノール、ゼアラレノン及びオクラトキシンA含有実態調査を実施しました。

この結果を用いて、かび毒毎に大人1人、1日当たりの平均的な摂取量を試算したところ、専門機関が定めた健康に悪影響がでない量のそれぞれ数パーセント程度であり、国民の健康に悪影響を及ぼすことはないと結論しました。

1 調査の目的

リスク管理措置の検討の基礎資料とするため、国産穀類のデオキシニバレノール(DON)、ニバレノール(NIV)、ゼアラレノン(ZEA)及びオクラトキシンA(OTA)並びに小麦加工品のDON及びNIVについて、全国的に含有実態を調査しました。

2 国産穀類のかび毒含有実態調査 【別紙1】

(1) 試料

DON及びNIVは平成19年産の小麦100点及び大麦10点、ZEAは平成19年産の小麦100点、OTAは平成18年産の米及び小麦各100点を試料として、収穫量等に応じて全国の乾燥調製施設等で採取しました。

(2) 結果

[1] 含有濃度
穀類の種類毎の平均値及び最高値は以下のとおりです。小麦の試料については、厚生労働省が定めたDONの暫定的な基準値(1.1 mg/kg)を超える濃度のものはありませんでした。 

 

 

[2] 摂取量の推定
かび毒毎に今回調査した国産穀類からの大人1人、1日当たりの平均的な摂取量を試算した結果は以下のとおりです。各かび毒の摂取量は、専門機関が定めた健康に悪影響がでない量(「耐容摂取量」といいます。)(注)の数パーセント程度であり、国民の健康に悪影響を及ぼすことはないと結論しました。

 

  

3 小麦加工品のかび毒含有実態調査 【別紙2】

(1)  試料

パン類50点、うどん類60点、中華めん類30点、即席中華めん20点、パスタ類20点及びビスケット類10点を試料として、全国の主要な地域のスーパー等で購入しました。

(2) 結果

[1] 含有濃度
小麦加工品毎の平均値及び最高値は以下のとおりです。DON含有濃度はほとんどの試料が定量限界未満を示し、最高値はパスタ類の0.10 mg/kgでした。NIV含有濃度はすべての試料が定量限界未満でした。

 

 

[2] 摂取量の推定
今回調査した小麦加工品からの大人1人、1日当たりの平均的な摂取量を試算した結果は以下のとおりです。各かび毒の摂取量は、耐容摂取量の数パーセント程度であり、国民の健康に悪影響を及ぼすことはないと結論しました。

 

 

4 今後の対応

我が国では、気象条件によっては麦類のDON及びNIV汚染がおこる可能性があります。農林水産省は、「麦類のDON・NIV汚染低減のための指針」(平成20年12月公表)に基づく取組を推進し、より一層の汚染低減に取り組んでいます。

今後は、指針の効果を検証するため、DON及びNIV含有実態調査を継続することとしてます。

また、ZEA、OTA等についても、国産穀類等の全国的な含有実態及び年変動を把握するため、実態調査を継続することとしています。

  

 (参考)

(注)WTO/FAO合同食品添加物専門家会議(JECFA)などが、かび毒など汚染物質について、動物試験の毒性データなどに基づいて安全性評価を行い、人が毎日一生食べ続けても健康に悪影響がでない量(耐容摂取量)を設定しています。 

 

お問い合わせ先

消費・安全局農産安全管理課
担当者:調査官 岡田 生産安全班 伊澤、湯地
代表:03-3502-8111(内線4507)
ダイヤルイン:03-3592-0306
FAX:03-3580-8592

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