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プレスリリース

平成27年7月1日

農林水産省

「平成25年度野菜中のダイオキシン類の実態調査」の結果について

農林水産省は、平成25年度に野菜等に含まれるダイオキシン類の実態調査を行いました。その結果、野菜中のダイオキシン類濃度は平成22年度の調査結果と同程度でした。また、野菜からのダイオキシン類摂取量をダイオキシン類濃度が高い品目を用いて推定した結果、耐容一日摂取量の百分の一未満となり、野菜類から摂取されるダイオキシン類による健康リスクは小さいと考えられます。

1.調査の背景

農林水産省は、「ダイオキシン対策推進基本指針」(平成11年3月ダイオキシン対策関係閣僚会議決定)及び「食品の安全性に関する有害化学物質のサーベイランス・モニタリング中期計画」(平成18年4月20日、平成22年12月22日公表)に基づき、農畜水産物中のダイオキシン類濃度の実態を調査しています。

農産物の汚染については、大気中の粒子などに結合したダイオキシン類が植物の上から降りかかること等が原因と考えられています。そのため、農産物中のダイオキシン類濃度の経年的変化を見るための調査を平成15年度から行っており、平成22年度までの調査結果では濃度が増減していないことが分かっています。

 2.調査結果(概要)

農産物中のダイオキシン類濃度の経年変化を把握するため、環境影響を受けやすいと考えられる露地栽培の非結球葉菜類等(ほうれんそう、こまつな等)を前回調査した平成22年度の調査結果と比較したところ、統計的に有意な差は見られませんでした。

ダイオキシン類は脂溶性であるため、農産物から摂取されるダイオキシン類の量は魚介類や肉に比べて非常に少ないことが過去のデータより知られています。今回、野菜類からのダイオキシン類摂取量をダイオキシン類濃度の高い品目のデータを用いて推定しましたが、ダイオキシン類の耐容一日摂取量と比較して百分の一未満と低かったため、野菜類から摂取されるダイオキシン類による健康リスクは小さいと考えられます。

3.今後の対応

農林水産省は、引き続き農畜水産物中のダイオキシン類の経年変化を見るため、中期計画に基づき、継続して農畜水産物の実態を調査する予定です。

(参考)食品からのダイオキシン類一日摂取量調査について

厚生労働省が平成25年度に実施した食品からのダイオキシン類一日摂取量調査(平成26年10月23日公表)では、我が国における農畜水産物を含む食品全体からのダイオキシン類の摂取量は0.58 pg-TEQ/kg体重/日で、耐容一日摂取量(4 pg-TEQ/kg体重/日)より低いと報告されています。

1) 耐容一日摂取量(TDI: Tolerable Daily Intake)

人が生涯にわたり毎日摂取しても健康に悪影響が現れないと判断される一日当たりの摂取量。

2) pg(ピコグラム)

1兆分の1グラム

3) TEQ(毒性等量: Toxic Equivalent Quantity)

ダイオキシン類は種類ごとに毒性の強さが異なるため、摂取したダイオキシン類の量は、種類ごとの毒性の強さを換算する係数を乗じて得た値を総和した値(毒性等量)として表示。

その他

農林水産省 「農畜水産物中のダイオキシン類の実態調査結果について」

http://www.maff.go.jp/j/syouan/tikusui/gyokai/g_kenko/busitu/tikusui_dioxin.html

環境省 「ダイオキシン類対策」

http://www.env.go.jp/chemi/dioxin/(外部リンク)

厚生労働省 「食品中のダイオキシン対策について」

http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/shokuhin/kagaku/dioxin/index.html(外部リンク)

お問い合わせ先

消費・安全局農産安全管理課
担当者:土壌汚染防止班 小林、浜砂
代表:03-3502-8111(内線4507)
ダイヤルイン:03-3592-0306
FAX:03-3580-8592

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