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農林水産省

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プレスリリース

「コメ中のカドミウム低減のための実施指針」の改訂について

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平成30年1月12日
農林水産省

農林水産省は、日本人の主食であるコメの安全性をさらに高めるため、「コメ中のカドミウム低減のための実施指針」に、カドミウム低吸収性イネの利用を対策技術として加える改訂を行いました。

1.経緯

我が国は、火山活動などの結果として、カドミウムが土壌中に広く存在しており、根から吸収されて農産物に移行することが知られています。コメは日本人にとって主要な食品であるため、農林水産省は、都道府県や生産者の方々と協力して、イネのカドミウムの吸収が抑制される湛水管理や、土壌がカドミウムに汚染された地域における客土等の低減対策を推進してきました。この結果、国産のコメ中のカドミウム濃度が以前よりも低くなりました。
平成23年8月には、農家に営農指導する立場にある者を対象として、「コメ中のカドミウム濃度低減のための実施指針」(以下「指針」という。)を策定し、指針に基づく対策の普及を進めてきたところです。 

2.改訂のポイント

平成23年8月に指針を公表して以降、国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構(以下「農研機構」という。)により、生育特性、収量、外観、食味等がコシヒカリとほぼ同等で、土壌中のカドミウムをほとんど吸わないイネ品種「コシヒカリ環1号」が開発され、平成27年に品種登録されました。現在、各地方自治体や農研機構等が、主要品種と「コシヒカリ環1号」との交配により、土壌中のカドミウムをほとんど吸収しない様々なイネ品種の開発を進めています。今後、こうした低吸収性イネの開発と普及を進めることにより、コメ中のカドミウム濃度をさらに低くでき、国民のカドミウム摂取量も低減できると考えています。
このため、コメの食品としての安全性をさらに高めるため、カドミウム低吸収性イネの利用を、対策技術として指針に加えました。

3.指針の活用によるカドミウムの低減

農林水産省は、都道府県、関係団体等とともに、改訂した指針を活用してコメ中のカドミウム低減対策の実施を進めます。対策の実施後、コメ中のカドミウムの含有実態を調査し、指針に基づく低減対策の有効性を検証します。

4.参考

農林水産省ウェブページ「食品中のカドミウムに関する情報」
http://www.maff.go.jp/j/syouan/nouan/kome/k_cd/index2016.html


<添付資料>
コメ中のカドミウム低減のための実施指針(PDF : 1,098KB)

お問合せ先

消費・安全局農産安全管理課

担当者:土壌汚染防止班 小田、牛田
代表:03-3502-8111(内線4507)
ダイヤルイン:03-3592-0306
FAX番号:03-3580-8592

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