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プレスリリース

平成23年4月11日

農林水産省

国内産農産物における農薬の使用状況及び残留状況調査結果について

 農林水産省が平成21年度に実施した農薬の適正使用・管理を確認するための標記調査について、結果を公表します。

使用状況調査においては、調査した農家のほとんどが適正に農薬を使用していることが確認されました。また、残留状況調査においては、分析した農産物のうち、2検体を除いて、食品衛生法による残留基準値を超えるものがないことが確認されました。

今回残留基準値を超過して農薬を含有していた農産物は、通常摂食する量を摂取しても健康に影響を及ぼすおそれはありません。

  調査目的と結果

農薬の適正使用の推進、農産物の安全性の向上に関する施策の企画立案のための基礎資料を得ることを目的として、農産物を生産している農家における農薬の使用状況及び産地段階における農産物への農薬の残留状況の調査を実施しました。

(1) 農薬の使用状況

4,735戸の農家について農薬の使用状況の調査を行いました。その結果、4,718戸(99.6%)で農薬が適正に使用されていることが確認されました。昨年に引き続き、ほぼすべての農家で農薬が適正に使用されており、生産現場における農薬の適正使用についての意識が高いと考えられます。本来使用してはいけない農作物に農薬を使用するなど不適正な使用のあった農家に対しては、地方農政事務所等及び都道府県が農薬の適正な使用について改めて指導を行いました。

(2)農薬の残留状況

1,422検体の農産物について残留農薬の分析を行いました。その結果、2検体を除いて、農薬の残留濃度は食品衛生法による残留基準値を超えていませんでした。これは、ほとんどの農家が適正に農薬を使用しているとした農薬の使用状況調査結果を反映していると考えられます。

残留基準値を超えた試料は、さやいんげん96検体中1検体と、にら99検体中1検体でした。これらについては、関係都道府県に情報提供を行うとともに、上記(1)の調査内容の確認と合わせてさらに調査しました。

その結果、さやいんげんについては、さやいんげんに使用してはいけない農薬を使用した結果、この農薬が検出されたものと考えられます。また、にらについては、使用した農薬の代謝物が残留基準値をやや超えて検出されました。このにらを生産した農家は、当該農薬を使用基準どおりに使用していました。本来であれば、さらなる原因究明を行いたいところですが、当該農薬のにらへの使用が、昨年10月に登録削除されたため、今後は、このような問題が発生することはありません。

なお、今回の調査で残留基準値を超過して農薬を含有していた農産物は、通常摂食する量を摂取しても健康に影響を及ぼすおそれはありません。

調査結果を受けた対応

(1) 都道府県等にこの結果を通知し、農薬の適正使用の推進のための農家等への指導に活用していただく予定です。

(2)農林水産省では、農薬の適正使用の指導に資するため、平成22年度も調査を行っております。また、これまでの調査で得られた結果を基に調査方法や内容を検討し、平成23年度以降も本調査を継続して、結果を提供していくこととしています。

お問い合わせ先

消費・安全局農産安全管理課農薬対策室
担当者:農薬指導班 楠川、大森、木村
代表:03-3502-8111(内線4500)
ダイヤルイン:03-3501-3965
FAX:03-3501-3774

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