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プレスリリース

平成24年3月8日

農林水産省

平成22年度農薬の使用に伴う事故及び被害の発生状況について

 農林水産省は、平成22年度に発生した農薬の使用に伴う事故及び被害の発生状況について取りまとめました。

農薬を食品の空容器に移し替えたために誤って飲んでしまったり、農薬を散布する際の防護装備が不十分だったこと等が原因で、38件の中毒事故が発生しました。これらの事故を防止するには、(ア)農薬を食品の容器に移し替えない、(イ)農薬を飲食品とわけて保管・管理する、(ウ)農薬を使用する際にラベルを確認し、その記述を守って防護メガネやマスク等の防護装備を着用する、などの取組が重要です。

農林水産省は、本調査結果を活用して、「農薬危害防止運動」を実施するなど、農薬事故の防止に取り組んでまいります。

 調査目的・調査方法

農林水産省は、農薬の使用に伴う事故及び被害の実態を把握することにより、より効果的な再発防止対策の策定を目的として、厚生労働省と連携して調査を実施しています。  

平成22年4月から平成23年3月までに発生した農薬による人の中毒事故、農作物・家畜等の被害を調査の対象とし、全都道府県に情報提供を依頼しました。  

 調査結果

事故の対象 件数 原因
38件

 農薬を食品の空容器に移し替えたり、食品と同じ場所で保管したりするなど、不適切な保管管理をしたため、食品と誤って飲んだり、農薬が漏洩(12件)

農薬の散布時にマスクなどの防護装備が不十分だった(3件)

防除機具の故障や操作ミスにより農薬を浴びた(3件)

農作物

7件

 農薬の使用方法を誤ったり、隣接する作物に使用した農薬が飛散した

蜜蜂 6件  因果関係は不明だが、農薬の使用時期に発生した事故が含まれる
魚類 4件  因果関係は不明だが、農薬が原因として疑わしい事故

今後の対応

事故を防止するためには、(ア)農薬を食品の容器に移し替えない、(イ)農薬を飲食品とわけて保管・管理する、(ウ)農薬を使用する際にラベルを確認し、その記述を守って防護メガネやマスク等の防護装備を着用する、(エ)周辺の作物や人畜に影響を及ぼさないよう、飛散防止対策を十分に行う、といった取組が重要です。

農林水産省は、全国的に農薬の安全使用を一層推進するため、この結果を都道府県に通知し、農薬の安全使用の指導を徹底するよう依頼しました。引き続き本調査結果を活用し、厚生労働省、環境省、都道府県等と連携して「農薬危害防止運動」を実施するなど、農薬事故の防止に取り組んでまいります。

本調査は引き続き実施していきます。

公表資料

「平成22年度農薬の使用に伴う事故及び被害の発生状況」及び過去5年の調査結果は、当省ホームページからご覧になれます。

農薬の使用に伴う事故及び被害の発生状況について

URL : http://www.maff.go.jp/j/nouyaku/n_topics/h20higai_zyokyo.html

 

お問い合わせ先

消費・安全局農産安全管理課農薬対策室
担当者:農薬指導班 楠川、大森、岡
代表:03-3502-8111(内線4500)
ダイヤルイン:03-3501-3965
FAX:03-3501-3774

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