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プレスリリース

平成27年12月18日

農林水産省

平成26年度 農薬の使用に伴う事故及び被害の発生状況について

 

平成26年度に発生した農薬の使用に伴う事故及び被害の発生状況について、農林水産省が調査を実施した結果、農薬の使用に伴う事故や被害が29件発生していたことがわかりました。このうち、多く見られた事故や被害としては、飲料の空容器に移し替えた農薬を誤って飲んでしまった事故や土壌くん蒸剤(クロルピクリン剤)の使用時に土壌の被覆等の作業管理が不適切だったために生じた被害があげられます。

これらの事故等を防止するためには

  • 農薬やその希釈液、残渣等をペットボトル、ガラス瓶等の飲料品の空容器等に移し替えない
  • 農薬は、飲食物と分けて保管する
  • 土壌くん蒸剤を使用した時は、適正な厚さの資材を用いて被覆を完全に行う

等の取組を行うことが重要です。

なお、この調査結果を受け、農林水産省は、農薬の安全使用を一層推進するため、今回の調査結果を全都道府県に送付するとともに、農薬の安全使用の指導を徹底するよう依頼しました。また、今後とも、今回の調査結果を平成28年度の「農薬危害防止運動」の重点項目の検討の際に活用するなど、農薬事故の防止に取り組んでまいります。

調査目的・調査対象

農林水産省は、農薬の使用に伴う事故及び被害のより効果的な再発防止対策の策定を目的として、毎年度、厚生労働省と連携して、農薬の使用に伴う事故及び被害の実態を把握するための調査を実施しています。

今回の調査では、平成26年4月から平成27年3月までに発生した農薬による人の中毒事故、農作物・家畜等の被害を調査の対象とし、全都道府県に情報提供を依頼しました。

なお、農薬による蜜蜂の被害については、本調査とは別途、平成25年5月から調査を実施しているため、本調査の調査対象から除外しています。      

調査結果

事故等の対象 件数 主な原因等
29件

農薬をペットボトルやガラス瓶等の飲料品の空容器等に移し替えたり、食品と同じ場所で保管したりする等、不適切な保管管理であったため、認知症の方等が誤飲した(14件)

土壌くん蒸剤(クロルピクリン剤)を使用した時に、被覆をしなかった又は被覆が不完全だった(5件)

農薬の散布時にマスクなどの防護装備が不十分だった(3件)

農薬使用時に注意を怠ったため、本人が暴露した(2件)

農作物 11件 農薬の使用方法を誤ったり、隣接するほ場や畦畔で使用した農薬が作物に飛散した
魚類 2件 因果関係は明確ではないが、農薬が原因として疑われるとして報告があった
その他 1件

本来、害虫駆除の目的で使用する農薬(殺虫剤)を、作物を害する野生生物を駆除する目的で、食品に塗布して畑に置いていたところ、当該食品を狩猟中の猟犬が食べた

 

今後の対応

 事故を防止するためには、以下の取組を行うことが重要です。

なお、この調査結果を受け、農林水産省は、農薬の安全使用を一層推進するため、今回の調査結果を全都道府県に送付するとともに、農薬の安全使用の指導を徹底するよう依頼しました。また、今後とも、今回の調査結果を平成28年度の「農薬危害防止運動」の重点項目の検討の際に活用する等、農薬事故の防止に取り組んでまいります。

本調査は次年度以降も引き続き実施してまいります。 

公表資料

「平成26年度 農薬の使用に伴う事故及び被害の発生状況」及び過去5年の調査結果については、当省ホームページから御覧になれます。

URL:http://www.maff.go.jp/j/nouyaku/n_topics/h20higai_zyokyo.html

お問い合わせ先

消費・安全局農産安全管理課農薬対策室
担当者:農薬指導班 久保、平林
代表:03-3502-8111(内線4500)
ダイヤルイン:03-3501-3965
FAX:03-3501-3774

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