ホーム > 報道・広報 > 報道発表資料 > 有害化学物質の含有実態調査の結果をまとめたデータ集(平成15~22年度)について


ここから本文です。

プレスリリース

平成24年10月31日

農林水産省

有害化学物質の含有実態調査の結果をまとめたデータ集(平成15~22年度)について

農林水産省は、食品の安全性に関するリスク管理に不可欠なデータを得るため、農畜水産物・加工食品中の有害化学物質の含有実態を調べています。

本日、平成15~22年度に実施した含有実態調査のうち、結果の解析が終了したものをデータ集にまとめてホームページに公表しました。 

背景

1. 農林水産省は、国際的に広く認められた食品安全行政におけるリスクアナリシスに基づき、「農林水産省及び厚生労働省における食品の安全性に関するリスク管理の標準手順書(平成17年8月公表、平成24年10月改訂)」を作成し、食品の安全性に関するリスク管理を行っています。

2. 本標準手順書に基づき、平成18年度に「農林水産省が優先的にリスク管理を行うべき有害化学物質のリスト」を作成し、さらに5年間(平成18~22年度)を対象とした「食品の安全性に関する有害化学物質のサーベイランス・モニタリング中期計画」を定め、含有実態調査を行いました。

3. 現在、平成22年度に作成した「食品の安全性に関する有害化学物質のサーベイランス・モニタリング中期計画(平成23~27年度)」に基づき、有害化学物質の調査を継続しています。 

データ集の内容

上記2.の「食品の安全性に関する有害化学物質のサーベイランス・モニタリング中期計画」の期間に実施した有害化学物質の調査結果に、平成17年度以前に実施した関連する調査の結果を加えて、8年分をデータ集にまとめました(分析点数約34万4千点)。 データ集は、これまで単年毎に公表してきた調査結果や調査点数が少なく単年毎に公表しなかった調査結果等について品目毎にまとめたものです。  

 1. 農畜水産物・加工食品

    調査対象は、消費量の多いもの、過去の調査で有害化学物質の濃度が高かったもの、濃度が高い可能性があるものを選びました。

(1)農産物 54種類

     穀類 8 (米、小麦、大麦、そば、ハトムギ、ひえ、きび、あわ)

     豆類 1 (大豆)

     野菜類 34 (ばれいしょ、かんしょ、さといも、だいこん、にんじん、ごぼう、やまいも、はくさい、こまつな、ちんげんさい、キャベツ、ほうれんそう、しゅんぎく、ブロッコリー、レタス、ねぎ、にら、たまねぎ、にんにく、ゆりね、みずな、のざわな、わけぎ、アスパラガス、きゅうり、かぼちゃ、にがうり、なす、トマト、ピーマン、オクラ、さやいんげん、えだまめ、いちご)

     果実 9 (みかん、なつみかん、ゆず、りんご、なし、かき、もも、ぶどう、キウイフルーツ)

     その他 2 (茶、しいたけ)

(2)畜産物 6種類 (牛乳、チーズ、牛肉、豚肉、鶏肉、鶏卵)

(3)水産物 30種類 

  海草類 4 (ひじき、こんぶ、わかめ、のり)

  魚介類 26 (キハダ、クロマグロ、ビンナガ、ミナミマグロ、メバチ、クロカジキ、マカジキ、メカジキ、カツオ、キンメダイ、ヨシキリザメ、スケトウダラ、マダラ、スルメイカ、ホタテガイ、マガキ、カタクチイワシ、コノシロ、スズキ、タチウオ、ホッケ、マサバ、ブリ、カンパチ、ウナギ、ベニズワイガニ)

(4)加工食品 38種類

   穀類加工品 7 (小麦粉、パン類、うどん類、中華めん類、即席中華めん、パスタ類、シリアル食品)

   いも類・豆類加工品 4 (フライドポテト、納豆、油揚げ・厚揚げ、豆腐)

   含みつ糖

   魚介加工品 3 (塩干魚類・塩蔵魚類,素干魚類及び煮干し魚類、魚類練り製品、その他の魚類加工品)

   菓子類 5 (ビスケット類、スナック菓子、米菓・小麦せんべい、乳幼児用菓子類、乾燥果実)

   飲料 8 (ビール・発泡酒、麦茶、ほうじ茶、茶系清涼飲料、コーヒー、果実・野菜飲料、豆乳、粉末飲料)

   調味料 5 (しょうゆ,しょうゆ加工品,アミノ酸液、みそ、ルウ(カレー、シチュー、ハヤシ)、みりん風調味料・発酵調味料、その他の調味料類)

   その他 3 (缶詰・瓶詰食品、レトルトパウチ食品等(ベビーフードを除く)、ベビーフード)   

 2. 有害化学物質

   調査対象は、かび毒、環境中に存在する有害化学物質、流通・調理・加工段階で意図せず生成する有害化学物質、残留農薬であり、優先的に実態調査を行う必要があると位置づけ中期計画で調査対象としたものです。

(1)かび毒

(2)重金属等 4種類
鉛、水銀、カドミウム、ヒ素

(3)ダイオキシン類

(4)アクリルアミド

(5)クロロプロパノール類
3-クロロ-1,2-プロパンジオール(3-MCPD)
1,3-ジクロロ-2-プロパノール(1,3-DCP)

(6)多環芳香族炭化水素類(PAHs)

(7)ヒスタミン

(8)フラン

(9)残留農薬 266種類

3. 分析点数

(1)農畜水産物 約336,800点

(2)加工食品         約7,400点

4.調査結果

    (注)健康に悪影響が生じるかどうか(リスクの程度)は、有害化学物質の毒性の強さと、摂取量で決まります。
    食品に含まれる有害化学物質の濃度が高くても、その食品を食べる量が少なければ、リスクは小さくなります。一方で、有害化学物質の濃度が低くても、その食品を食べる量が多ければ、リスクは大きくなります。
    このように健康に悪影響が生じるかどうかは食品中の有害化学物質の濃度だけではなく、食べる量も合わせて考えることが必要です。   

 今後の対応

用語の解説

関連情報

     ・ 農林水産省及び厚生労働省における食品の安全性に関するリスク管理の標準手順書(平成17年8月25日公表、平成24年10月16日改訂)
http://www.maff.go.jp/j/syouan/seisaku/risk_analysis/sop/index.html

     ・ 農林水産省が優先的にリスク管理を行うべき有害化学物質のリスト
:平成18年4月20日公表
http://www.maff.go.jp/j/syouan/seisaku/risk_analysis/priority/chemical_h18.html

        :平成22年12月22日現在
http://www.maff.go.jp/j/syouan/seisaku/risk_analysis/priority/chemical.html

     ・ 食品の安全性に関する有害化学物質のサーベイランス・モニタリング中期計画
:平成18年4月20日公表
http://www.maff.go.jp/j/syouan/seisaku/risk_analysis/survei/middle_chem_h18.html

        :平成22年12月22日公表
http://www.maff.go.jp/j/syouan/seisaku/risk_analysis/survei/middle_chem.html

 

<添付資料>

お問い合わせ先

消費・安全局消費・安全政策課
担当者:吉岡、浮穴
代表:03-3502-8111(内線4453)
ダイヤルイン:03-3502-8731
FAX:03-3597-0329

Adobe Readerのダウンロードページへ

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Readerが必要です。Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。

ページトップへ

農林水産省案内

リンク集


アクセス・地図