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プレスリリース

平成23年5月27日

農林水産省

「平成21年度水産物中のダイオキシン類の実態調査」の結果について

農林水産省は、平成21年度に水産物中のダイオキシン類の実態調査を実施し、調査結果をとりまとめました。

今回の結果を、同じ魚種について調査した平成19年度と比較すると、ブリ(天然)では値が統計学的に有意に高くなりましたが、他の魚種では統計学的に有意な変化が認められないか、又は低くなっていました。

なお、平成21年度の厚生労働省の「食品からのダイオキシン類一日摂取量調査」では、わが国での水産物を含む食品全体からのダイオキシン類の一日当たりの摂取量は、耐用一日摂取量の5分の1程度と報告されています。 

実態調査の背景

農林水産省は、「ダイオキシン対策推進基本指針(平成11年3月ダイオキシン対策関係閣僚会議決定)及び「食品の安全性に関する有害化学物質サーベイランス・モニタリング中期計画」(平成18年4月20日公表)に基づき、農畜水産物中のダイオキシン類濃度の実態調査を実施しています。水産物については平成20年度以降、主要な11魚種について1年おきに調査を行い、同じ魚種同士の結果を比較しております。平成21年度は、ウナギ(養殖)、カンパチ(養殖)、ブリ(養殖・天然)及びベニズワイガニ(天然)について調査し、同じ魚種を調査した平成19年度の結果と比較しました。

 実態調査の結果

平成21年度の結果を、平成19年度の結果と比較したところ、ウナギでは、平成21年度の結果が平成19年度の結果より統計学的に有意に低く、カンパチ、ブリ(養殖)、及びベニズワイガニについては、有意な変化は認められませんでした。

一方、ブリ(天然)については、平成21年度の結果が平成19年度の結果より有意に高いとの結果でしたが、1.4倍程度であり、健康に影響を及ぼすようなレベルではありません。

農林水産省は、引き続きダイオキシン類の経年変化を見るため、調査を継続していく予定です。

(参考)

1ピコグラム(pg):1兆分の1グラム

TEQ(Toxicity Equivalency Quantity):ダイオキシン類の毒性は種類毎に異なるため、摂取したダイオキシン類の量は、種類毎の毒性の強さを換算する係数を各ダイオキシン毎の濃度に乗じて得た値を総和した値(毒性等量:TEQ)として表示しています。

今回検出された平均濃度(3.9pg-TEQ/g湿重量)のダイオキシン類を含むブリを、体重50kgの人が、一人一日当たりのブリの推定摂取量(2.7g:2人以上の世帯における平成21年度ブリ購入量から算出)を生涯にわたり毎日摂取したとすると、耐容一日摂取量(人が一生涯にわたり毎日摂取しても健康に悪影響を与えない量:ダイオキシン類は4pg-TEQ/kg体重/日)の約5パーセントに相当します。

 

お問い合わせ先

消費・安全局畜水産安全管理課水産安全室
担当者:水産安全班 鏑木、高瀬
代表:03-3502-8111(内線4540)
ダイヤルイン:03-6744-2105
FAX:03-3501-2685

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