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プレスリリース

平成22年6月16日

農林水産省

プラムポックスウイルスによる植物の病気の発生調査について

(1)農林水産省は各都道府県と協力して、プラムポックスウイルスによる植物の病気の発生状況を確認するため、昨年から3年計画で全国及び発生地域周辺において調査(8月末取りまとめ予定)を実施しています。

(2)この調査の中で6月8日、滋賀県長浜市内のウメ4樹がこのウイルスに感染していることを確認しました。感染した樹及びそれに隣接する樹は既に抜根、焼却しています。

なお、このウイルスは果実を介してウメ、モモ等の核果類の果樹に自然感染したという報告はありません。このウイルスは植物に感染するものであり、ヒトや動物には感染しませんので、果実を食べても健康に影響はありません。

1. 経緯

 (1)平成21年4月、東京都青梅市のウメでプラムポックスウイルスによる病気の発生が確認されました。そこで、農林水産省は、各都道府県と協力して、同年4月から8月まで、全国で発生状況の調査を行いました。

(2)その結果、東京都青梅市のほか、あきる野市、八王子市、日の出町及び奥多摩町で発生が確認されました。農林水産省は発生が確認された地域(防除区域)において、本年2月から、植物防疫法に基づく緊急防除を開始しました。

(3)このウイルスは感染後、病徴が現れるまでには3年程度を要することから、複数年にわたり調査を継続する必要があります。昨年に引き続き農林水産省は各都道府県と協力して全国において発生調査を特に東京都の5市町の防除区域及びその周辺地域において精度を高めた発生調査を実施しています。

2. 調査の概要 

農林水産省は各都道府県と協力して、このウイルスによる植物の病気の発生状況を確認するため、昨年から3年計画で全国及び発生地域周辺において調査を実施しています。この調査の中で、滋賀県長浜市内のウメが、このウイルスに感染していることを確認しました。

ア 本年6月4日、農林水産省及び滋賀県が長浜市内のウメのほ場において発生調査を実施した結果、葉に退緑斑点や輪紋などの症状を呈する樹を確認し、検定のための試料を採取しました。

イ 6月8日、採取した試料をイムノクロマト法(血清学的診断法)及びLAMP法(分子生物学的診断法)により検定した結果、4本のウメ樹がこのウイルスに感染していることが判明しました。これらの感染樹は、過去に東京都青梅市の防除区域内の業者から購入した苗木と、その苗木から接ぎ木した観賞用のウメでした。

ウ 6月9日、これらの感染樹及び隣接する樹、計19本を抜根し、焼却しました。

3. 今後の対応

(1)滋賀県長浜市で発見された感染樹は、東京都青梅市の業者から購入した苗木が原因であることが判明しています。農林水産省と滋賀県は、周囲に感染の拡大がないことを確認するため、感染が確認されたほ場を中心に、半径1km内のウメ、モモ、スモモなどの核果類の果樹を対象に調査を実施します。

また、感染樹が確認されたほ場では、既に

ア ウイルスを媒介するアブラムシの防除の徹底
イ 枝や苗木等のほ場外への持ち出しの制限

等による感染防止策を講じています。

(2)全国での調査及び発生が確認された地域での調査については、結果を取りまとめ次第公表します(8月末取りまとめ予定)。

(3)なお、今後新たに感染樹が確認された場合には、生産者や地域住民の方々と十分に対話しつつ、感染樹及び感染のおそれのある樹の抜根・焼却等を計画的に行うなど、この病気の封じ込めと根絶のための対策を講じてまいります。

4. ウメ、モモ、スモモなどを栽培している方へ

(1)この病気は、アブラムシがウイルスを媒介することにより広がることが知られています。ウメ、モモ、スモモなどの核果類の果樹の栽培にあたっては、従前通り、適期・適切なアブラムシ防除を心がけてください。

(2)万一、ウメ、モモ、スモモなどの葉や実などに見慣れない症状が見つかった場合には、速やかに最寄りの植物防疫所(資料1)にご連絡下さい。

(注)

 

お問い合わせ先

消費・安全局植物防疫課
担当者:相原、塚本、春日井
代表:03-3502-8111(内線4564)
ダイヤルイン:03-3502-5976
FAX:03-3502-3386

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