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プレスリリース

平成21年11月16日

農林水産省

家畜飼料用に供されるカナダ産アマニの取扱いについて

厚生労働省が、カナダから食用として輸入されたアマ種子(アマニ)を検査したところ、我が国で未承認の遺伝子組換えアマが検出されました。
このため、当省では、飼料の原料用に加工される可能性のあるカナダ産アマニについては、混入検査を実施し、問題のないアマニから製造した搾油粕及び油のみが飼料として供給されるようにします。
なお当該アマは、カナダ及び米国において飼料及び食品としての安全性が確認されており、飼料中に混入しても畜産物の安全性への影響はありません。

1.食用アマニの検査結果

厚生労働省が、カナダから食用として輸入されたアマニを検査したところ、我が国で未承認の「遺伝子組換えアマ FP967」(以下「FP967」)が検出されました。

厚生労働省の公表資料は下記URLからご覧になれます。

<<http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r98520000002j7d.html>>

2.飼料原料用アマニ等の取扱い

  1. FP967は、カナダ及び米国で飼料として承認されていますが、我が国では飼料安全法上未承認であることから、混入率が1%を超える場合、当該アマを飼料として利用することはできません。
  2. 今後、飼料原料用に加工される可能性のあるカナダ産アマニについては、混入検査を実施し、問題のないアマニから製造した搾油粕及び油のみが飼料として供給されるようにします。
  3. 現在、搾油業者が保有しているカナダ産アマニ等についても、問題がないことが確認されるまで家畜飼料用としての出荷の自粛を要請しました。

3.畜産物の安全性に関する考察

FP967は、飼料安全法及び食品衛生法上未承認ですが、以下の理由により、我が国の畜産物の安全性への影響はないと考えられます。

  1. FP967は、既にカナダ及び米国において、飼料及び食品としての安全性が確認されていること。
  2. 家畜に摂取されたDNAやたん白質は、家畜の体内で素早く分解される上に、遺伝子組換え飼料を摂取した家畜由来の畜産物からは、遺伝子組換え飼料の組換えDNAやたん白質が検出されないことが、多くの試験において示されていること。
      (出典:欧州食品安全機関「遺伝子組換え飼料を摂取した家畜の肉、乳、卵における組換えDNA及びたん白質の動態に関する科学的アドバイス」)
  3. 当省で行った遺伝子組換え作物(トウモロコシ)を家畜に給与した試験において、当該家畜由来の畜産物から給与された組換え体の遺伝子やたん白質が検出された事例はないこと。 

(参考)

(1) カナダ政府によれば、FP967は、サスカチュワン大学によって開発され、カナダ政府及び米国政府により、飼料としての安全性が確認されています(カナダでは1996年、米国では1998年に確認)。

(2) 我が国では、アマニ(カナダからの輸入量 11,713トン(平成20年、財務省貿易統計))の搾油後の粕(6,000トン強(推定))と油の一部が飼料原料として利用されています。配合飼料におけるアマニ搾油粕の配合割合は、通常2%程度です。

お問い合わせ先

消費・安全局畜水産安全管理課
担当者:飼料安全基準班  田中、大平
代表:03-3502-8111(内線4546)
ダイヤルイン:03-6744-1708
FAX:03-3502-8275

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