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プレスリリース

平成23年3月4日

農林水産省

アワビにおけるキセノハリオチス感染症の確認について

  • 3月2日、財団法人 鳥取県栽培漁業協会が陸上施設で生産中のクロアワビ種苗からキセノハリオチス感染症が確認されました。
  • 感染が認められたクロアワビの種苗は出荷されておらず、当該種苗及びその親貝は焼却処分しました。また、他の水槽のクロアワビ種苗についても、当面の間、種苗の移動を自粛し、検査します。
  • 本疾病について、鳥取県を含め全国的な調査を行います。
  • アワビ類 主要生産県によれば、アワビ種苗に死亡率増加等の異常は見られておりません。
  • 本感染症は、アワビ類以外の魚介類や人に感染しません。

1.経緯

(1)財団法人 鳥取県栽培漁業協会(鳥取県 東伯郡 湯梨浜町)の陸上施設において7基の水槽で育成しているクロアワビ種苗のうち、1基の水槽のクロアワビ種苗に通常より高いへい死率が認められました。

(2)当該水槽のクロアワビ種苗について、独立行政法人 水産総合研究センタ-が病性鑑定を行ったところ、3月2日、キセノハリオチス感染症が確認されました。

(3)同協会は、感染が確認された水槽で育成されているクロアワビ種苗 約1万3千個を3月3日に焼却処分しました。なお、同協会では過去にアワビ種苗を県外に出荷した実績はありません。

(4)当省からアワビ類の主要生産県に聞き取りを行ったところ、アワビ種苗に死亡率増加等の異常は見られないとのことです。

(5)本感染症は、アワビ類以外の魚介類に感染するという報告はなく、人へも感染しません。

(キセノハリオチス感染症)

  • 本感染症は、アワビ類に摂食障害や衰弱、死亡を起こす病気です。
  • 1980年代から米国カリフォルニア州周辺で発生し、被害がありました。その他にヨ-ロッパ諸国等で発生しています。
  • 本感染症は、OIE(国際獣疫事務局)のリスト疾病に指定されています。

2.今後の対応

(1)当省は、感染実態の把握及び感染拡大の防止のため、鳥取県及びその他の都道府県に対して、以下の措置を指導しました。

(ア)同協会が生産している他の水槽のクロアワビ種苗について迅速に検査するとともに、当面の間、種苗の移動を自粛する。
(イ)当該協会の種苗を放流している鳥取県下の漁場からアワビ類を採取し検査する。
(ウ)他の都道府県においても、本疾病の発生状況を調査するとともに、鳥取県からのアワビ類の種苗の導入を自粛する。

(2)当省は、魚病の専門家の意見を聴取しつつ、本疾病の発生状況の調査結果を解析し、感染拡大防止のために必要な対策の確立・実施を図ります。

 

<添付資料>(添付ファイルは別ウィンドウで開きます。)

お問い合わせ先

消費・安全局畜水産安全管理課水産安全室
担当者:水産防疫班 竹葉 坂内 佐藤
代表:03-3502-8111(内線4539)
ダイヤルイン:03-6744-2105
FAX:03-3502-8275

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