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農林水産省

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齋藤農林水産大臣発言

平成30年9月28日 15時50分 第8回農林水産省災害対策本部


先ほどの関係閣僚会議におきまして、総理の方から、被災地の生活再建や生業の再建に向けた歩みを力強く後押しすべく、政府として全力で取り組んでいかなくてはいけない。北海道胆振東部地震の被災地のニーズ等を踏まえた緊急に対応するべき施策及び台風21号による暴風雨等からの復旧・復興の支援策を実行していく。こういう趣旨のご発言がありました。

今回の連続した二つの災害の特徴は、北海道胆振東部地震の発生では、過去に例がない山腹崩壊や農地への土砂の流入、そして、地震によって発生しました、全道での大規模な停電によって、酪農に多大な被害が出るなど、北海道の農林水産業に甚大な被害を与えることになりました。
また、猛烈な風を伴った台風第21号では、北海道・関西地方を中心に農業用ハウスの倒壊や果実の落果、高潮・高波による漁港の損壊など、農林水産業に広域的かつ甚大な被害をもたらしました。

本日の農林水産省非常災害対策本部では、こうした特徴を有した二つの災害への対策といたしまして、
1 災害復旧事業による農地、農林水産共同施設、森林関係、漁港施設等の早期の復旧の支援
2 被災された林業者から要望のある、被害木の伐採・搬出の支援
3 共済金・保険金の早期支払と金融面での支援
4 農業用ハウス・機械等の再建や修繕の支援
5 乳房炎の治療・予防管理、緊急的に行った非常用電源の確保等の支援
6 被害果樹の植え替えや未収益期間に要する経費、被害果実の利用促進の支援
7 被災した集出荷施設等における代替鉄コンテナの確保等による機能回復に要する経費の助成。
こういったハード面からソフト面までのきめ細かい支援メニューを盛り込んでいるところであります。

また、厚真ダムにつきましては、自衛隊の多大な御協力によりまして、水路内流木切断・除去を行い、12日水曜日から行っていた北海道開発局による水路内土砂撤去につきましては、今月中に土砂撤去を完了する見込みであり、降雨時の安全性が確保されました。防衛省の御協力に感謝申し上げて、今後は、引き続き、管理用道路やダム下流部の復旧を行っていく所存であります。

また、北海道の観光需要の早期復旧に向けて、観光庁や経済産業省とも連携をして、被災地域の「食」や「農泊」の魅力を情報発信して参りたいと思っております。

農林水産関係の被害額につきましては、現時点で北海道胆振東部地震では669億円、台風第21号は247億円となっております。私からは、被災された農林漁業者が経営を維持し、一日も早く経営再建ができるように、まずは、本日取りまとめた支援対策を被災された農林漁業者に対して徹底的に周知をしていただけたらと思っています。
そして、あらゆる手段を活用して、被災された農林漁業者の皆様が再生産に意欲を出していただけるよう、引き続き、農林水産省一丸となって取り組んでまいりたいと思っておりますので、皆さんどうぞよろしくお願いいたします。以上です。