朝に食べたごはんは、健康な成人男女であれば約3時間で消化されてしまい、その後、ブドウ糖の濃度は下がっていきます。 昼食を12時ぐらいに摂るとすれば、その3時間前、遅くても朝9時までにごはんを食べると、良い間隔でブドウ糖が補給できます。
朝食は9時までに!
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朝起きてすぐでなくても、9時までに食べれば、お昼ごはんまでに消化されることで、エネルギーが効率よく補給できます。また、ごはん食だと、遅めの時間に食べても血糖値の上昇が緩やかで、低脂肪で消化にも負担をかけず、太りにくいのでおすすめです。
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体がだるいなど食欲が無いときに朝ごはんを抜いてしまうと、活動するエネルギーが摂れないため、さらにだるくなってしまう可能性があります。しそ、生姜、ごまなど、香りのある食材や酢飯で食欲促進して、少しでもごはんを食べて、午前中に活動できるエネルギーを摂ることが大切です。胃がもたれるようなときは、お茶漬けや即席がゆにしてサラサラッと食べられるようにし、消化しやすくするのがおすすめ。大根やカブも消化を助けるので、すりおろしたものを添えるといいですね。
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朝にすべてを用意しようとすると大変に思えますが、残り物のお惣菜やレンジで加熱しただけの野菜などでも、充分に朝ごはんになります。ごはんを炊けないときは、週末にまとめて炊いて冷凍しておけば、毎朝が楽ちんに。ワンプレート皿にするとカフェ風にかわいくなる上、洗い物も減らせます。残りもののごはんとお惣菜を、まとめて乗せてレンジでチンすれば、数分で朝ごはんのでき上がり。
また、朝ごはんがパン1枚になってしまうようなときは、米粉パンがエネルギー源として大活躍します。米粉パンは、小麦粉のパンよりもデンプンが豊富で、腹持ちもよいのが特徴です。米粉で蒸しパンを作れば、レンジで数分でできるので、忙しい朝におすすめです。
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