更新日:26年12月26日
担当:生産局農産部農産企画課
米に関するメールマガジン(第10号)(平成26年12月26日発行)
昨年秋に決定した米政策の見直しにおいては、生産者や集荷業者・団体の主体的な経営判断や販売戦略に基づき、需要に応じた米生産ができるよう環境整備を進めることとしており、平成26年3月から米の流通に係るよりきめ細かい需給・価格情報、販売進捗・在庫情報等の提供を行うこととしています。 平成26年産米の相対取引価格・数量、契約・販売状況、民間在庫の推移等の状況について(平成26年11月)、米の出荷・販売業者、団体等から報告のあった内容を取りまとめ、本日公表しましたのでお知らせします。 |
平成26年産米の相対取引価格・数量、契約・販売状況、民間在庫の推移等について(平成26年11月)
相対取引価格
平成26年11月の相対取引価格は、全銘柄平均価格で、12,162円/玄米60kg(対前月比▲0.4%)となっています。
契約・販売状況
平成26年11月末現在の全国の集荷数量は284万トン、契約数量は156万トン、販売数量は50万トンとなっています。
民間在庫の推移
平成26年11月末現在の全国段階の民間在庫は、出荷・販売段階の計で373万トン(前年同月差▲20万トン)となっています。
事前契約数量
全国の事前契約数量は、99万トンとなっています。
参考資料
- 平成26年産米の相対取引価格・数量(平成26年11月)(速報)(PDF:137KB) Excel版(エクセル:58KB)
- 平成26年産米の産地別契約・販売状況(累計、うるち米、平成26年11月末現在)(速報)(PDF:113KB) Excel版(エクセル:59KB)
- 民間在庫の推移 (速報)(PDF:158KB) Excel版(エクセル:116KB)
- 産地別事前契約数量(累計、うるち米、平成26年11月末現在) (速報)(PDF:62KB) Excel版(エクセル:48KB)
(注意:米の相対取引価格の消費税相当額は、平成26年3月分までは5%、平成26年4月分以降は8%で算定している。)
- 過去の調査結果(相対取引価格)はこちら
→ http://www.maff.go.jp/j/seisan/keikaku/soukatu/aitaikakaku.html - 上記情報も含め、米に関する価格動向や需給動向に関するデータを集約・整理した「米に関するマンスリーレポート」を毎月上旬に公表しています。
→ http://www.maff.go.jp/j/seisan/keikaku/soukatu/mr.html
「米の安定取引研究会」開催
米の安定取引の現状や拡大に向けての共通認識の醸成を図り、今後の方策をとりまとめるため、「米の安定取引研究会」の第1回会合を、12月18日(木曜日)開催しました。
(資料・概要はこちら)
→ http://www.maff.go.jp/j/seisan/keikaku/soukatu/kome_antei_torihiki/index.html
米の概算金と追加払いについて
平成26年産米等への対応について、11月14日に公表したところですが、これを踏まえ、米に関する現行の制度等について、現場に対してきめ細かく周知を行うこととしています。その一環として、米の概算金の仕組みに関するパンフレットを作成しましたので、お知らせします。
(詳しくはこちら(PDF:265KB))
業務用米のマッチングのためのイベント紹介
一般社団法人日本食農連携機構は、国産業務用米の生産・流通の拡大に向け、全国4会場にて生産者向けセミナーを行うとともに、東京にて展示商談会を開催します。
○ 米の契約生産による安定取引と中食・外食に向けた販路拡大セミナー
・日時、場所:
【東京】平成27年1月20日(火曜日)TKP大手町ビジネスセンター
【福岡】平成27年1月23日(金曜日)ザ・ヴィラズ福岡
【大阪】平成27年1月27日(火曜日)トラストシティカンファレンス新大阪
【仙台】平成27年1月30日(金曜日)TKP仙台カンファレンスセンター
時間は14時~17時30分(各会場共通)
・内容:講座「稲作を取り巻く環境変化と、これからの稲作経営」
「企業との契約栽培による稲作経営の取組」
パネルディスカッション「企業との米の契約取引に向けて」
ファシリテーター 冬木勝仁 東北大学大学院准教授
交流会
・対象:稲作生産者、生産団体、生産法人、JA、米卸、食品企業、自治体等
・定員:各会場70名(無料、要事前申込み)
○ プロユース国産米展示商談会
・日時:平成27年3月4日(水曜日)10時~1630
・場所:東京交通会館
・対象:生産者・生産者団体、食品企業等
(お申込みはこちら)
→ http://komekeiei.jp/ (外部リンク)
「担い手農家の経営革新に資する稲作技術カタログに係るワークショップ」の開催及び参加者の募集について
農林水産省では、担い手農家が、米の生産コスト低減や高収益化に向けて、農地集積や規模拡大に対応した省力栽培技術等の導入を進める一助とするため、本年3月に「担い手農家の経営革新に資する稲作技術カタログ」を作成しました。
稲作技術カタログに掲載した技術や掲載予定の技術について、技術の提案者と担い手農家のマッチングを推進し、これらの技術を早期に普及するため、ワークショップを開催します。
※ 今後の開催日程等はこちらをご覧ください。
→ http://www.maff.go.jp/j/seisan/ryutu/info/inasaku_workshop.html
米関係の統計情報について
○ 平成25年産米生産費
平成25年産米生産費を公表しました。10a当たり全算入生産費は、134,041円(対前年産4.9%減少)、60kg当たり全算入生産費は、15,229円(同4.6%減少)となりました。
→ http://www.maff.go.jp/j/tokei/kouhyou/noukei/seisanhi_nousan/index.html#y1
○ 平成26年産水陸稲の収穫量
平成26年産水陸稲の収穫量について公表しました。水陸稲(子実用)の作付面積は157.5万ha、収穫量は843.9万t。また、水稲の10a当たり収量は536kg、収穫量(主食用)は788.2万tと見込まれる。
→ http://www.maff.go.jp/j/tokei/kouhyou/sakumotu/sakkyou_kome/index.html#y5
平成26年産米の農産物検査結果について
平成26年産米の農産物検査結果(11月30日現在)を公表しました。
→ http://www.maff.go.jp/j/seisan/syoryu/kensa/kome/index.html
お問合せ先
生産局農産部農産企画課
担当者:企画班・加藤
代表:03-3502-8111(内線4972)
ダイヤルイン:03-6738-8964
FAX:03-6738-8976