このページの本文へ移動

農林水産省

メニュー

更新日:平成28年7月29日

担当:政策統括官付農産企画課

米に関するメールマガジン(第29号)(平成28年7月29日)

平成25年秋に決定した米政策の見直しにおいては、生産者や集荷業者・団体の主体的な経営判断や販売戦略に基づき、需要に応じた米生産ができるよう環境整備を進めることとしており、平成26年3月から米の流通に係るよりきめ細かい需給・価格情報、販売進捗・在庫情報等の提供を行うこととしています。

平成27年産米の相対取引価格・数量、契約・販売状況、民間在庫の推移等の状況について(平成28年6月)、米の出荷・販売業者、団体等から報告のあった内容を取りまとめ、本日公表しましたのでお知らせします。

平成27年産米の相対取引価格・数量、契約・販売状況、民間在庫の推移等について(平成28年6月)

相対取引価格

平成28年6月の相対取引価格は、全銘柄平均価格で13,265円/玄米60kg(対前月差▲64円(▲0.5%))、相対取引数量は、全銘柄合計で8万トンとなっています。

契約・販売状況

平成28年6月末現在の全国の集荷数量は308万トン、契約数量は293万トン、販売数量は207万トンとなっています。
また、集荷数量に対する比率は、契約数量が95%、販売数量が67%となっています。

 民間在庫の推移

平成28年6月末現在の全国段階の民間在庫は、出荷・販売段階の計で147万トンとなっています。

 事前契約数量

全国の事前契約数量は117万トンとなっています。

産地や銘柄別の契約・販売状況、民間在庫及び事前契約数量については、添付資料を御参照ください。

また、調査対象業者、取りまとめの区分等については、添付資料の脚注を御参照ください。

参考資料

平成30年産以降の需要に応じた生産に向けた各地の取組状況-北海道編-

平成30年産からは行政による生産数量目標の配分に頼らずとも、生産者が需要に応じた生産が行える状況になるよう、現在各生産地において、行政・生産者団体・現場が一体となった取組が検討されています。

今回は北海道の取組についてご紹介します。

北海道は平成17年より北海道米の道内食率を高める取組「米チェン」など、北海道米の需要拡大に取り組んできた全国でも有数の米どころです。

また需要に応じた生産に向け、平成27年産では、行政、農協系統団体、集荷団体等が連携して、自主的取組参考値までの深掘りの取組を推進し、飼料用米の作付面積は対前年比で3倍超に拡大しています。

ここでは北海道で現在行われている独自の取組を3つご紹介します。


【需要に応じた生産に向けた主な取組】

1.作付実績と良品質米生産を考慮した生産数量目標の配分

作付実績を反映した基礎生産数量と、生産力・商品性・販売力の3項目を評価した加算数量を合計して、市町村別に生産数量が配分されます。

加算数量算定には、一等米比率や低タンパク米比率等、生産米の品質の高さが評価されます。

2.産地交付金(道枠)助成による需要のある米生産の取組の支援

加工用米・備蓄米の作付や、非主食用米生産における省力化・低コスト化(直播栽培、農機・施設の共同利用等)への取組などに対して北海道独自の助成が行われています。

3.寒冷地向け多収品種の選定

従来寒冷地向けとされてきた「きたあおば」等よりも優れた耐病性を備えた「空育181号」が開発される等、飼料用米の生産拡大に向けた課題解決に取り組まれています。 

     
現在北海道では、3月に策定した工程表に基づき、30年産以降に向けた検討組織(行政・農業関係機関・団体等で構成)が設置され、30年産に向けた具体的な対応について検討が進められています。

また、産地データのフィードバックや栽培環境に適した低コスト・省力化システムに関する情報発信や高収益作物の取組についても検討が行われています。

多収品種の紹介-30年産以降の生産調整に向けて-

主食用米の需要量が減少傾向にある中、飼料用米等の非主食用米の作付の拡大によって補われてきたことにより、平成20年以降における我が国の水稲作付面積はほぼ一定水準を保っています。

30年産以降の需要に応じた主食用米の生産に向けて、今後も非主食用米等の生産性向上・高付加価値化の取組を推し進めていく必要があります。

より効率的で低コストの生産を実現するため、現在、全国各地域を栽培適地とした玄米収量の高い品種が開発されています。

そこで、本号より、平成27年6月に改訂された「多収米栽培マニュアル」に記載されている20の多収品種の特性と栽培における留意点についてご紹介していきます。

 

1.北瑞穂:粗玄米重:606kg/10a※、作付面積:1ha(北海道、平成26年)

 2012年に北海道向けに育成された品種で、ななつぼし・きらら397等の普通品種よりもアミロース含量を1.5倍多く含んだ高アミロース米です。

アミロース含量が中程度の普通品種に比べ飯米は固く粘らない特性を持っているため、加工用米としての利用に適しており、米粉にしてフォー(米粉めん)・ビビン麺に、あるいは精米をゆでてライスサラダにというように、食の多様化に合わせた普及が期待されます。

(北瑞穂を利用した調理例のレシピはこちら)

http://www.naro.affrc.go.jp/harc/index.html(外部ページ)

2.いわいだわら:粗玄米重:855kg/10a※、作付面積:30ha(岩手県一関市、平成26年)

2013年に東北中部以南向けに育成され、飼料用米品種として平成25年度から岩手県一関市で作付が開始され、畜産業者との連携により普及されています。

農研機構の試験においては、多収品種であるふくひびきを上回る収量を記録しており、今後、東北地域中南部での栽培の拡大が期待されます。本品種は粒が大きく、白濁部分があるため、主食用米との区別がつきやすい点が特徴的です。

栽培するにあたり、極多肥条件下では倒伏することがあるため、窒素施肥量は慣行時の1.5倍までに抑えることや、耐冷性は弱いため、冷害常襲地域での作付は避けること等に注意する必要があります。

 ※研究試験場における実証単収の一例であり、現地での収量は異なります。

 

表.各品種の特性一覧(「多収米栽培マニュアル」より一部抜粋)

品種名

栽培適地

早晩性

玄米粒形

耐倒伏性

耐冷性

脱粒性

除草剤感受性

北瑞穂

北海道

中生の中

やや細長・やや大粒

やや弱

抵抗性

いわいだわら

東北中部以南

早生の晩

大粒

やや強

抵抗性

 

 (「多収米栽培マニュアル」はこちら)
http://www.maff.go.jp/j/seisan/kokumotu/siryouyoumai.html

 コメ・コメ加工品輸出促進の取組について

今月27日から29日にマレーシアのクアラルンプールで開催された、食と飲料に関する国際的な展示会「The 17th Malaysian International Food & Beverage Trade Fair」に、日本のコメの輸出団体(一般社団法人全日本コメ・コメ関連食品輸出促進協議会)が出展し、コメ・コメ加工品のプロモーションを行いました。

イベントでは、日本産米・日本酒の試飲試食エリアが設置され、米は銀シャリや丼ぶり、日本酒は冷酒やみぞれ酒等、様々なスタイルで提供されました。

また、日本料理シェフや酒ソムリエを講師に迎え、日本産米や日本酒の楽しみ方・味わい方を知ることができる体験型セミナーも開催されました。

29日においては、イベントに出展した日本企業が自社商品をPRし、現地バイヤーと情報交換を行うビジネスマッチングも催されました。

同団体は来月1日、ベトナムでもコメ・コメ加工品のPRイベントを開催することとしており、日本産米・日本酒のセミナーおよび現地バイヤーと日本企業のビジネスマッチングを行う予定です。

今後も日本産米の輸出先マーケットの拡大・深掘りを図るため、海外における日本産米のプロモーション活動や海外のニーズに合わせた商品・売り方の多様化など、様々な取組を行うこととしています。

 

【ベトナムにおけるコメのPRイベント概要】

開催日時:8月1日、午前10時00分~午後4時30分
開催場所:ベトナム、ホーチミン
「New World Saigon Hotel」インドシンボールルーム
プログラム:日本産米・酒セミナー/企業と現地バイヤーのビジネスマッチング

( イベントの詳細についてはこちら)

http://zenbeiyu.com/jp/event/(外部ページ)

米・米粉食品のイベントについて

農林水産省消費者の部屋において、8月22日から8月26日の間、米・米粉に関する特別展示「お米で日本を元気に!~食べて!見て!知ろう お米・米粉の魅力~」が開催されます。

米・米粉食品の展示・試食を行うとともに、めざましごはんキャンペーンの紹介や米飯学校給食の推進の取り組み・米を使った郷土料理の紹介等の米消費拡大に向けた取り組み・米粉の利用法・米粉を利用した新しい商品について紹介します。

是非お立ち寄り下さい。

(その他の特別展示のスケジュールについてはこちら)

http://www.maff.go.jp/j/syouan/heya/sk280601.html

海外の米生産の需給動向の情報提供について

農林水産省ホームページ(「海外食料需給インフォメーション」)では、世界の食料・農産物の需給動向、見通し、米国農務省による穀物等の需給に関する情報を提供しています。

ここでは、アメリカの穀物の需給状況や、国内で開催される「食」にまつわるイベント情報をご紹介するメールマガジンの配信もしております。

(詳しくはこちら)
http://www.maff.go.jp/j/zyukyu/jki/index.html

 

また農林水産省公式フェイスブック(「海外食料需給インフォメーション」)でも、

世界各国の穀物の生育状況や作柄についてご紹介していますので、ぜひご覧下さい。

(農林水産省大臣官房政策課食料安全保障室公式フェイスブックはこちら)

http://www.facebook.com/zyukyu.jouhou(外部ページ)

「米に関するメールマガジン」についてのアンケート実施 

読者の皆さまにより有益な情報配信ができるよう、「米に関するメールマガジン」のアンケートを実施しています。今後、米に関するメールマガジンで取り上げて欲しい内容、メールマガジンに対するご意見ご感想等を募集しておりますので、宜しくお願い致します。読者の皆さまにより有益な情報配信ができるよう、「米に関するメールマガジン」についてのアンケート実施します。今後、米に関するメールマガジンでで取り上げて欲しい内容、メールマガジンに対するご意見ご感想等を募集しております。ご協力をお願い致します。

回答はこちらから

 

 

お問合せ先

政策統括官付農産企画課

担当者:企画班 林
代表:03-3502-8111(内線4972)
ダイヤルイン:03-6738-8961
FAX番号:03-6738-8976