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農林水産省

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更新日:平成28年9月30日

担当:政策統括官付農産企画課

米に関するメールマガジン(第31号)(平成28年9月30日)

平成25年秋に決定した米政策の見直しにおいては、生産者や集荷業者・団体の主体的な経営判断や販売戦略に基づき、需要に応じた米生産ができるよう環境整備を進めることとしており、平成26年3月から米の流通に係るよりきめ細かい需給・価格情報、販売進捗・在庫情報等の提供を行うこととしています。

平成27年産米の相対取引価格・数量、契約・販売状況、民間在庫の推移等の状況について(平成28年8月)、米の出荷・販売業者、団体等から報告のあった内容を取りまとめ、本日公表しましたのでお知らせします。

平成27年産米の相対取引価格・数量、契約・販売状況、民間在庫の推移等について(平成28年8月)

相対取引価格

平成28年8月の相対取引価格は、全銘柄平均価格で13,263円/玄米60kg(対前月差+54円(+0.4%))、相対取引数量は、全銘柄合計で6万トンとなっています。
産地銘柄別の相対取引価格・数量については、添付資料を御参照ください。
また、調査対象業者、取りまとめの区分等については、添付資料の脚注を御参照ください。

契約・販売状況

平成28年8月末現在の全国の集荷数量は310万トン、契約数量は304万トン、販売数量は258万トンとなっています。
また、集荷数量に対する比率は、契約数量が98%、販売数量が83%となっています。

 民間在庫の推移

平成28年8月末現在の全国段階の民間在庫は、出荷・販売段階の計で93万トンとなっています。

 事前契約数量

全国の事前契約数量は116万トンとなっています。
産地や銘柄別の契約・販売状況、民間在庫及び事前契約数量については、添付資料を御参照ください。
また、調査対象業者、取りまとめの区分等については、添付資料の脚注を御参照ください。

参考資料

平成30年産以降の需要に応じた生産に向けた各地の取組状況-兵庫県編-

  平成30年産からは行政による生産数量目標の配分に頼らずとも、生産者が需要に応じた生産が行える状況になるよう、現在各生産地において、行政・生産者団体・現場が一体となった取組が検討されています。今回は兵庫県の取組についてご紹介します。
兵庫県では、主にコシヒカリ・キヌヒカリ・ヒノヒカリ等を作付しており、大消費地に立地すること等から、米価の水準は全国的にも高い位置にあります。県産の主食用米は消費者や実需者からの引き合いはあるものの、米の生産量は県民消費量の半分以下となっています。また、水田を活用した非主食用米・麦・大豆等の作物生産は、生産者の所得確保に重要な位置を占めています。
  兵庫県は、需要に応じた生産に向けて、現在の地域協議会のエリアにこだわらず、地域の実情に応じたエリアで関係者(JA・行政・地域協議会等)が集まり、生産・販売・流通の幅広い視点から地域の目指すべき方向性を議論・検討していける場(「地域の水田農業を考える会(仮称)」)づくりを推進しています。「地域の水田農業を考える会(仮称)」では、関係機関の情報共有や地域農業の状況把握を進めながら、需給のマッチングや地域の支援体制の整備等今後の水田農業の維持・発展のための方針・取組を検討していくこととしています。
 
【マッチング】
  JAや集荷業者等の需要情報と生産者との結びつきを支援することにより、地域の米の供給力の維持・向上を図る。併せて、担い手の確保や農地集積、生産力向上のための技術の導入等を推進し、地域の生産体制の強化・再構築を促進する。
【水田を活用した地域振興作物の生産振興による水田農業全体の維持・発展】
  産地交付金の活用等により、主食用米との組み合わせ作物の地域推奨モデル(品目)を設定する等、稲作経営者・集落営農組織等の経営安定に資する地域振興作物の生産を推進する。
 
  兵庫県は、人・農地プランの作成や農地中間管理機構の活用等により、農業構造改革と一体的に需要に応じた生産に取り組んでいくこととしています。更に、今後の産地間競争の激化を見据えて、農業者団体との連携のもとで水稲新品種育成にも取り組み、県産米の消費拡大や新たな需要の創造につなげながら、需要に応じた生産への取組を進めていくことで、県内で生産される米の安定した需給バランスを構築することを目指しています。

多収品種の紹介-30年産以降の生産調整に向けて-

主食用米の需要量が減少傾向にある中、飼料用米等の非主食用米の作付の拡大によって補われてきたことにより、平成20年以降における我が国の水稲作付面積はほぼ一定水準を保っています。30年産以降の需要に応じた主食用米の生産に向けて、今後も非主食用米等の生産性向上・高付加価値化の取組を推し進めていく必要があります。より効率的で低コストの生産を実現するため、現在、全国各地域を栽培適地とした玄米収量の高い品種が開発されています。
本メールマガジンでは、平成27年6月に改訂された「多収米栽培マニュアル」に記載されている20の多収品種の特性と栽培における留意点についてご紹介します。
   
1.きたあおば        粗玄米重:825kg/10a(※1) 作付面積:4ha(北海道、平成26年産※2)
  夢あおばと初雫の後代と、ななつぼしを交配して育成された、北海道向けの飼料用米品種です。また、全重収量も高いため、ホールクロップサイレージ用等としても適しています。栽培するにあたっては、倒伏性が強くないために極多肥栽培や直播栽培には注意すること、耐冷性はやや強のため、冷害の危険がある場合は浸水管理を行うことが必要です。

2.北陸193号       粗玄米重:780kg/10a(※1) 検査数量:151トン(熊本県、平成26年産※3)
  韓国品種から育成したインド型多収系統「上344」と中国のインド型多収品種「桂朝2号」の交配後代から育成された極多収品種です。稈が太いため耐倒伏性に優れており、飼料用米や加工用米に適します。過去の調査では、新潟県下の8農協管内で約300の農家戸数(全栽培面積は約300ha)の規模で栽培実証試験を行ったところ、最大で1094kg/10a、平均祖玄米収量は781kg/10aであったことが示されています(※4)。栽培するにあたっては、種子休眠が強いため休眠打破処理を行うこと、耐冷性は強くないため湛水直播や山間高冷地等での栽培を避けること等に注意することが必要です。

(※1)研究試験場における実証単収の一例であり、現地での収量は異なる
(※2)北海道庁農政部の公表資料より
(※3)平成26年産の農産物検査数量より
(※4)平成22年2月10日付  中央農業総合研究センター『極多収のインド型水稲新品種「北陸193号」』より

表.各品種の特性一覧(「多収米栽培マニュアル」より一部抜粋)

品種名

栽培適地

早晩性

玄米粒形

耐倒伏性

耐冷性

脱粒性

除草剤
感受性

きたあおば

北海道

晩生の早

中粒

やや弱

やや強

抵抗性

北陸193号

北陸、
関東以西

晩生の晩

やや細長中粒

極強

やや難

抵抗性

 

 (「多収米栽培マニュアル」はこちら)
→ http://www.maff.go.jp/j/seisan/kokumotu/siryouyoumai.html

 コメ・コメ加工品輸出促進の取組について

  先月号でもお伝えしました日本のコメの輸出団体(一般社団法人全日本コメ・コメ関連食品輸出促進協議会)は、10月7日にアメリカのニューヨークで、コメ・コメ加工品のプロモーションを行います。
  本イベントでは会場内に日本産米・日本酒・米菓の展示や試飲・試食スペースを設けるほか、日本産米と日本酒のセミナーや、企業と現地のバイヤーとのビジネスマッチングが行われます。日本産米のセミナーでは、調理方法や魅力を紹介すると共に、調理デモンストレーションを行い、現地の食材を使った炊き込みごはんの作り方などもご紹介します。また、日本酒セミナーでは日本酒の楽しみ方と魅力を紹介し、日本酒の種類の紹介と合わせた試飲を行います。
  今後も日本産米の輸出先マーケットの拡大・深掘りを図るため、海外における日本産米のプロモーション活動や海外のニーズに合わせた商品・売り方の多様化など、様々な取組を行うこととしています。

  【アメリカにおけるコメのPRイベント概要】
    開催日時:10月7日午後1時00分~午後4時00分
    開催場所:アメリカ・ニューヨーク・「De Gustibus」
    プログラム:日本産米・酒セミナー/企業と現地バイヤーのビジネスマッチング   

(イベントの詳細についてはこちら)
→ http://zenbeiyu.com/jp/event/(外部ページ)

日本産農林水産物・食品の輸出促進に関するイベント情報を掲載した「国・地域別イベントカレンダーについて

日本産農林水産物・食品の輸出促進に関するイベント情報を掲載した「国・地域別イベントカレンダー」を8月30日から公表し、毎月1回更新しています。本カレンダーは、本年5月に取りまとめられた「農林水産業の輸出力強化戦略」(農林水産業・地域の活力創造本部)に基づき、日本の農林水産物・食品のプロモーションを統一的・戦略的に行うことを目的に作成されました。都道府県や関係団体が国内外で行う予定の輸出促進に関するイベントの開催予定日やお問い合わせ先などを掲載しております。
  「国・地域別イベントカレンダー」には、本メールマガジンでもご紹介しております日本のコメの輸出団体(一般社団法人全日本コメ・コメ関連食品輸出促進協議会)が各地で行っているイベント情報も掲載されておりますので、是非ご覧下さい。
 
カレンダーはJETROホームページでご確認できます。
https://www.jetro.go.jp/agriportal/eventcalendar (外部ページ)

「平成28年産水稲の9月15日現在における作柄概況」の公表について

平成28年産水稲の9月15日現在における作柄概況が9月30日に公表されました。
この統計調査結果の統計表は、政府統計の総合窓口(e-Stat)の「新着情報」で御覧いただけます。
http://www.e-stat.go.jp/SG1/estat/eStatTopPortal.do

平成28年産米の農産物検査結果について

  平成28年産米の農産物検査結果(8月31日現在)を公表しました。
http://www.maff.go.jp/j/seisan/syoryu/kensa/kome/attach/pdf/index-2.pdf

「米に関するメールマガジン」についてのアンケート実施 

読者の皆さまにより有益な情報配信ができるよう、「米に関するメールマガジン」のアンケートを実施しています。今後、米に関するメールマガジンで取り上げて欲しい内容、メールマガジンに対するご意見ご感想等を募集しておりますので、宜しくお願い致します。読者の皆さまにより有益な情報配信ができるよう、「米に関するメールマガジン」についてのアンケート実施します。今後、米に関するメールマガジンでで取り上げて欲しい内容、メールマガジンに対するご意見ご感想等を募集しております。ご協力をお願い致します。

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お問合せ先

政策統括官付農産企画課

担当者:企画班 林
代表:03-3502-8111(内線4972)
ダイヤルイン:03-6738-8961
FAX番号:03-6738-8976

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