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農林水産省

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更新日:平成28年10月28日

担当:政策統括官付農産企画課

米に関するメールマガジン(第32号)(平成28年10月28日)

平成25年秋に決定した米政策の見直しにおいては、生産者や集荷業者・団体の主体的な経営判断や販売戦略に基づき、需要に応じた米生産ができるよう環境整備を進めることとしており、平成26年3月から米の流通に係るよりきめ細かい需給・価格情報、販売進捗・在庫情報等の提供を行うこととしています。

平成28年産米の相対取引価格・数量、契約・販売状況、民間在庫の推移等の状況について(平成28年9月)、米の出荷・販売業者、団体等から報告のあった内容を取りまとめ、本日公表しましたのでお知らせします。

平成28年産米の相対取引価格・数量、契約・販売状況、民間在庫の推移等について(平成28年9月)

相対取引価格

平成28年9月の相対取引価格は、全銘柄平均価格で14,342円/玄米60kg、相対取引数量は、全銘柄合計で23万トンとなっています。
産地銘柄別の相対取引価格・数量については、添付資料を御参照ください。
また、調査対象業者、取りまとめの区分等については、添付資料の脚注を御参照ください。

契約・販売状況

平成28年9月末現在の全国の集荷数量は91万トン、契約数量は140万トン、販売数量は12万トンとなっています。

 民間在庫の推移

平成28年9月末現在の全国段階の民間在庫は、出荷・販売段階の計で176万トンとなっています。

 事前契約数量

全国の事前契約数量は124万トンとなっています。
産地や銘柄別の契約・販売状況、民間在庫及び事前契約数量については、添付資料を御参照ください。
また、調査対象業者、取りまとめの区分等については、添付資料の脚注を御参照ください。

参考資料

平成30年産以降の需要に応じた生産に向けた各地の取組状況-島根県編-

  平成30年産からは行政による生産数量目標の配分に頼らずとも、生産者が需要に応じた生産が行える状況になるよう、現在各生産地において、行政・生産者団体・現場が一体となって取組が検討されています。今回は島根県の取組についてご紹介します。
  島根県では、コシヒカリ・つや姫・きぬむすめの3つの品種が主に作付けされており、「出雲国 仁多米」など、全国的にも知名度の高いコシヒカリの産地ブランドが育成されています。需要に応じた生産の実現に向けては、平成27年に県内の11JAが統合し「JAしまね」が発足したことを機に、県、JAしまね、卸・米穀店等の実需者、消費者が一体となった「島根米あり方検討会」を立ち上げ、島根農業の基幹である米の作付、販売及び水田営農対策等の具体的戦略を検討されています。本メールマガジンでは、「島根米あり方検討会」での検討項目・取組状況の中から、以下の3点についてご紹介します。

1.地域の特色ある米「こだわり米」の育成
   栽培方法等に特色を持たせた「隠岐藻塩米コシヒカリ」、「石見銀山つや姫」、「島根おおちハーブ米きぬむすめ」を広告塔に位置づけ、トップ商品として販売を推進し、島根米全体のボトムアップを図る。
2.業務用ニーズに着目した販売戦略
   島根米の安定的な取引を確保するため、品種別に業態別仕向け先を分け、ニーズに応じた販売を展開するなど、外食・中食等の業務用途の拡大を図る。
3.平成28年産米以降の生産数量目標の配分ルールの検討
   売れる米づくりの取組を推進するため、播種前契約・収穫前計画・複数年契約等の契約的取引を「結びつき米」と定義し、この数量を「水稲種子分」と併せて優先配分する。

  その他にも、島根米の品質・食味の向上を図る取組の一環として、1.9mmの選別網目への変更や食味計の導入などへの支援を実施するとともに、主食用米作付以外の水田の活用方法として、新規需要米や園芸・畜産への転換の推進や、飼料用米の生産拡大に向けた受入・流通・保管施設等の課題解決などにも取り組まれています。

多収品種の紹介-30年産以降の生産調整に向けて-

   主食用米の需要量が減少傾向にある中、飼料用米等の非主食用米の作付の拡大によって補われてきたことにより、平成20年以降における我が国の水稲作付面積はほぼ一定水準を保っています。30年産以降の需要に応じた主食用米の生産に向けて、今後も非主食用米等の生産性向上・高付加価値化の取組を推し進めていく必要があります。より効率的で低コストの生産を実現するため、現在、全国各地域を栽培適地とした玄米収量の高い品種が開発されています。
   本メールマガジンでは、平成27年6月に改訂された「多収米栽培マニュアル」に記載されている20の多収品種の特性と栽培における留意点についてご紹介します。
   
1.たちじょうぶ        粗玄米重:757kg/10a(※)
  北海道向けに育成された品種で、飼料用米又は稲WCSとして利用することができます。稲WCSとして栽培する場合は、移植栽培・直播栽培のいずれも可能です。飼料用米として栽培する場合は、晩生で成熟期が遅いため直播栽培には適さず、成苗移植が望ましいとされています。倒れにくく、いもち病にも強いため、極多肥栽培が可能です。

2.北陸193号        粗玄米重:823kg/10a(※)
  国際稲研究所の「IR65598-112-2」に「西海203号」を戻し交雑して育成された関東以西向けの品種です。稈質が強く倒れにくいため、直播栽培にも適しています。粗玄米収量と地上部全重収量が高いため、飼料用米としても稲WCSとしても利用が可能です。また、アミロース成分が高いため、米粉麺やビーフン等の加工用としても適しています。玄米の外観品質は著しく悪く、主食用米と容易に区別することができます。栽培するに当たっては、除草剤ベンゾビシクロンに感受性であるため、本成分を含む剤は使用しない等の注意が必要です。

(※)研究試験場における実証単収の一例であり、現地での収量は異なる

表.各品種の特性一覧(「多収米栽培マニュアル」より一部抜粋)

品種名

栽培適地

早晩性

玄米粒形

耐倒伏性

耐冷性

脱粒性

除草剤
感受性

たちじょうぶ

北海道

晩生の晩

中粒

今日

やや強

抵抗性

モミロマン

関東以西

晩生の早

やや細長大粒

極強

抵抗性

 

 (「多収米栽培マニュアル」はこちら)
http://www.maff.go.jp/j/seisan/kokumotu/siryouyoumai.html

 コメ・コメ加工品輸出促進の取組について

  日本のコメの輸出団体(一般社団法人全日本コメ・コメ関連食品輸出促進協議会)は、11月に中国の上海及び北京で開催される展示会等へ集中的に出展し、コメ・コメ加工品の展示、調理実演、試食等のプロモーションを実施します。参加するイベントの日程については、以下を参照して下さい。
 
  【中国におけるコメのPRイベント日程】
   ・ 北京
    1. ANUFOOD China2016(11月16日~18日)
    2. 在中国日本大使館天皇誕生日レセプション(11月22日)
   ・ 上海
    1. 上海総領事館公邸イベント(11月7日)
    2. FHCチャイナ(11月7日~9日)
    3. ぐるなび上海戦略共有サミット(11月27日)
   
(イベントに関する情報は以下のリンクから)
http://zenbeiyu.com/jp/event/(外部ページ)

米生産に関する統計結果の公表について

  10月14日に平成27年産の米生産費が、10月28日に平成28年産水稲の作付面積及び予想収穫量(10月15日現在)が公表されました。
これらの統計情報は、当省ホームページの統計情報で御覧頂けます。

「平成27年産の米生産費」
http://www.maff.go.jp/j/tokei/kouhyou/noukei/seisanhi_nousan/attach/pdf/index-13.pdf(PDF:629KB)
「平成28年産水稲の作付面積及び予想収穫量(10月15日現在)」
http://www.maff.go.jp/j/tokei/kouhyou/sakumotu/sakkyou_kome/attach/pdf/index-6.pdf(PDF:1,421KB)

平成28年産米の農産物検査結果について

  平成28年産米の農産物検査結果(9月30日現在)を公表しました。
http://www.maff.go.jp/j/seisan/syoryu/kensa/kome/attach/pdf/index-6.pdf(PDF:420KB)

「米に関するメールマガジン」についてのアンケート実施 

  読者の皆さまにより有益な情報配信ができるよう、「米に関するメールマガジン」のアンケートを実施しています。今後、米に関するメールマガジンで取り上げて欲しい内容、メールマガジンに対するご意見ご感想等を募集しておりますので、宜しくお願い致します。読者の皆さまにより有益な情報配信ができるよう、「米に関するメールマガジン」についてのアンケート実施します。今後、米に関するメールマガジンでで取り上げて欲しい内容、メールマガジンに対するご意見ご感想等を募集しております。ご協力をお願い致します。

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お問合せ先

政策統括官付農産企画課

担当者:企画班 林
代表:03-3502-8111(内線4972)
ダイヤルイン:03-6738-8961
FAX番号:03-6738-8976

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