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農林水産省

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更新日:平成29年1月27日

担当:政策統括官付農産企画課

米に関するメールマガジン(第35号)(平成29年1月27日)

平成25年秋に決定した米政策の見直しにおいては、生産者や集荷業者・団体の主体的な経営判断や販売戦略に基づき、需要に応じた米生産ができるよう環境整備を進めることとしており、平成26年3月から米の流通に係るよりきめ細かい需給・価格情報、販売進捗・在庫情報等の提供を行うこととしています。

平成28年産米の相対取引価格・数量、契約・販売状況、民間在庫の推移等の状況について(平成28年12月)、米の出荷・販売業者、団体等から報告のあった内容を取りまとめ、公表しましたのでお知らせします。

平成28年産米の相対取引価格・数量、契約・販売状況、民間在庫の推移等について(平成28年12月)

 相対取引価格

 平成28年12月の相対取引価格は、全銘柄平均価格で14,315円/玄米60kg(対前月差▲35円(▲0.2%))、相対取引数量は、全銘柄合計で41万トンとなっています。
産地銘柄別の相対取引価格・数量については、添付資料を御参照ください。
また、調査対象業者、取りまとめの区分等については、添付資料の脚注を御参照ください。

 契約・販売状況

 平成28年12月末現在の全国の集荷数量は283万トン、契約数量は200万トン、販売数量は69万トンとなっています。  

 民間在庫の推移

 平成28年12月末現在の全国段階の民間在庫は、出荷・販売段階の計で328万トンとなっています。 

 事前契約数量

 全国の事前契約数量は127万トンとなっています。
 産地や銘柄別の契約・販売状況、民間在庫及び事前契約数量については、添付資料を御参照ください。
 また、調査対象業者、取りまとめの区分等については、添付資料の脚注を御参照ください。 

参考資料

「農業競争力強化プログラム」の説明動画を掲載しています

   農業を成長産業にしていくことを目指す「農業競争力強化プログラム」について、
その内容を説明する動画を作成し、農林水産省ホームページに掲載しています。ぜひご覧下さい。
http://www.maff.go.jp/j/kanbo/nougyo_kyousou_ryoku/index.html

  また、政府広報オンラインにおいても、「農業競争力強化プログラム」について紹介しています。
併せてご覧下さい。
http://www.gov-online.go.jp/tokusyu/nougyo_kyouka2017/index.html (外部リンク)

平成30年産以降の需要に応じた生産に向けた各地の取組状況-茨城県編-

  平成30年産からは行政による生産数量目標の配分に頼らずとも、生産者が需要に応じた生産が行える状況になるよう、現在各生産地において、行政・生産者団体・現場が一体となって取組が検討されています。今回は茨城県の取組についてご紹介します。
  茨城県ではコシヒカリやあきたこまち、県のオリジナル品種であるふくまるなどが主に作付されています。県内で最も多く生産されているコシヒカリには多様な銘柄が存在し、産地ごとにおいしさ、安心・安全にこだわった「地域オリジナル米」としても販売されています。
  平成28年産は、需要に応じた生産に向けて、現場の不安の解消及び飼料用米の生産拡大に向けた飼料用米作付の広報・啓発活動や、地域協議会単位での意見交換等の生産・流通現場向けの推進対策等が行われました。平成28年産の実績は約3,500haの超過作付となりましたが、平成29年産以降も主食用米の過剰作付の完全解消を目標に、飼料用米への作付転換に向けた取組が推進される予定です。

【平成29年産の飼料用米の生産拡大に向けた取組】
1. 多収品種の積極的な推進
    広報、啓発用のリーフレット・のぼり等の作成、種子配布計画の作成・進捗状況の管理、地域座談会・説明会・戸別訪問等による多収品種作付の推進
2. 営農計画書提出率の向上
  作業受委託の実態調査、作業委託者の受委託契約書作成及び受託者への飼料用米作付に向けた働きかけの実施
3. 平成28年産までの取組の継続実施
    大規模農家への戸別訪問、営農集団等との意見交換会、マスコミを活用した周知・啓発活動等の実施、飼料用米に関するシンポジウム及び栽培講習会等の開催

  茨城県では、「新たな米政策課題検討研究会」(平成27年11月よりJA中央会に設置)における検討内容や、地域協議会・農業者団体等の意見を踏まえて、平成30年産以降に向けた「対応の方向性」がとりまとめられました。今後、「対応の方向性」について関係機関との調整を進め、県及び再生協としての対応方針を策定することとしています。

多収品種の紹介-30年産以降の生産調整に向けて-

   主食用米の需要量が減少傾向にある中、飼料用米等の非主食用米の作付の拡大によって補われてきたことにより、平成20年以降における我が国の水稲作付面積はほぼ一定水準を保っています。30年産以降の需要に応じた主食用米の生産に向けて、今後も非主食用米等の生産性向上・高付加価値化の取組を推し進めていく必要があります。より効率的で低コストの生産を実現するため、現在、全国各地域を栽培適地とした玄米収量の高い品種が開発されています。
   本メールマガジンでは、平成27年6月に改訂された「多収米栽培マニュアル」に記載されている20の多収品種の特性と栽培における留意点についてご紹介します。
   
1.べこあおば        粗玄米重:732kg/10a(※)
   大粒の「オオチカラ」と多収の「西海203号」の交配後代から育成された東北中部以南向きの品種です。短稈で耐倒伏性に優れており、直播栽培に適しています。玄米が大粒であるため、一般食用品種との容易に識別することができます。飼料用米、稲WCSの両方に適し、さらに製粉性・製パン性もあるので、米粉パンの原料としても利用可能です。極多肥条件でも倒れずに収量が多くなり、多肥栽培に適しています。栽培するに当たってのポイントは、いもち病に弱いため発病した場合は一般品種と同様の防除が必要であること、大粒のため移植栽培での箱当たり播種量は一般品種より3割程度多くする必要があること等が挙げられます。

2.タカナリ        粗玄米重:732kg/10a(※)
  関東以西向けに育成されたインド型品種由来の品種です。短稈のため耐倒伏性に優れているのに加え、穂が大きく、普通の品種の約2倍の籾がつくことが特徴的です。米粉パンにするとふくらみがよく、加工用米としての利用が期待されます。栽培するにあたり、除草剤ベンゾビシクロン、メルトリオン、テフリルトリオンに感受性であること、冷害に弱いこと等に注意する必要があります。
  本品種は脱粒性があるのが課題とされてきましたが、平成28年に脱粒性を改良した「オオナリ」が品種登録されました。脱粒性の改良によって収穫期の収量ロスが減り、多肥栽培をすると940kg/10aに達しており、タカナリよりも高い収量性を示します。
  

(※)研究試験場における実証単収の一例であり、現地での収量は異なる

表.各品種の特性一覧(「多収米栽培マニュアル」より一部抜粋)

品種名

栽培適地

早晩性

玄米粒形

耐倒伏性

耐冷性

脱粒性

除草剤
感受性

べこあおば

東北中部以南

中生晩

やや細長
大粒

抵抗性

タカナリ

関東以西

中生早

やや細長
中粒

極強

極弱

やや難

感受性

 

 (「多収米栽培マニュアル」はこちら)
http://www.maff.go.jp/j/seisan/kokumotu/siryouyoumai.html

「業務用米等のマッチングイベント」の開催について

  近年、主食用米需要の約3分の1を占め、今後も堅調な需要が期待されている中食・外食向けの需要について、実需者と産地の間での安定的・中長期的な取引関係の構築に向けたマッチングの場として、2月中旬に「業務用米等のマッチングイベント」が開催されます。
  2月15日(水曜日)~17日(金曜日)に開催される「スーパーマーケット・トレードショー」の会場内に、「フード・アクション・ニッポン」が売り手(農業生産法人等)と買い手(中食・外食事業者等)の商談を行っていただくためのブースを設けます。

(詳細はこちらから(PDF : 321KB))

【スーパーマーケット・トレードショー】
(主催:一般社団法人新日本スーパーマーケット協会)
  日時:平成29年2月15日(水曜日)~17日(金曜日)     10時00分~17時00分(最終日は16時00分まで)
  場所:幕張メッセ(千葉県千葉市美浜区中瀬2-1)
        「フード・アクション・ニッポン」ブース(9ホール9-510)
(スーパーマーケット・トレードショーのホームページはこちら)
http://www.smts.jp/index.html(外部リンク)

  御関心のある皆様においては、各産地の生産者の方々と情報交換等を行えるまたとない機会ですので、是非御来場下さい。なお、御来場にはスーパーマーケット・トレードショーホームページにより事前登録が必要ですので、ご留意願います。

〇  出展者情報(生産者):
2月15日(水曜日)
(ア)大潟村カントリーエレベーター公社(秋田)
(イ)蓬田(福島)
(ウ)信州ファーム荻原(長野)
(エ)六星(石川)
(オ)千姓(愛知)
(カ)平蕨台共同生産組合(山口)
(キ)農事組合法人多良木のびる(熊本)

2月16日(木曜日)
(ア)金井農園(群馬)
(イ)信州ファーム荻原(長野)
(ウ)新篠津村クリーンあやひめ生産組合(北海道)
(エ)農事組合法人多良木のびる(熊本)
(オ)千姓(愛知)
(カ)蓬田(福島)
(キ)大潟村カントリーエレベーター公社(秋田)

2月17日(金曜日)
(ア)花里農場(長野)
(イ)太陽と大地(長野)
(ウ)アグリフォレスターコバヤシ(新潟)
(エ)金井農園(群馬)
(オ)東ファーム(熊本)
(カ)新篠津村クリーンあやひめ生産組合(北海道)
(キ)農事組合法人多良木のびる(熊本)

「農林水産物・食品の輸出取組事例(平成28年度版)」が公表されました 

  1月5日に、農林水産物・食品の輸出を実現した各地の事例をまとめた「農林水産物・食品の輸出取組事例」の平成28年度版が公表されました。
  コメ・コメ加工品の輸出事例についても掲載されておりますので、ぜひ御覧下さい。

【概要】
  「農林水産物・食品の輸出取組事例」は、都道府県、日本貿易振興機構(JETRO)、地方農政局等の協力を得て、農林水産物・食品の輸出を実現した事業者の皆様の取組について、どういった課題があり、どのように課題を乗り越えたか、今後の方針等を整理しております。平成20年度から開始した本事例集は今回で8回目の発行となり、輸出成功のノウハウやヒントが詰まった248の事例を全ての都道府県から取り上げ紹介しています。また、今回初めて品目別の輸出全国団体(7団体)の取組も掲載しております。

「農林水産物・食品の輸出取組事例(平成28年度版)」はこちらから
http://www.maff.go.jp/j/shokusan/export/torikumi_zirei/zirei_2016.html

平成28年産米の農産物検査結果について

  平成28年産米の農産物検査結果(12月31日現在)を公表しました。
→ http://www.maff.go.jp/j/seisan/syoryu/kensa/kome/attach/pdf/index-10.pdf(PDF :440KB)

「米に関するメールマガジン」についてのアンケート実施 

  読者の皆さまにより有益な情報配信ができるよう、「米に関するメールマガジン」のアンケートを実施しています。今後、米に関するメールマガジンで取り上げて欲しい内容、メールマガジンに対するご意見ご感想等を募集しておりますので、宜しくお願い致します。読者の皆さまにより有益な情報配信ができるよう、「米に関するメールマガジン」についてのアンケート実施します。今後、米に関するメールマガジンで取り上げて欲しい内容、メールマガジンに対するご意見ご感想等を募集しております。ご協力をお願い致します。

回答はこちらから

お問合せ先

政策統括官付農産企画課

担当者:企画班 林
代表:03-3502-8111(内線4972)
ダイヤルイン:03-6738-8961
FAX番号:03-6738-8976

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