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農林水産省

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更新日:平成29年2月24日

担当:政策統括官付農産企画課

米に関するメールマガジン(第36号)(平成29年2月24日)

平成25年秋に決定した米政策の見直しにおいては、生産者や集荷業者・団体の主体的な経営判断や販売戦略に基づき、需要に応じた米生産ができるよう環境整備を進めることとしており、平成26年3月から米の流通に係るよりきめ細かい需給・価格情報、販売進捗・在庫情報等の提供を行うこととしています。

平成28年産米の相対取引価格・数量、契約・販売状況、民間在庫の推移等の状況について(平成29年1月)、米の出荷・販売業者、団体等から報告のあった内容を取りまとめ、公表しましたのでお知らせします。

平成28年産米の相対取引価格・数量、契約・販売状況、民間在庫の推移等について(平成29年1月)

 相対取引価格

 平成29年1月の相対取引価格は、全銘柄平均価格で14,366円/玄米60kg(対前月差+51円(+0.4%))、相対取引数量は、全銘柄合計で28万トンとなっています。
産地銘柄別の相対取引価格・数量については、添付資料を御参照ください。
また、調査対象業者、取りまとめの区分等については、添付資料の脚注を御参照ください。

 契約・販売状況

 平成29年1月末現在の全国の集荷数量は293万トン、契約数量は223万トン、販売数量は86万トンとなっています。  

 民間在庫の推移

 平成29年1月末現在の全国段階の民間在庫は、出荷・販売段階の計で306万トンとなっています。

 事前契約数量

 全国の事前契約数量は127万トンとなっています。
産地や銘柄別の契約・販売状況、民間在庫及び事前契約数量については、添付資料を御参照ください。
また、調査対象業者、取りまとめの区分等については、添付資料の脚注を御参照ください。

参考資料

「すぐ分かる米政策改革!」米政策の見直しにかかるページを開設しました

  30年産からの米政策見直しへの円滑な移行に向け、各県関係者・担い手に対しキャラバンを実施し、政策の見直しについて説明・意見交換を実施しているところですが、さらに多くの生産者及び関係者の方々に理解を深めて頂くため、農林水産省HPに米政策の見直しにかかるページを新たに開設しました。新設したページには、農林水産省の柄澤政策統括官が米政策の見直しを分かりやすく解説する動画や、関連資料などを掲載しております。是非、御覧下さい。

米政策の見直しについて解説する柄澤政策統括官
【写真:米政策の見直しについて解説する柄澤政策統括官】 

 「すぐ分かる米政策改革!」のページはこちらから
http://www.maff.go.jp/j/syouan/keikaku/soukatu/kome_seisaku_kaikaku.html

「農業競争力強化プログラム」の説明動画を掲載しています

   農業を成長産業にしていくことを目指す「農業競争力強化プログラム」について、
その内容を説明する動画を作成し、農林水産省ホームページに掲載しています。ぜひご覧下さい。
http://www.maff.go.jp/j/kanbo/nougyo_kyousou_ryoku/index.html

  また、政府広報オンラインにおいても、「農業競争力強化プログラム」について紹介しています。
併せてご覧下さい。
http://www.gov-online.go.jp/tokusyu/nougyo_kyouka2017/index.html (外部リンク)

「米に関するマンスリーレポート(平成29年2月)」の特集について

  「米に関するマンスリーレポート」は、米に関する価格動向や需給動向に関するデータを集約・整理し、毎月定期的に公表することによって、需給動向を適切に反映した米取引に資することを目的としております。本メールマガジンでは、「米に関するマンスリーレポート(平成29年2月)」に掲載されております「今月の特集」についてご紹介します。
 
【今月の特集(1)業務用向け販売量について】
    米販売事業者が、平成27年7月~平成28年6月の1年間に精米販売を行った数量のうち、約4割が業務用向けに販売されており、栃木、福島、岡山では6割以上が業務用向けに販売されています。また、全国の業務用向け販売量に占める産地品種銘柄別の割合は、北海道、東北などの主産地の米が上位を占めており、とりわけ「山形はえぬき」、「宮城ひとめぼれ」、「栃木コシヒカリ」の3銘柄で約25%を占めています。(年間玄米取扱量4,000トン以上の米販売事業者)

【今月の特集(2)産地別の事前契約及び複数年契約数量の状況】
    これまで、産地別の事前契約数量については公表してきたところですが、今回事前契約数量のうち、複数年契約数量について公表致しました。各産地の推進により、複数年契約数量については、前年より38.3万トン多い54.5万トンとなっております。
   
【今月の特集(3)酒造好適米の需要量調査結果(変更)の状況】
    平成29年産酒造好適米の需要に見合った生産の指標となるよう、昨年、全国の酒造メーカーを対象に需要量調査を実施し、平成29年産の需要量を98~100千トン程度と見込んだ場合、平成29年産の作付けは、前年からの持越在庫5千トンを差し引いた93~95千トン程度(平成28年産比▲10千トン、▲10%)までの生産とする必要があります。
   
  上記の特集について、詳しくはこちらからご覧下さい。
http://www.maff.go.jp/j/seisan/keikaku/soukatu/mr.html

平成30年産以降の需要に応じた生産に向けた各地の取組状況-福岡県編-

  平成30年産からは行政による生産数量目標の配分に頼らずとも、生産者が需要に応じた生産が行える状況になるよう、現在各生産地において、行政・生産者団体・現場が一体となって取組が検討されています。今回は福岡県の取組についてご紹介します。
  福岡県では温暖な気候を利用して水田で二毛作が行われており、稲の裏作として、県で品種登録されている「ラー麦」(福岡県産ラーメン用小麦)などが生産されています。平成28年産は主食用米から、大豆を中心に、飼料用米やWCS等への転作が進み、県の生産数量目標は778haを下回りました。平成27年、28年度は、需要に応じた生産に向けて以下のような取組が実施されました。

1.「30年産以降の水田農業政策対策研究会」の設置(平成27年度)
    米価の変動に係る調査結果等を踏まえて、本研究会において水田経営の目指すべき方向について検討が重ねられた結果、米中心の生産計画から転作作物も含めた一体的計画が必要であること、集落営農の法人化等により計画的生産を推進する必要があることから、生産数量の目安等を示す作付計画(「作付ビジョン」)づくりが提案されました。
2.「作付ビジョン」策定の検討(平成28年度)
  (ア)作付ビジョンの概要
      県と地域のそれぞれの段階で、米や麦、大豆、野菜などの水田活用品目の作付計画面積を策定。各段階ごとに国による需給見通しの情報提供の前に仮ビジョンを、提供後に本ビジョンを作成、提示する。
  (イ)作付ビジョンの基本的な考え方
      作付ビジョンの基本的な考えとして、主食用米の需要減少分を、大豆・新規需要米等への転換を推進することにより水田活用を維持していく方向で検討。さらに麦についても、需要に応じて生産を拡大していく方針。
    平成28年度は「作付ビジョン検討委員会」が設置され、作付ビジョンを試行的に策定し、ビジョンの策定方法や現場への説明方法等の意見を集約するなどして課題の洗い出しが実施されました。

福岡県は今後、試行的に作成した作付ビジョンを踏まえた取組計画を策定するなど、30年産以降の需要に応じた生産への取組内容について検討することとしています。

多収品種の紹介-30年産以降の生産調整に向けて-

   主食用米の需要量が減少傾向にある中、飼料用米等の非主食用米の作付の拡大によって補われてきたことにより、平成20年以降における我が国の水稲作付面積はほぼ一定水準を保っています。30年産以降の需要に応じた主食用米の生産に向けて、今後も非主食用米等の生産性向上・高付加価値化の取組を推し進めていく必要があります。より効率的で低コストの生産を実現するため、現在、全国各地域を栽培適地とした玄米収量の高い品種が開発されています。
   本メールマガジンでは、平成28年9月に改訂された「多収米栽培マニュアル」に記載されている20の多収品種の特性と栽培における留意点についてご紹介します。
   
1.べこごのみ        粗玄米重:686kg/10a(※)
   安定して多収である「ふくひびき」と穂が大きく多収の「97UK-46」の交配組み合わせから育成された東北中北部以南向けの飼料用品種です。稲WCSにした場合の牛の嗜好性は良く、飼料用米としても利用可能です。玄米は乳白色で品質が劣るため、一般食用品種との識別が可能です。耐倒伏性に優れているので、直播栽培にも適しています。栽培するに当たっては、耐冷性がやや弱いため、冷害の発生しやすい地帯では注意する必要があります。

2.ホシアオバ        粗玄米重:694kg/10a(※)
  多収系統の「多収系174」を母、大粒の「オオチカラ」を父とした交配組み合わせから育成された東北南部以西向きの品種です。長稈ですが耐倒伏性に優れており、米粒が大粒であるのが特徴的で、一般食用品種と容易に識別できます。玄米収量と地上部全重収量の両方が高く、飼料用米、稲WCS等に利用可能です。稲WCSとしてはチモシー乾草並の飼料適性をもち、乳牛の嗜好性も優れます。また製粉性・製パン性もあり、米粉パンの原料としても利用できます。栽培するに当たっては、玄米が大粒のため、播種量は慣行法よりも3割程度増やす必要があります。
  

(※)研究試験場における実証単収の一例であり、現地での収量は異なる

表.各品種の特性一覧(「多収米栽培マニュアル」より一部抜粋)

品種名

栽培適地

早晩性

玄米粒形

耐倒伏性

耐冷性

脱粒性

除草剤
感受性

べこごのみ

東北中部以南

早生早

中粒

やや弱

抵抗性

ホシアオバ

東北南部
関東以西

中生中

やや細長
大粒

やや強

抵抗性

 

 (「多収米栽培マニュアル」はこちら)
http://www.maff.go.jp/j/seisan/kokumotu/siryouyoumai.html

「第2回稲作コスト低減シンポジウム」の開催概要が公表されました

   農林水産省は、平成28年12月19日(月曜日)に「第2回稲作コスト低減シンポジウム」を開催しました。
当日は、民間企業が開発した品種を新たに導入したり、JAのカントリーエレベーターを農業生産法人に門戸を開いたりとこれからの農業を先取りするような取組を展開している方々から講演していただくとともに、活発な意見交換が行われました。
  「第2回稲作コスト低減シンポジウム」における講演資料は、当省ホームページの「稲作コスト低減シンポジウムの開催概要について」のページ(以下URL参照)にて掲載されておりますので、ぜひ御覧下さい。

詳細はこちらから
http://www.maff.go.jp/j/syouan/keikaku/soukatu/sympo_sium_2016.html

「米に関するメールマガジン」についてのアンケート実施 

  読者の皆さまにより有益な情報配信ができるよう、「米に関するメールマガジン」のアンケートを実施しています。今後、米に関するメールマガジンで取り上げて欲しい内容、メールマガジンに対するご意見ご感想等を募集しておりますので、宜しくお願い致します。読者の皆さまにより有益な情報配信ができるよう、「米に関するメールマガジン」についてのアンケート実施します。今後、米に関するメールマガジンで取り上げて欲しい内容、メールマガジンに対するご意見ご感想等を募集しております。ご協力をお願い致します。

回答はこちらから

お問合せ先

政策統括官付農産企画課

担当者:企画班 林
代表:03-3502-8111(内線4972)
ダイヤルイン:03-6738-8961
FAX番号:03-6738-8976

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