このページの本文へ移動

農林水産省

メニュー

第10回(令和元年度)ブロンズ賞受賞者

阪下 幸二

Les Queues(レ クゥ)
福井県福井市
フランス料理

阪下氏の写真
  • 地元食材や工芸品を積極的に取り入れ、福井の自然、伝統工芸、食材、食文化等の魅力を伝えてきた。また、様々な調理法に挑戦し、食材の良さを引き出してきた。
  • 西洋野菜やジビエ、一般的に利用価値が低いジャージー牡牛の利用価値を高める活動を行い、また料理人と生産者等をつなぐ「福い学」を立ち上げ、全国のシェフへ福井の魅力を発し、全国のシェフと福井の交流を支援している。

坂本 健

cenci(チェンチ)
京都府京都市
イタリア料理

坂本氏の写真
  • 全国の産地へ訪問し、直接感じた当該食材の魅力等を自店を訪れるお客様だけでなく、仕入れ先や料理人仲間と共有して広めている。また生産者と協同でオリジナル商品やメニューを開発し、付加価値向上を支援している。
  • 障害者支援事業として、障害者の就業体験を提供したり、農福連携として生産された作物の付加価値向上を支援(商品開発等)する等、公共性の高い取組も行っている。

佐々木 章太

ELEZO HOUSE(エレゾハウス)
東京都渋谷区
その他

佐々木氏の写真
  • 生産(ジビエの場合は狩猟)から加工、流通、提供(料理、商品)までを一気通貫することによって、理想的な料理を提供できる体制「自社一環型生産管理体制A to Zモデル」を構築。特にジビエにおいては、品質の高い料理や商品の提供に貢献している。
  • また、自社モデルで得られたノウハウを狩猟家や生産者、流通関係者にも提供し、ジビエの商品価値を上げることに成功した。

髙澤 義明

TAKAZAWA(たかざわ)
東京都港区
フランス料理

髙澤氏の写真
  • 従来から日本各地の生産者と連携しているが、2013年に料理イベントで佐渡の魅力を感じて以来、佐渡の生産者を中心に連携を図っている。牡蠣殻農法の米、アワビ、車えび、真鯛等佐渡の食材を海外のお客様に如何にその良さを伝えるか、日本の特徴を伝えることができるかを意識しながら料理を作り上げてきた。
  • 日本ワインを早くから導入し、国産食材との相性を引き出して、海外での国際イベント等においてもその魅力を伝えてきた。

髙田 晴之

日本料理 たか田八祥
岐阜県岐阜市
日本料理

高田氏の写真
  • 岐阜の伝統的な料理である鮎熟れ鮨を広く名物料理とするために、商品設計、保存技術等を工夫して通年提供できる商品へ開発し、PRに努めた。結果、限られた場所でしか提供されない料理であった鮎熟れ鮨が観光地の名物料理となった。
  • その他岐阜の伝統野菜、川魚、地鶏等を組み合わせた料理を開発し、その普及に努めた。また海外の日本食普及イベントにも多く参加して、2019年3月にMAFF「日本食普及親善大使」に任命された。

谷口 英司

Cuisine régionale L'évo(キュイジーヌ・レジョナル レヴォ)
富山県富山市
フランス料理

谷口氏の写真
  • 富山市の山間部の限界集落で有機農業を営んでいる「土遊野」と連携し、そこで生産される野菜や合鴨農法で活躍した合鴨を活用たり、また自店のスペシャルメニューで使用するオリジナル鶏を開発する等、多くの取組を実施してきた。
  • 限界集落にある生産者であっても、お店と蜜に連携し、地方の価値を生み出す農産物を生産することによって、所得向上につながるモデルを構築した。

深田 伸治

1ercru(プルミエクリュ)
長崎県長崎市
フランス料理

深田氏の写真
  • 長崎の野菜、魚介類、食肉等を積極的に使用して、県内外や外国人利用者にその魅力を伝えている。特に壱岐牛は、良質な食材であるも品質や生産量が安定していないことから、その魅力が十分に伝わっていなかったが、生産者との取組により、品質と供給量を安定させ、観光客の集客につなげた。
  • 長崎の食材のみを使用した料理教室や長崎独自の料理開発等、長崎の魅力発信に力を入れている。

山田 達也

かに吉
鳥取県鳥取市
日本料理

山田氏の写真
  • 浜坂漁港の松葉ガニは全国一位の水揚げ量であるが、カニの品質はあまり評価されていなかった。そのため、長年にわたり漁師と連携して研究を重ね、松葉ガニの品質を高めることに成功し、さらに最上の供し方も開発、その料理によって全国から観光客を呼び寄せることができるようになった。
  • カニのシーズ以外にも、浜坂漁港で水揚げされる魚介類を活用して、観光客を呼び込めるメニュー、商品の提供に努めている。

お問合せ先

新事業・食品産業部外食・食文化課

代表:03-3502-8111(内線4352)
ダイヤルイン:03-6744-7177