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農林水産省

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指定前の公示(第7号)

更新日:平成29年7月11日
担当:食料産業局 知的財産課
下記の名称について、指定前の公示をしたのでお知らせします。

Žatecký chmel(ジャテツキー フメル)


1 指定前の公示の番号  第7号
2 指定をした場合に締約国の名称として公示されることとなる国の名称  欧州連合
3 農林水産物等の区分  第4類 その他農産物類(工芸農作物を含む。) ホップ
 第19類 その他農産加工品類 その他農産加工品(ホップペレット、顆粒ホップ)
4 農林水産物等の名称  Žatecký chmel(ジャテツキー フメル)
5 農林水産物等の生産地  チェコ
 
 ジャテツホップ栽培地域と呼ばれる、ロウニ、ラコブニーク、ホムトフ、クラドノ、北プルゼニ及びロキツァニ地区
6 農林水産物等の特性、生産の方法その他の当該農林水産物等を特定するために必要な事項 (1)特性
 本産品の特徴は、円錐状の外観(やや細長い卵型であり、100個で重さが13g~17g。繊維は細かく均一で、長さは12mm~16mm)、上品なホップの香り、金色のホップ粉、細かい繊維、ミルセン含有量の低さ、バランスの取れたアルファ酸及びベータ酸の含有量である。
 ホップ樹脂の構成は、アルファ苦味酸の含有率が2.5%~5.5%と比較的少なく、またベータ苦味酸の含有率はアルファ苦味酸の含有率より高く、アルファ苦味酸の含有量は、ほとんどの場合ベータ苦味酸含有量の60%~80%である。ミルセンの含有率は25%~40%である。もう一つの特徴は、他のホップにはごく少量しか含まれていないベータファルネセンが大量に(14%~20%)含まれていることである。本産品の香りの特徴は、ホップ油の成分比率によって決まる。
 
 ジャテツキー フメルは、2007年5月、農産物及び食品の地理的表示及び原産地名称の保護に関する2006年3月20日付理事会規則(EC)第510/2006号に基づき欧州委員会によりPDOとして指定されている。
 
(2)生産方法
 以下の種類のホップのみが「ジャテツキー フメル」と呼ぶことができる
 Lučan (1941年登録)、Blato (1952年)、Osvaldův klon 31 (1952年)、Osvaldův klon 72 (1952年)、Osvaldův klon 114 (1952年)、Siřem (1969年)、Zlatan(1976年)、Podlešák (1989年)及びBlšanka (1993年)。
 本産品の栽培は、4月に行われる切り枝とワイヤー張りで始まり、その後、整枝、栽培及び化学防除が行われる。産品の生育期には、病虫害を管理するために数多くの噴霧作業が行われる。本産品は準早生で、8月後半から9月初めに収穫される。収穫されたホップは圧縮ホップと顆粒状ホップに加工され、圧縮した状態又は顆粒状で市場に出荷される。
 ホップのつるの支柱は高さが約7メートルあり、これは本地域で栽培されるホップにとって最適の高さである。また、1ヘクタール2,500~3,500の栽植密度でホップが栽培される。
 ホップは最長20年間生育する多年生草で、ホップの品質への影響から雄株は望ましくないため、ホップ園では雌株のみが栽培される。
 
(ラベリングのルール)
 「ŽATECKÝ CHMEL」の表示が全ての外装に貼付される。
 
(監督機関)
 Státní zemědělská a potravinářská inspekce, inspektorát v Ústí nad Labem
 Ústřední kontrolní a zkušební ústav zemědělský, odbor trvalých kultur Žatec
 
(3)農林水産物等の特性がその生産地に主として帰せられるものであることの理由
 「ジャテツキー フメル」のホップは、1,000年以上もの間、本生産地域において栽培されてきた。
 生産地域はエルツ山地、ドウポブ丘陵及びボヘミア高地によって北西まで伸びており、本地域の年間総雨量は僅か450mmほどであるが、ホップの発育にとって好都合な時期に雨が降る(成長期における平均降雨量は約260mmである)。また、年平均気温は8℃~9℃であるが、成長期は14℃~16℃である。
 ホップの品質は気候条件のみならず、地域の土壌によっても決まり、生産地域の土壌は主に二畳紀赤色層土壌からなるが、砕けやすい砂質の泥灰土土壌も含まれる。また、ホップの成長と発育はホップ園の位置する状況にも影響され、特に標高(海抜200m~500m)及び生産地域内の位置、勾配、並びにどのような方位に面しているかによって決まる。ホップ園は、特に広々とした開けた谷地に位置し、この地域に特徴的な空気の循環が強い西風及び北風から産品を守っている。
 上述の条件(平均降雨量、気温、土壌の断面、標高及び日差しの組み合わせ)は、生産地域に特有のものであり、他の地域では、このような条件が揃わないため、本産品のような品質及び収穫高は達成し得ないと考えられる。
 チェコにおいてホップの品質を証明する監督機関は、ÚKZÚZ (Central Institute for Supervision and Testing in Agriculture(農業に関する監督及び検査の中央研究所、以下「研究所」)である。
 生産地に関する証明は、以下のとおり、ホップの保護に関するEU法令に基づいた本産品の要件適合性を確実に確認している。
 生産者は、生産したホップを計量し、その計測量を記載したラベルを適切に付す。また、その他シールを貼付し、番号及び計測量を記したラベルを貼付した梱包済ホップについて、地籍簿とホップの品種別に申告書を提出する。
 研究所は、ラベルを付したホップ及びホップ製品を点検し、検定証を発行する。また、研究所はホップ園とホップの栽培者の記録も行う。
 The State Agricultural and Food Inspection Authority [Státní zemědělská a potravinářská inspekce] (国立農業食品監督機関)は、明細書を検査し、研究所と共に明細書の適格性について判断を下す。
 最終的に決定するのは、The State Agricultural and Food Inspection Authority(国立農業食品監督機関)である。
7 法第29条第1項第2号ロの該当の有無等 
(1)商標権者の氏名又は名称  -
(2)登録商標  -
(3)指定商品又は指定役務  -
(4)商標登録の登録番号  -
(5)商標権の設定の登録の年月日  -
(6)専用使用権者の氏名又は名称  -
(7)商標権者等の承諾の年月日  -
8 公示の年月日  平成29年7月11日
9※ 意見書提出期間
(公示開始日から3か月間)
 平成29年10月11日まで
※意見書提出についてはこちら

お問合せ先

食料産業局知的財産課

担当者:地理的表示保護制度担当
代表:03-3502-8111(内線4286)
ダイヤルイン:03-6738-6315
FAX番号:03-3502-5301