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農林水産省

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指定前の公示(第20号)

更新日:平成29年7月11日
担当:食料産業局 知的財産課
下記の名称について、指定前の公示をしたのでお知らせします。

Hopfen aus der Hallertau(ホップヘン アウス デア ハラータウ)


1 指定前の公示の番号  第20号
2 指定をした場合に締約国の名称として公示されることとなる国の名称  欧州連合
3 農林水産物等の区分  第4類 その他農産物類(工芸農作物を含む。) ホップ
 第19類 その他農産加工品類 その他農産加工品(ホップペレット、ホップエキス)
4 農林水産物等の名称  Hopfen aus der Hallertau(ホップヘン アウス デア ハラータウ) 
5 農林水産物等の生産地  ドイツ
 
 イヒシュテット、フライジング、ケールハイム、ランツフート、ニュルンベルガー ラント及びプファッフェンホーフェンの各地方行政区 
6 農林水産物等の特性、生産の方法その他の当該農林水産物等を特定するために必要な事項 (1)特性
 ホップヘン アウス デア ハラータウは、ホップ(Lupuli strobulus)の乾燥毬花とこれを加工したホップペレット及びホップエキスである。
 ハラータウ地方のホップ及びその加工品の99%以上はビール醸造産業で使用され、ホップに含まれる苦味成分や精油は、醸造評価上重要な役割を果たしている。
 世界最大規模のホップ栽培地域であるハラータウは、世界の約3分の1にあたるホップを栽培しており、栽培されるホップ品種も、苦味の強いホップや香りの良いホップが幅広く揃っている。

○ハラータウで栽培されるビターホップの品種例
・ハラタウアー マグナム(Hallertauer Magnum)
・ハラタウアー トーラス(Hallertauer Taurus)
・ヘルクレス(Herkules)
・ノーザン ブリュワー(Northern Brewer)
 
○ハラータウで栽培されるアロマホップの品種例
・ハラタウアー トラディション(Hallertauer Tradition)
・ペール(Perle)
・シュパルター セレクト(Spalter Select)
・サフィール(Saphir)
・ハラタウアー ミッテルフュー(Hallertauer Mitelfrüh)
・ヘルスブルッカー シュペート(Hersbrucker Spät)
 
 ホップヘン アウス デア ハラータウは、2010年5月、農産物及び食品の地理的表示及び原産地名称の保護に関する2006年3月20日付理事会規則(EC)第510/2006号に基づき欧州委員会にPGIとして指定されている。
 
(2)生産方法
 ハラータウのホップは、3月にホップを支えるワイヤーの配線作業を開始し、その後、育成、刈り込み、作物保護対策、機械耕作を実施する。収穫は、ホップの品種により、8月末から9月中旬にかけて行われる。
 本産品の品質を保証するために、ホップは生産者が収穫し、梱包直後の最初の販売段階で涼しい場所に保管しなければならない。保管場所は、ホップの貿易業者によってハラータウ地域に設立された。冷蔵保存後未加工のホップは、ホップペレットやホップエキスといったホップ製品に加工される。
 ペレットの製造工程では、まずホップの乾燥毬花を挽き、次に圧力を加えることでペレットを形成する。また、ホップエキスは、二酸化炭素及びエタノールを溶媒として用い、ペレットから特定の成分を抽出することにより得られる。
 ホップ産品には、タイプ90 ペレット、ルプリンが濃縮されたタイプ45ペレット、二酸化炭素抽出ホップエキス、エタノール抽出ホップエキスがある。各品種、作物年度、栽培地域に関する認定手続きを行い、製造の全工程(ホップの栽培者、加工者そして醸造所まで)においてホップの追跡ができる独自の公的な監視システムが存在する。製造及び販売の全ての工程で公的な認定手続きを必要とし、同時に監督機関によって同手続きが記録される。ホップが収穫されると、全てのホップは、ロットごとに研究所で分析され、公的な認定手続きが完了した後、ホップを加工・販売する企業に出荷される。
 
(監督機関)
 Bayerische Landesanstalt für Landwirtschaft, Institut für Ernährungswirtschaft und Markt
 
(3)農林水産物等の特性がその生産地に主として帰せられるものであることの理由
 ハラータウ地域におけるホップ栽培は1100年以上の歴史があり、西暦860年にはホップに関する最初の公式な言及が確認されている。
 また、第三期(6,430万年前から260万年前)に形成された深い土壌、4月下旬以降は霜が降りない、平均気温7.7℃、1,673時間という適度な年間日照時間、816mmの豊富な年間降雨量といったハラータウ地域の自然条件はホップ栽培に適している。これら本地方特有の地理的な条件は、ハラータウ地域にとってとりわけ重要な要素であり、さらに、ハラータウ地域のホップは世界中の醸造者から特に高く評価されている。
 ハラータウ地域のホップ栽培者が何世代もかけて培ってきた専門性や、出荷に関する恒久的かつ適格な生産者のアドバイスは本産品の栽培において非常に重要な役割を果たしている。
 本産品は国内外で非常に高い評価を受け、世界中の多くの醸造者から高品質な製品として評価されており、栽培量の70%は100ヶ国以上の国々に輸出されている。ホップの製造工程で細心の注意や手間をかけていることも、ハラータウのホップが世界の醸造業者から高い評価を得ているもう一つの重要な要素であり、多くの買い手が本産品の品質の高さに信頼を置いている。
 加えて、8月に開催されるWolnzacher Volksfestや10月初旬のMainburger Gallimarkt、そして毎年開催されるホップの女王選考等、伝統的なホップの収穫祭や祭典はこの生産地域に独特な魅力を添えている。 
7 法第29条第1項第2号ロの該当の有無等 
(1)商標権者の氏名又は名称  -
(2)登録商標  -
(3)指定商品又は指定役務  -
(4)商標登録の登録番号  -
(5)商標権の設定の登録の年月日  -
(6)専用使用権者の氏名又は名称  -
(7)商標権者等の承諾の年月日  -
8 公示の年月日  平成29年7月11日
9※ 意見書提出期間
(公示開始日から3か月間)
 平成29年10月11日まで
※意見書提出についてはこちら

お問合せ先

食料産業局知的財産課

担当者:地理的表示保護制度担当
代表:03-3502-8111(内線4286)
ダイヤルイン:03-6738-6315
FAX番号:03-3502-5301