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農林水産省

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指定前の公示(第22号)

更新日:平成29年7月11日
担当:食料産業局 知的財産課
下記の名称について、指定前の公示をしたのでお知らせします。

Nürnberger Bratwürste/Nürnberger Rostbratwürste(ニュルンベルガー ブラートブルスト/ニュルンベルガー ローストブラートブルスト)


1 指定前の公示の番号  第22号
2 指定をした場合に締約国の名称として公示されることとなる国の名称  欧州連合
3 農林水産物等の区分  第20類 食肉製品類 ソーセージ類
4 農林水産物等の名称  Nürnberger Bratwürste/Nürnberger Rostbratwürste(ニュルンベルガー ブラートブルスト/ニュルンベルガー ローストブラートブルスト)
5 農林水産物等の生産地  ドイツ
 
 ニュルンベルク市の区域
6 農林水産物等の特性、生産の方法その他の当該農林水産物等を特定するために必要な事項 (1)特性
 引き締まった羊腸に中粗挽き肉を詰めた7~9cmのソーセージ。加工前の重量は約20~25g。
 本産品は、その珍しい小さな形状とマジョラムの香りが特徴となっている。
 古くから導入されている高品質規格の遵守は、ニュルンベルク地域を越え幅広く認知され、消費者から高く評価されている。これは、ニュルンベルクの中心部にあるBratwurstkuchenかWurstbratereienで本産品を食べることが今日の観光プログラムの一つとなっていることに表れている。
 
 ニュルンベルガー ブラートブルスト/ニュルンベルガー ローストブラートブルストは、2003年7月、農産物及び食品の地理的表示及び原産地名称の保護に関する1992年7月14日付理事会規則(EEC)第2081/92号に基づき欧州委員会によりPGIとして指定されている。
 
(2)生産方法
 原材料は、 脂肪分を多く含む肉、特に豚のばら肉及びばらの脂肪、ジョウル(ネック)肉及びジョウル(ネック)部の脂肪、ロース及び背脂。調合香辛料、特にマジョラム。羊腸。
 最終産品における脂肪含有量は35%に制限され、結合組織タンパク質(MPFCP)を含まない食肉タンパク質が12%以上でなければならない。
※結合組織タンパク質(MPFCP)の割合は、最終製品に含まれる高品質の肉の含有率を示している。脂肪又は結合組織が多く含まれるほど、最終製品に含まれる「結合組織のないタンパク質」の割合は低くなる。
 
 本産品の全生産工程は指定された生産地で行う。以下がその工程である。
・すりつぶしやみじん切りによって食肉を挽肉にする。
・挽肉と香辛料とを混ぜ合わせ、羊腸に詰める。
 
(3)農林水産物等の特性がその生産地に主として帰せられるものであることの理由
 ニュルンベルクでのブラートブルストの生産は何世紀も前から行われている伝統であり、1313年にまでさかのぼることができる。本産品が今日の長さ及び重量になったのは、少なくとも1573年だということが分かっている。ニュルンベルクは、二つの重要な交易ルートの交差する地であり、早い時期からソーセージ作りに使用する東洋の香辛料が入手可能だった。
 ニュルンベルクにおけるブラートブルスト生産は華々しい過去をもっている。例えば、本産品は、ゲーテとジャン・パウルから高く評価を得ていた。聖セバルド地区のブラートブルスト・グロックラインは19世紀のドイツにおいて最も有名なパブの一つであり、貴族や富豪だけでなく、当該都市への来訪者にとっても欠かせない店だった。
 何世紀にもわたるニュルンベルクにおけるブラートブルスト生産の伝統、長く管理されてきた高い品質水準及び稀な小さい形状により、本産品はドイツ及び世界中で認知され、高く評価されている。
 産品の特性は、かつての帝都ニュルンベルクが、マジョラム、ナツメグ及びコショウをもたらした東アジアとの貿易における重要な交差点となっていたことによりもたらされた。このようなアジアからの香辛料が容易に利用できたため、本産品の生産が可能であった。また、ニュルンベルクは様々な国との貿易取引に従事し洗練された近代的な慣習を有していたことから、より小さく、より上品で、香辛料の利いたソーセージがこの土地で生産され、やがて有名なニュルンベルガー ブラートブルストとなった。
 ニュルンベルクは当初から品質に大きなこだわりを持っており、他の場所では量が優先されたが、ニュルンベルクでの生産の基本的思想は量ではなく質であった。その結果、ソーセージの大きさが小さくなった。
 製法の公表、厳しい管理及び生産を市内区域に制限することにより、ニュルンベルク市は、本ソーセージの特性が、その生産地を表すことを守ってきた。
 したがって、生産地と産品との結びつきは、香辛料と貿易ルートの主要な交差地であったというという地理性と、早期に食品管理を導入したことを主としている。地理的位置、食品管理及びその他関連する製法の保護が当該ソーセージに特有の品質をもたらした。また、世界中にめぐる広範な取引網を持つ帝都であったことが、中世から幅広く知られてきたこのソーセージの特性を形作ったのである。今日、生産地と産品との結びつきは、この特性により古くから世界中で高い評価を得てきた名声に基づいている。 
7 法第29条第1項第2号ロの該当の有無等 
(1)商標権者の氏名又は名称  -
(2)登録商標  -
(3)指定商品又は指定役務  -
(4)商標登録の登録番号  -
(5)商標権の設定の登録の年月日  -
(6)専用使用権者の氏名又は名称  -
(7)商標権者等の承諾の年月日  -
8 公示の年月日  平成29年7月11日
9※ 意見書提出期間
(公示開始日から3か月間)
 平成29年10月11日まで
※意見書提出についてはこちら

お問合せ先

食料産業局知的財産課

担当者:地理的表示保護制度担当
代表:03-3502-8111(内線4286)
ダイヤルイン:03-6738-6315
FAX番号:03-3502-5301