このページの本文へ移動

農林水産省

メニュー

指定前の公示(第63号)

更新日:平成29年7月11日
担当:食料産業局 知的財産課
下記の名称について、指定前の公示をしたのでお知らせします。

Queso Manchego (ケソ マンチェゴ)

1 指定前の公示の番号  第63号
2 指定をした場合に締約国の名称として公示されることとなる国の名称  欧州連合
3 農林水産物等の区分  第21類 酪農製品類 ナチュラルチーズ
4 農林水産物等の名称  Queso Manchego (ケソ マンチェゴ)
5 農林水産物等の生産地  スペイン
 
 アルバセテ県の45自治体、シウダ・レアル県の84自治体、クエンカ県の156自治体及びトレド県の122自治体
 ※詳細は別添(PDF : 46KB)
6 農林水産物等の特性、生産の方法その他の当該農林水産物等を特定するために必要な事項  (1)特性
 マンチェガ種の雌羊の乳で作られた圧搾チーズ。
 硬い皮を持ち、チーズ内部(ペースト部分)は硬質できめ細かい。わずかに粉っぽく、弾力性はあまりない。色は白から象牙色で、いつまでも続く強烈な香りがある。やや酸味があり、風味豊かで強い味わい。
 
 ケソ マンチェゴは、熟成後に以下の特性を持つ、脂肪分を含むチーズである。
・形状:側面が滑らかで円筒状
・最大高さ:12cm ・最大径:22cm ・直径対高さ 比率:1.5~2.2
・最小重量:0.4kg ・最大重量:4.0kg
 
 チーズの物理科学的特性
・pH値:4.8~5.8
・固形分:55 %以上
・脂肪分:固形分の50%以上
・固形分中の総タンパク量:30%以上
・塩化ナトリウム:2.3%以内
 
 チーズ内部(ペースト部分)の特徴
・硬さ:硬く身が詰まっている
・色:白~象牙色
・香り:いつまでも続く強烈な酸の香りだが、やや乳の香りもある。十分に熟成されたチーズはスパイシーで香りが長く持続する。
・風味:やや酸味があり、濃密で風味豊かな強い味。十分に熟成されたチーズはスパイシーな風味を伴う。マンチェガ種の雌羊の乳の使用により生まれる独特の後味の良さがある。
・外観:小さく不均等に並ぶ気孔が存在することもある。
・触感:弾力性があまりなく、バターのようで、やや粉っぽい。非常に熟成したチーズの場合は粒状になることもある。
 
 ケソ マンチェゴは、1996年6月、農産物及び食品の地理的表示及び原産地名称の保護に関する1992年7月14日付理事会規則(EEC)第2081/92号に基づき欧州委員会によりPDOとして指定されている。
 
(2)生産方法
○原料
 ケソ マンチェゴは、マンチェガ種の雌羊の乳、天然レンネット又はその他の認可された凝固用酵素及び塩化ナトリウムにより生産される。羊乳には、チーズの生産、熟成、保存に悪影響を及ぼす可能性のある医薬品が含まれてはならない。
 ケソ マンチェゴは殺菌乳または生乳のどちらからでも作ることができる。生乳を使用する場合、ラベルには「Artesano」(「職人による、職人技」という意味)という言葉を記載することができる。
  
○飼料
 マンチェガ羊は年間を通じて地域の天然資源(牧草等)を飼料とする。放牧されていない間は、濃厚飼料、干し草及びその他副産物を追加する。
 
○熟成
 1.5kgまでのチーズの場合は最低30日間、それ以上の大型のチーズの場合は60日から最長2年間熟成される。
 
○販売のルール
・ケソ マンチェゴとして保護されるチーズは、その品質に影響を及ぼさない種類の包装状態でのみ流通させることができる。
・ケソ マンチェゴは、常に皮付きで販売されるが、洗われても構わない。しかし、いかなる場合も、皮を黒くする物質を使用してはならない。
・ケソ マンチェゴは、パラフィンでコーティングし、法律で認可された不活化した透明な物質で覆うか、オリーブオイルに浸すこともできる。ただし、チーズの皮は自然の色と外観を維持し、カゼインラベルを読み取れるようにすることが条件である。
・ケソ マンチェゴは、包装されても生産地が識別できるのであれば、一部分、スライス、またはすりおろしを販売できる。
 
(3)農林水産物等の特性がその生産地に主として帰せられるものであることの理由
 本製品の生産地域であるラ・マンチャはイベリア半島中央台地の南部に位置し、大西洋に向かって下る低い起伏を特徴とする。ラ・マンチャは石灰質の粘土土壌の台地で、この台地にある牧草地は石灰質とローム質を豊富に含む。
 この地域の気候は極端で、非常に寒い冬と暑い夏という変化の大きな大陸性気候の特徴がみられる。気温は40℃に達することもあり、日中の温度差が20℃、年間で50℃となることもある。降雨量は少ないため、スペインの中でも最も乾燥する地域の一つとなっており、相対湿度は約65%という極めて乾燥した環境にある。
 この地域の土壌及び気候条件は、自然淘汰の過程へ大きな影響を及ぼし、マンチェガ種の羊が地域に最も適応した種となった。その羊から作り出される生乳が「ケソ マンチェゴ」に独特の色、香り、風味、質感を与えている。
 チーズは太古からマンチェガ種の雌羊の乳で作られており、チーズ製造技術者は、何世紀にもわたり、この伝統的なラ・マンチャのチーズの品質を最大限に高めることを目指してきたのである。
7 法第29条第1項第2号ロの該当の有無等 
(1)商標権者の氏名又は名称  -
(2)登録商標  -
(3)指定商品又は指定役務  -
(4)商標登録の登録番号  -
(5)商標権の設定の登録の年月日  -
(6)専用使用権者の氏名又は名称  -
(7)商標権者等の承諾の年月日  -
8 公示の年月日  平成29年7月11日
9※ 意見書提出期間
(公示開始日から3か月間)
 平成29年10月11日まで
※意見書提出についてはこちら

お問合せ先

食料産業局知的財産課

担当者:地理的表示保護制度担当
代表:03-3502-8111(内線4286)
ダイヤルイン:03-6738-6319
FAX番号:03-3502-5301