このページの本文へ移動

農林水産省

メニュー
更新日:平成27年12月22日
担当:食料産業局 知的財産課

登録の公示(登録番号第4号)

下記の地理的表示について、登録の公示をしたのでお知らせします。

夕張メロン

1 登録番号  第4号
2 登録年月日  平成27年12月22日
3 登録の申請の番号  第1号
4 登録の申請の年月日  平成27年6月1日
5 登録生産者団体の名称  夕張市農業協同組合
6 登録生産者団体の住所  北海道夕張市沼ノ沢213番地27
7 登録生産者団体の代表者の氏名  代表理事組合長 加藤 春之
8 登録生産者団体のウェブサイトのアドレス  http://www.yubari-melon.or.jp/【外部リンク】
9 特定農林水産物等の区分  第2類 野菜類 メロン
10 特定農林水産物等の名称  夕張メロン(ユーバリメロン)、YUBARI MELON
11 特定農林水産物等の生産地  北海道夕張市
12 特定農林水産物等の特性

夕張メロンは、果肉が赤肉系品種でスパイシーカンタロープとアールスフェボリットの一代交配種で、品種名は夕張キングである。

品種特性は、メロン種の中では早生系品種で着果から成熟期までの期間が45日タイプ型である。果実外観は、果重1.0~2.5kgで果形は長円形でネットが発生、果皮色は収穫時は灰緑色で食べ頃には黄色に変わる。果実内部は果肉色がオレンジ色で、果肉は繊維質が少ないことから非常に柔らかく、ジューシーである。芳醇な香りが強い品種で、糖度10度以上である。また、加工に供するものについては、外観(形・ネット)が生食用の規格ではないものであり、その他(香り・肉質等の品種特性を満たし、熟度がある果実)は生食用と同様である。

昭和35年4月5日、17名の有志により夕張メロン組合が設立され、厳格な栽培基準と検査体制で54年の歴史を刻んできた。その間、全国農業協同組合中央会より農業の担い手として経営技術が優秀であり他の範となるものと認められ日本農業賞(昭和47年12月)を、高品質な農産物の安定供給により、ふるさと小包の普及拡大に寄与したと認められ、ふるさと小包郵政大臣賞(平成5年4月)を受賞、昭和52年よりブランド保護の観点から商標登録を出願し、当時では地域名+メロンという名前での商標登録は非常に難しいとされてきたが、粘り強く申請し続けた結果、平成5年念願が叶い「夕張メロン」という商標登録に成功した。毎年5月中旬の初出荷には、初セリが全国ニュースとして注目されるなど、高級嗜好品として全国的な知名度を有するに至っている。

13 特定農林水産物等の生産の方法

「夕張メロン」の生産方法は、以下のとおりである。

(1)品種
品種「夕張キング」を用いる。

(2)栽培の方法
生産地(夕張市)内において、夕張メロンとなる指定された品種の「夕張キング」を使用し栽培を行っている。
具体的には、定植時期は3月から6月まで、栽培施設はハウス・ミニハウス・ロジを使用し栽培する。植付方法は振分整枝で株間55cm以上・一方整枝で70cm以上である。播種から収穫までの管理要点については、別紙のとおり(PDF:153KB)。メロンに登録のある農薬を適正に使用し、土壌伝染病害虫対策として台木を使用する。収穫時期は5月から9月である。

(3)出荷規格
出荷に当たっては、共撰規格(特秀・秀・優・良)、個撰規格について定めた「夕張メロン出荷規格」(別紙のとおり(PDF:76KB))を遵守し、共撰規格の糖度は特秀品で13度以上、秀品で12度以上、優品で11度以上、良品で10度以上、一果の重量は、特秀品で1.3kg~1.8kg、秀品は1.1kg~2.5kg、優品・良品が1.0kg~2.5kgである。ネットの密度と果皮色については、特秀品で90%以上の緑~灰緑、秀品で70%以上の緑~灰緑、優品で50%以上の緑~緑黄、良品で40%以上の緑~黄緑である。
個撰品については、糖度は10度以上でネットの密度40%以上、一果の重量は1.0kg~3.0kg、果皮色は緑~黄色である。

(4)最終製品としての形態
「夕張メロン」の最終製品としての形態は、青果(メロン)である。

14 特定農林水産物等の特性がその生産地に主として帰せられるものであることの理由

夕張メロンの生産地である夕張市は、山や丘陵に囲まれた地形的特徴から、他のメロン産地と比べ、昼夜の気温の変化が大きく、果実成熟期である6月~7月においては、6月で最高気温が20.4℃、平均気温で14.6℃、最低気温で10.0℃と寒暖の差が最高と最低で10.0℃以上の差であり、7月では最高気温23.3℃、平均気温で18.3℃、最低気温で14.6℃と寒暖の差が最高と最低で8℃以上と大きい。降水量も6月・7月は梅雨がないため月100mm前後で非常に少ない。

土壌は樽前系火山灰となっており水はけが良い。夕張メロンの特性としては高温多湿に非常に弱い特性上、これらの自然的条件を備えた夕張市において「夕張メロン」を栽培することが、芳醇な香り、ジューシーな果肉、充分な糖度を得られる条件である。

夕張メロンは父「スパイシーカンタロープ」母「アールスフェボリット」を親にもつ一代交配種であり、父親と母親の優れた性質を、その子一代に限り発揮する遺伝学上の特性を利用した品種であり、夕張市から種子が市外に出たことはない。この品種特性を最大限に生かすためには、上記に記した地理的要素に加え、昭和35年より同一品種「夕張キング」を栽培・研究し続け培った栽培技術の蓄積が、栽培管理上の畑づくり、ネット発生や果実肥大等に不可欠な細やかな温度・湿度・土壌水分管理に生かされており、故にこの地域での栽培でないと「夕張メロン」を栽培することが出来ない。

15 特定農林水産物等がその生産地において生産されてきた実績

昭和35年4月、17名の有志により夕張メロン組合が設立され、数々の試験栽培を繰り返し同年現在のF1(一代交配種)夕張キングが作出された。こうして多年の願望である新品種が作出されたことにより、夕張市のメロン栽培の方向付けがなされた。作付、栽培、撰果、出荷と一元的に生産組合を中心に農協と一体となり取り組んだ結果、昭和40年から50年ごろには北海道を代表する産地となった。昭和54年より全国初の産地直送をスタートさせ現在まで、その生産を54年間継続している。

16 法第13条第1項第4号ロ該当の有無  該当する
商標権者の氏名又は名称  夕張市農業協同組合
登録商標  夕張メロンの登録商標
指定商品又は指定役務  29 メロンのかんづめ、メロンのびんづめ
 31 メロン
商標登録の登録番号  第2591068号
商標権の設定の登録(更新登録があったときは、更新登録も含む。)の年月日  1)設定の登録  平成5年10月29日
 2)更新登録  平成25年11月5日
専用使用権者の氏名又は名称  -
商標権者等の承諾の年月日  -
※登録商標第2591068号を含む夕張メロンに関連する商標については、別紙(PDF:124KB)に記載しています。
17 (11から13までに掲げる事項と明細書に定めた法第7条第1項第4号から第6号までに掲げる事項とが異なる場合)その内容  -
18 特定農林水産物等の写真 カットされた夕張メロン夕張メロン

 

お問合せ先

食料産業局知的財産課

担当者:地理的表示保護制度担当
代表:03-3502-8111(内線4284、4282)
ダイヤルイン:03-6744-2062、03-6738-6315
FAX番号:03-3502-5301