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農林水産省

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17の目標と食品産業とのつながり:目標4に対する取組

SDGsのロゴ 17の目標と食品産業とのつながり

目標4 :だれもが公平に、良い教育を受けられるように、また一生に渡って学習できる機会を広めよう
目標4のロゴ

  この目標は、2030年までにすべての子供が平等に質の高い教育を受けられるようにすること、高等教育にアクセスできることを目指しています。また、働きがいのある人間らしい仕事や企業に必要な技能を備えた若者・成人の割合を大幅に増加させることもねらっています。 

<注>
  • 上記の目標の訳は、どなたにでもわかりやすいよう、公益財団法人 日本ユニセフ協会の広報資料から引用しています。
  • 各企業の取組の多くは、SDGsの複数の目標に関連しています。

この目標をめぐる状況

【日本では】
   2030年とその先の世界を担う子供たちに、持続可能な社会や世界の創り手となるために必要な資質・能力が育成されるよう、ESD(持続可能な開発のための教育)を更に推進するとともに、学校教育をはじめ、家庭、職場、地域等のあらゆる場におけるSDGsに関する学習等を奨励していくことが必要です。(SDGs推進本部「SDGs実施指針」より)
   社会の変化の激しい今後の時代においては、学校を卒業し、社会人となった後も、大学等で更に学びを重ね,新たな知識や技能,教養を身に付けることが必要です。また、出産や子育て等、女性のライフステージに対応した活躍支援や、若者の活躍促進等の観点からも、社会人の学び直し(リカレント教育)がより一層求められています(平成29年度文部科学白書より)

【世界では】
   開発途上地域では高い貧困率や武力紛争、その他の緊急事態といった大きな課題に直面しています。西アジアと北アフリカでは、武力紛争の長期化によって、学校に通えない子どもの割合が増えています。サハラ以南アフリカの初等教育就学率は、1990年の52%から2012年には78%へと上昇し、開発途上地域の中で最大の進捗を遂げていますが、それでもなお大きな格差が残っています。最貧層世帯の子どもは、最富裕層世帯の子どもよりも学校に通っていない率が4倍高くなっています。都市部と農村部の間にも、依然として大きな格差が残っています。(UNDP駐日代表事務所HPより)

この目標と食品産業

   食生活の乱れや、3Rに関する認知度の低下等が課題となっている今日では、食品産業も、食育や環境教育などに、より深く関わっていく必要があります。
   従業員はもとより、原料生産者等のステークホルダーの資質向上を図ることも、安定した企業経営には欠かせません。

各社の取組

森永乳業株式会社

https://www.morinagamilk.co.jp/csr/[外部リンク]
   森永乳業では、「未来をつくる子どもたち」へのプログラムを作成し、子どもたちに生きる力を身につけてもらいたいという想いから、出前講座などの食育活動や野外教育活動を行っています。さらに、キッザニアでの職業体験や企業インターンワークの実施など、キャリア教育を支援しています。

企業のサステナビリレポートから
「重要取組課題~次世代育成~」
  • 森永リトルエンゼル育成~森と食の探検隊
   森と食の探検隊は、森永乳業が2015 年から実施している野外教育活動です。活動理念は、「大自然の中での直接体験を通して、生きる上で大切なものを自ら発見する」。小学校4~6 年生の30人の子どもたちが参加し、夏休みに那須塩原のキャンプ場で4 泊5 日の共同生活を送ります。
   自然の中で力を合わせてのテント設営や、炊飯、片付け、農作物の収穫、川で掴み取りしたマスを自分たちでさばくなどの体験を通して、仲間と協力し尊重し合うことの大切さ、共同生活の中で自分の役割を見つけやり遂げることの困難さなどを学びます。
   また最終日には、森永乳業東京多摩工場の見学も実施。生産現場で商品になるまでの過程を実際に見ることで、自分たちが普段食べているものがどのようにできているかを知り、理解します。
  • 企業インターンワーク
   株式会社トゥワイス・リサーチ・インスティテュートが運営する中学・高校生を対象とした実践的なPBLプログラム(Program Based Learning)に、2014 年から参画しています。
   企業が学校に出向く、またはスカイプなどの映像通信を利用した遠隔会議で、生徒たちが企業の提案する課題に取り組むプログラムです。生徒たちが主体的に調べ、その結果をプレゼンテーションし、人格形成、職業観、道徳観など社会に出たときに必要となる力を育みます(2017年度、森永乳業から「ビフィズス菌が健康に良いことをアピールする」という課題を出題)。参加する生徒は年々ふえ、2017年度の森永乳業の課題への参加は、800名を超えました。

アサヒ飲料株式会社

https://www.asahiinryo.co.jp/csv/[外部リンク]
   アサヒ飲料では、「社会の新たな価値を創造し、我々の“つなげる力”で発展させ、いちばん信頼される企業となる」というビジョンを達成するため、5つの重点領域を定めています。そのうち、「環境」「食育」において、小学校への出前授業を実施しています。

企業のコミュニケーションブックから
「食育~子どもたちの食の知識・考える力の成長」
  • 「カルピス」こども乳酸菌研究所
    https://www.asahiinryo.co.jp/peace/kids-labo/[外部リンク]
   社員自らが講師となる小学生向けの出前授業「『カルピス』こども乳酸菌研究所」を行っています。出前授業の内容は、日本初の乳酸菌飲料「カルピス」を題材として乳酸菌などの微生物の働きを伝え、身近な食材の味や香り、顕微鏡観察など五感を使いながら学ぶプログラムになっています。
   また、5~6人の児童に対し1人の社員がつき、子どもたちとコミュニケーションを図りながら授業を進めることも特長で、未来への夢を社員とのディスカッションを通じて考えることで、ゼロから新しいものをつくりだすことの素晴らしさや、未来に夢を抱き、目的をもって学ぶ大切さを伝えています。
   研究・製造・営業と、あらゆる部門に従事している社員が講師を務めるため、冒頭で授業に関わる社員が普段「どんな仕事をしている人か」を伝えることで、世の中に存在する仕事に対し、新しい気づきや未来の「職」に対して夢を持つ機会を提供しています。
  • 「三ツ矢サイダー」水の未来と環境教室~こどもSDGsスクール~
    https://www.asahiinryo.co.jp/environment/study/index.html[外部リンク]
   未来を担うこどもたちに「水の大切さ」、「地球環境保全に取り組むことの大切さ」を伝えることを目的に、2018年より今までのプログラム内容を一新して出前授業を展開しています。
   授業前半では、「三ツ矢サイダー」を題材に「軟水・硬水」の違いや「ろ過」の仕組みについて、実験を通して分かりやすく説明します。また、映像を通じて、日本とそれ以外の国の「水」に対する思いの共通点、異なる点を考えます。後半では、国連が定めた「SDGs(持続可能な開発目標)」を身近な事例を元に学び、“水”や“地球環境”に関連する項目について「自分たちでできること」を考え、環境問題解決への意欲を育みます。
   また、アサヒ飲料の社員3-4名がスタッフとして参加するのもこの授業の特徴です。社員自身が参画する事で、環境課題への意識醸成にもつながっています。

ユニー株式会社

https://www.uny.co.jp/csr/[外部リンク]
   ユニーはESD(持続可能な開発のための教育)の考え方を取り入れた環境学習に取り組み、子供たちのお店探検、農業体験、自然体験等を実施しています。さらに、従業員だけではなく、ユニーと一緒に活動する消費者や行政、取引先、同業者にも、環境に関する講習や見学を実施しています。

企業のホームページから
「ユニーと一緒に環境学習」
  • 環境関連事業者連絡会
   ユニーと取引のある一般廃棄物や産業廃棄物、リサイクルなどに関係する事業者を集めて、年2回情報交換と法令などの勉強会を開催しています。ユニーの目指す環境保全活動を同じ価値観で実施してもらうために行っています。
  • 店舗見学の受け入れ
   店舗の環境施設見学や環境活動の見学に、消費者団体、行政、同業他社などを受け入れています。特に廃棄物の分別計量や食品リサイクルループに関心が持たれています。
  • 海外からの見学者
   JICA(独立行政法人国際協力機構)の課題研修「生物多様性を活かした地域開発」として、アジアやアフリカ、南米からの見学を受け入れています。未利用食品を再生利活用した、循環型農業の取組は、生産地の土壌や生態系に影響を与えない、生物多様性を大切にした農業です。

株式会社マルイ

http://www.maruilife.co.jp/company/?page_id=2[外部リンク]
   マルイでは、「食の専門家」として活躍し評価される人材の育成をめざして、年間50件以上の講座を開催し、従業員の資格取得や専門知識・技術の習得をサポートしています。

企業のCSRレポートから
「マルイアカデミー:資格取得」
資格取得一覧
   マルイアカデミーは部門や役職に関わらず自分の将来に向けて、取りたい資格に積極的に挑戦できる制度であることが特徴です。
   資格取得に関わる費用だけではなく、受講申し込みや免許申請などの事務手続きもマルイアカデミーが代行。取得した資格によっては3年間の手当を支給するなど、物心両面での手厚いサポートを行う事で、従業員の学びたい気持ちに応えた環境の整備に努めています。
(※年間50以上の資格試験に対し、費用はすべて会社負担として資格取得を支援。自己申告により取りたい資格を選ぶことができる。)

敷島製パン株式会社(Pasco)

https://www.pasconet.co.jp/csr/[外部リンク]
   Pascoでは、教育プログラムへの参画や産学連携、研究助成などを通じて、日頃食べているものがどのように作られたかを意識し、誰かのために行動できるきっかけとなることをめざし、次世代を担う子どもや学生への教育支援を行っています。

企業のホームページから
「ゆめちから栽培研究プログラム」
    http://www.yumechikara.com/[外部リンク]
   Pascoは(株)リバネスと協働で「ゆめちから栽培研究プログラム」に取り組んでいます。このプログラムでは、生徒たちが自ら国産小麦“ゆめちから”を栽培し、収穫した小麦でパンをつくります。その体験を通して日頃食べているものがどのようにつくられたのかを意識し、人とのつながりの中で生きている自分を発見することが目的です。2012年から続いており、2018年度は関東地区の中学校・高校3校を課題研究校に任命し、活動を行っています。
   課題研究校としてプログラムに参加する生徒は、高品質な小麦を栽培するために、生育状況の観察、データの分析、実験を行い、最適な栽培方法を研究していきます。生徒たちが行う栽培研究を軸として、「ゆめちから」をはじめとする日本の『食』の生産・栽培への関心が、全国で高まっていくことを目指し、今後もPascoではこの取り組みを続けていきます。ゆめちから栽培研究
以下のアイコンから各目標にリンクしています
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お問合せ先

食料産業局企画課

代表:03-3502-8111(内線4136)
ダイヤルイン:03-3502-5742
FAX番号:03-3508-2417