このページの本文へ移動

農林水産省

メニュー

17の目標と食品産業とのつながり:目標14に対する取組

SDGsのロゴ 17の目標と食品産業とのつながり

目標14 : 海の資源を守り、大切に使おう
目標14のロゴ

   この目標は、海洋・沿岸生態系の保全と持続可能な利用を推進し、海洋汚染を予防するとともに、海洋資源の持続可能な利用によって小島嶼開発途上国(太平洋・西インド諸島・インド洋などにある、領土が狭く、低地の島国)とLDCs(後発開発途上国)の経済的利益を増大させようとするものです。

<注>
  • 上記の目標の訳は、どなたにでもわかりやすいよう、公益財団法人 日本ユニセフ協会の広報資料から引用しています。
  • 各企業の取組の多くは、SDGsの複数の目標に関連しています。

この目標をめぐる状況

【日本では】
   平成29年度の日本周辺水域の資源評価結果によれば、資源評価の対象となった50魚種84系群のうち、資源水準が高位にあるものが14系群(17%)、中位にあるものが31系群(37%)、低位にあるものが39系群(46%)と評価されました。魚種・系群別にみると、マイワシ太平洋系群やサワラ瀬戸内海系群については引き続き資源量に増加の傾向が見られる一方で、マアジ太平洋系群やスルメイカ冬季発生系群については資源量に減少の傾向が見られています。また、資源評価対象魚種のうち、日本の漁業や国民生活の上で特に主要な魚種の15魚種37系群についてみてみると、平成29年度には、15魚種37系群のうち、資源水準が高位にあるものが8系群(22%)、中位にあるものが16系群(43%)、低位にあるものが13系群(35%)となりました(平成29年度水産白書より)
   近年、我が国の海岸に、我が国の国内や周辺の国又は地域から大量の漂着物が押し寄せ、生態系を含む海岸の環境の悪化、白砂青松に代表される美しい浜辺の喪失、海岸機能の低下、漁業への影響等の被害が生じています。さらに近年では、海洋に流出する廃プラスチック類や微細なプラスチック類であるマイクロプラスチックが、生態系に与え得る影響等について国際的に関心が高まり、世界全体で取り組まなければならない地球規模の課題となっています。(環境省海岸漂着物対策専門家会議より)

【世界では】
   30億人以上が、海洋と沿岸の生物多様性を頼りに生計を立てています。しかし、今日では世界の漁業資源の30%が乱獲され、持続可能な漁獲を維持するための水準を大きく下回っています。
   海洋はまた、人間が作り出す二酸化炭素の約30%を吸収し、産業革命以来、海洋酸性化は26%進んでいます。陸上からの排出が主原因である海洋汚染は危険な水準に達し、マイクロプラスチックを含む海洋ごみへの対応が急務となっています。(UNDP駐日代表事務所HPより)

この目標と食品産業

   世界的な水産資源の漁獲量増加や海洋環境の悪化により、需給のひっ迫が懸念される中で、多くの水産資源を利用する日本の食品産業において、その持続性の確保は喫緊の課題です。
   また、海洋プラスチック問題が国際的にも大きな注目を集めており、様々なプラスチック製品を利活用している食品産業も、その対策に取り組んでいく必要があります。

各社の取組

日本水産株式会社

https://nissui.disclosure.site/ja[外部リンク]
   日本水産は「豊かな海を守り、持続可能な水産資源の利用と調達を推進する」という重要課題に対応し、人権と地球環境に配慮した原材料・製品の調達、養殖や食品加工等の事業活動による海洋環境と水産資源への負荷の低減に取り組んでいます。

企業のホームページから
「水産資源調査」
   世界の水産資源の状態は枯渇化が進んでいます。海の恵みを受けて事業を営むニッスイとして、水産資源の持続性の確保は重要な課題の1つです。
   ニッスイグループは、2016年の取引実績を対象に調査を行い、グループ会社(国内28社、海外16社)が調達した主な魚(天然魚)の資源状況について、魚種、漁獲海域、原産国、重量(原魚換算)を手掛かりに、資源の持続性についてまとめました。
   調査の結果、ニッスイグループの調達数量は世界の漁獲量の1.6%に相当し、取り扱い魚種のうち88%は「心配ない」、37%は水産エコラベル認証品でした。

ニッスイの取組
   絶滅危惧種を含め「心配ある」と分類された魚種については、資源回復計画の有無、網目規制や操業期間の制限の有無、漁業管理の有無を確認し、取り扱いを判断しています。
   管理されていないことが明らかな資源や不明な状態が継続する資源、さらにIUUや強制労働が疑われる場合には、取り扱いません。
   ニッスイは調達した水産物の資源状況の実態調査を定期的に行い、「2030年までにニッスイグループの調達品についての持続性が確認されている」状態を目指します。

ユニー株式会社

https://www.uny.co.jp/csr/index.html[外部リンク]
   ユニーでは、プラスチックが海洋問題など自然破壊につながることを踏まえ、使用済みプラスチック製容器包装のリサイクルループの構築、ペットボトルキャップのリサイクル、有料化によるレジ袋の削減、バイオマスプラスチック製容器包装の導入等に取り組んでいます。

企業の「プラスチック資源循環アクション宣言」から
「使用済みプラスチック製容器包装のリサイクルループ
   家庭ゴミの削減と再資源化を図るために、プラスチック製使用済み容器包装を全店で店頭回収しています。回収した容器包装は、全て再資源として国内循環ルートでリサイクルしています。
   2017年の年間回収量は、ペットボトル2,434トン、発泡スチロールトレイ279トン。

ユニーの取組

エームサービス株式会社

https://www.aimservices.co.jp/csr/index.html[外部リンク]

   エームサービスでは、「持続可能性に配慮した方針」を定め、環境汚染とリスクの予防・低減及び持続可能な資源の利用に努めています。2018年に給食業界初のMSC/ASC CoC認証(※)を取得し、受託運営する社員食堂において認証を受けた水産物を継続的に提供しています。 (※製品の製造・加工・流通の全ての過程において、認証を受けた持続可能な水産物(サステナブル・シーフード)が適切に管理され、非認証原料の混入やラベルの偽装がないことを認証するのが、MSC(またはASC)CoC認証です。)

企業のコミュニケーションレポートから
「サステナブル・シーフードの提供」
サステナブル・シーフードの提供
   エームサービスは、2018年2月にMSC/ASC CoC認証を取得。これを受けて同年3月より、パナソニック本社および同大阪ビジネスパーク内の社員食堂で、MSC/ASCの認証を取得したサステナブル・シーフードの提供を開始しました。認定を受けた食堂では、定期的なイベントを実施しながら、副菜としても提供し、より多くのお客様に関心をもっていただけるよう、情報発信と併せて、和食・洋食・エスニックなど多彩なメニューを用意しています。
   本件は、パナソニックとエームサービスおよび関係取引先が一体となって進めることで実現しました。
   2019年2月時点で大阪府・神奈川県内の9カ所に提供拠点を拡大し、今後も取り組みを継続していきます。

マルハニチロ株式会社

https://www.maruha-nichiro.co.jp/corporate/sustainability/[外部リンク]

   マルハニチロでは、持続可能な水産資源の調達・利用を推進するとともに、「魚」に関するさまざまな角度からの情報提供を行っています。

企業のホームページから
「魚の情報発信サイト『海といのちの未来をつくる』」
   マルハニチロ株式会社は、魚に関する情報発信サイト「海といのちの未来をつくる」を2018年10月19日(金曜日)にオープンしました。 本サイト「海といのちの未来をつくる」では、普段なかなか知ることのできない海や魚にまつわる情報、身近なようで遠い“水産物”の世界、そしてユーザーの方がすぐにでも体験したくなるような、意外に知られていない国内外の魚の味わい方などを、写真や動画を交えてご紹介いたします。
    また、家庭の食卓や給食、レストランなどで食べている魚が、実際にはどんなところで、どのようにして獲られ、加工・流通されているのかなど、国内外にある現場の最前線から、世界に広がるネットワークを通じてご紹介いたします。

https://umito.maruha-nichiro.co.jp/[外部リンク] (PC、スマートフォンから閲覧可能)

魚の情報発信サイト
以下のアイコンから各目標にリンクしています
目標1のロゴ
目標2のロゴ
目標3のロゴ
目標4のロゴ
目標5のロゴ
目標6のロゴ
目標7のロゴ
目標8のロゴ
目標9のロゴ
目標10のロゴ
目標11のロゴ
目標12のロゴ
目標13のロゴ
目標14のロゴ
目標15のロゴ
目標16のロゴ
目標17のロゴ
SDGsのロゴ

お問合せ先

食料産業局企画課

代表:03-3502-8111(内線4136)
ダイヤルイン:03-3502-5742
FAX番号:03-3508-2417