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農林水産省

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3  調査結果の詳細 (1.  食育への関心について)

(1)食育への関心度

  食育に関心があるか,それとも関心がないか聞いたところ,『関心がある』と回答した人の割合が78.4%(「関心がある」40.0%+「どちらかといえば関心がある」38.4%),『関心がない』と回答した人の割合が21.1%(「どちらかといえば関心がない」14.2%+「関心がない」6.9%)となっている。(図1 - 1

  食育に『関心がある』と回答した人の割合は全体の約8割となっている。
  性別に見ると,『関心がある』と回答した人の割合は女性で高く,『関心がない』と回答した人の割合は男性で高い。
  性・年齢別に見ると,『関心がある』と回答した人の割合は女性の30歳代から50歳代で高く,『関心がない』と回答した人の割合は男性の20歳代,60歳代,70歳以上で高くなっている。(図1-1-1

(2)食育への関心理由

  食育に『関心がある』と回答した人に,関心がある理由を聞いたところ,「生活習慣病(がん,糖尿病等)の増加が問題になっているから」を挙げた人の割合が55.9%と最も高く,以下,「食生活の乱れが問題になっているから」(54.4%),「子供の心身の健全な発育のために必要だから」(52.1%),「大量の食べ残しなど食品廃棄物が問題だから」(25.7%),「肥満ややせすぎが問題になっているから」(23.2%)の順となっている。(3つまでの複数回答,上位5項目)(図1 - 2

  食育への関心理由について性別にみると,男性では「生活習慣病(がん,糖尿病等)の増加が問題になっているから」,女性では「子どもの心身の健全な発育のために必要だから」を挙げた人の割合が最も高い。
  性・世代間別に見ると,「子どもの心身の健全な発育のために必要だから」,「食生活の乱れが問題になっているから」を挙げた人の割合は若い世代(20~39歳)の女性で高く,「肥満ややせすぎが問題になっているから」を挙げた人の割合は若い世代(20~39歳)の男性で高くなっている。(表1 - 2

(3)ふだんの食生活で特に力を入れたい食育の内容

  ふだんの食生活の中で,今後食育として特にどのようなことに力を入れたいと思うか聞いたところ,「栄養バランスのとれた食生活を実践したい」を挙げた人の割合が56.6%と最も高く,以下,「食品の安全性について理解したい」(43.4%),「規則正しい食生活を実践したい」(41.9%)の順となっている。(複数回答,上位3項目)(図1 - 3

  ふだんの食生活で特に力を入れたい食育の内容について,性別に見ると,「栄養バランスのとれた食生活を実践したい」を挙げた人の割合は女性で高い。
  世代間別に見ると,「家族や友人と食卓を囲む機会を増やしたい」,「食事の正しい作法を習得したい」を挙げた人の割合は,若い世代(20~39歳)で高い。   性・世代間別に見ると,「栄養バランスのとれた食生活を実践したい」を挙げた人の割合は女性の若い世代(20~39歳)で高い。(表1 - 3

 

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消費・安全局消費者行政・食育課

担当者:食育計画班
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