私たちは毎日いろいろな食べ物を食べていますが、「どこで」「だれが」「どのように」作ったか、食べ物を見ただけではわかりませんね。私たちがお店で売っている食品を買うときに安心して選べるようにするため、食品の袋や容器にはさまざまなマークや情報が表示されています。例えば「消費期限(しょうひきげん)」や「賞味期限(しょうみきげん)」が表示されていますが、その違いがわかりますか?そのほかにも、アレルギー表示や食品添加物(しょくひんてんかぶつ)の表示もあります。食品表示の見かたを覚えておくと、食品を買ったり選んだりする時にとても役に立ちます。自分が食べているものが、どんなものかわかれば安心ですね。
また、意外と私たちの身近にある「食中毒」(しょくちゅうどく)についても説明します。食べる前には必ず手を洗うなど、ちょっとした習慣で食中毒は防ぐことができます。自分でできる食中毒の予防の方法を知っておきましょう。
食べ物が原因で起こる病気のひとつに「食中毒」があります。食中毒は、食中毒を起こすもととなる細菌(さいきん)やウイルス、有毒な成分がついた食べ物を食べることによって起こり、げりや腹痛、発熱、はきけがするなどの症状が出る病気のことです。食中毒の原因によって、病気の症状や食べてから病気になるまでの時間はさまざまです。
食品についている表示やマークから、その食品についてのいろいろなことがわかります。どんな原材料を使って作られたか、いつまでに食べられるか、どう保存したらよいかなど、食品表示から読み取れる情報を見てみましょう。