果物の木を大きく育て、実がとれるようになるまでには、何年もかかります。また、木を植えただけで待っていてもおいしい実はなりません。木を大きく育て、おいしい実がとれるようにするためには、肥料をたっぷりやったり、日光がよくあたるように、いらない枝を切ったり、雑草がふえないようにしたり、雨のふらない季節には水やりも必要です。
おいしい果物が好きなのは人間だけではありません。虫や鳥など生き物たちにとっても大好物であるため、それらをはね返すための努力や工夫をすることが欠かせません。
木が病気にならないよう、病気から守ってあげることも大切です。病気になったからといって、かんたんに植え直すことはできませんから、大事に育てます。
農家の人たちは、こうした大変な努力をして果物を育てているのです。
イチゴやスイカ、メロンなどは木ではなく、畑で実りますが、果物のなかまです。
畑で実る果物を育てるときも農家の人たちは大変な努力をして育てています。
畑で実る果物を育てるときも農家の人たちは大変な努力をして育てています。
「カキが赤くなると医者が青くなる」ということわざを知っていますか?これは、カキが赤く熟(じゅく)してくる時期には、みんながおいしく栄養たっぷりのカキを食べて健康になるから、お医者さんがもうからなくなって顔色が青くなる、という意味です。果物が健康に役立つことから生まれたことわざです。
外国にも「一日1個のリンゴは医者いらず」という、よく似た内容のことわざがあります。
外国にも「一日1個のリンゴは医者いらず」という、よく似た内容のことわざがあります。