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食事バランスガイドとは

「何を」「どれだけ」5つの料理グループで理解

「何を」で知る、料理グループ

「食事バランスガイド」のコマには、5つの料理グループがあります。コマの上から「主食」「副菜」「主菜」「牛乳・乳製品」「果物」となっており、上にある料理グループのものほど、しっかり食べる必要があります。

5つの料理グループの中の何かが欠けたり、また1つのグループだけを極端に多くとりすぎると、コマのバランスが悪くなります。コマが倒れないためにも、5つある料理グループそれぞれを偏りなく食べましょう。

「どれだけ」は、料理を数える新しい単位「つ(SV)」

「食事バランスガイド」では、料理を「1つ」「2つ」…と「つ(SV=サービング)」という単位で数えます。これは、「食事バランスガイド」独自の数え方です。

「1つ」の目安となる量は、5つの料理グループごとに決められています。またコマに描かれている料理のイラストから、一日の目安量を知る事もできます。それぞれの「1つ」の量を理解し、さまざまな料理の「つ」を数えてみましょう。

「1つ」の基準となる主な料理と目安量

主食(ごはん、パン、めん類)|1日の目安量:5~7つ(SV)2,200±200kcalの場合

炭水化物の供給源であるごはん、パン、めん類、パスタなどを主材料とする料理

主食の基準となるごはんの「1つ」は、コンビニエンスストアで販売されている、おにぎり1個分。パンの場合は、食パン1枚が「1つ」の目安。めん料理1人前は「2つ」に相当します。

1つ分=ごはん小盛り1杯=おにぎり1個=食パン1枚=ロールパン2個:1.5つ分=ごはん中盛り1杯:2つ分=うどん1杯=もりそば1杯=スパゲテイ
副菜(野菜、きのこ、いも、海藻料理)|1日の目安量:5~6つ(SV)2,200±200kcalの場合

各種ビタミン、ミネラルおよび食物繊維の供給源となる野菜、
いも、豆類(大豆を除く)、きのこ、海藻などを主材料とする料理

副菜の目安となる「1つ」は、小鉢1皿分。野菜の量が多い野菜炒めや芋の煮っころがしは、小鉢でなん皿分になるかを考え「2つ」「3つ」と数えましょう。

1つ分=野菜サラダ=きゅうりとわかめの酢の物=具だくさんのみそ汁=ほうれんそうのおひたし=ひじきの煮物=煮豆=きのこのソテー:2つ分=野菜の煮物=野菜炒め=いもの煮っころがし
主菜(肉、魚、卵、大豆料理)|1日の目安量:3~5つ(SV)2,200±200kcalの場合

たんぱく質の供給源となる肉、魚、卵、大豆および大豆製品などを主原料とする料理

主菜は、卵1個の料理や、納豆1パックなどが「1つ」。1人前の魚料理は「2つ」くらい。肉料理1人前は、「3つ」くらい。

1つ分=冷奴=納豆=目玉焼き:2つ分=焼き魚=魚のフライ=マグロとイカの刺身:3つ分=ハンバーグステーキ=豚肉のしょうが焼き=鶏肉のから揚げ
牛乳・乳製品|1日の目安量:2つ(SV)2,200±200kcalの場合

カルシウムの供給源である牛乳、ヨーグルト、チーズなどが含まれます

牛乳1本分の量(200ml)は「2つ」です。ヨーグルトやチーズ1かけも「1つ」です。

1つ分=牛乳コップ半分=チーズ1かけ=スライスチーズ1枚=ヨーグルト1パック:2つ分=牛乳瓶1本分
果物|1日の目安量:2つ(SV)2,200±200kcalの場合

ビタミンC、カリウムの供給源であるリンゴ、ミカン、スイカ、イチゴなどが含まれます

果物は、みかんなどの小さい果物1個が「1つ」。りんごなどの大きい果物は半分で「1つ」。
市販されている果汁100%のジュースなどは、半分程度の量に換算して「つ」の数を数えます。

1つ分=ミカン1個=リンゴ半分=カキ1個=ナシ半分=ブドウ半房=モモ1個

菓子・嗜好飲料は、コマをまわすヒモ

お菓子や嗜好飲料はコマが倒れないように楽しく適度にとりたいので、「ヒモ」となっています。

菓子・嗜好飲料は、食生活の中で楽しみとしてとらえ、食事全体の量的なバランスを考え、適度に摂取する必要があることから、コマを回す為の「ヒモ」として表現し、「楽しく適度に」というメッセージを付けました。

水、お茶は、コマの軸

「食事バランスガイド」のコマの軸は、人間の身体に必要な「水・お茶」が描かれています。

  • 食事バランスガイドとは
  • 「何を」「どれだけ」が料理でわかる
  • 「何を」「どれだけ」5つの料理グループで理解
  • 複合料理などの「つ(SV)」の数え方
  • 一日に必要なエネルギー量と摂取の目安
  • 食料自給率との関係