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農林水産省

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ジクロルボス(DDVP)とは

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以下の情報は、平成20年1月に発生した中国冷凍ギョウザが原因と疑われる健康被害事例に関する情報として作成したものです。

ジクロルボス(DDVP)は、我が国では平成24年4月に農薬登録が失効しており、現在、使用されていません。

農薬登録

適用作物:トマト・レタス等の野菜、かんきつ等の果樹、茶、花き等幅広い作物

特徴

  • 有機リン系化合物
  • 中国、米国、豪州等においても殺虫剤としての農薬登録がある。
  • 農薬としての国内出荷量:508トン(18農薬年度(平成17年10月~平成18年9月))

安全性

残留基準値

多くの野菜や果物等:0.1ppm

多くの穀類:0.2ppm

 

急性毒性(一日の摂取で健康に悪影響)

  • ARfD(急性参照量;一日ここまで経口摂取しても健康に悪影響が出ない量)
    国際的に合意された数値はまだない。
  • 各種急性毒性試験で、健康への有意な影響が見られなかった最大投与量が最も低かった試験は以下の通りである。
    (1)ラットに0.8mg/kg 体重/日 経口投与して神経系への影響を観察した試験では、その指標に有意な変化が見られなかった。
    (2)ヒトに1回1mg/kg 体重/日 経口投与して神経系への影響を観察した試験では、その指標に変化が見られなかった。
  • 症状
    ある程度以上経口摂取すると、胃けいれんやけいれん、下痢、吐き気、嘔吐などがみられる。

 

慢性毒性(食べ続けると健康に悪影響)

  • ADI(許容一日摂取量;毎日一生食べ続けても健康に悪影響がでない量)
    0.004mg/kg 体重/日(FAO/WHO合同残留農薬専門家会議による)
  • 設定根拠
    21日間ヒトに経口投与して神経系への影響を観察した試験で、その指標に変化が見られなかった最大濃度0.04mg/kg体重/日を安全係数10で除した。

今回の事件との関連

残っていた当該商品のギョウザ本体からジクロルボスを検出(詳細については、日本生活協同組合連合会の公表資料を参照)。

お問い合わせ先

消費・安全局農産安全管理課
ダイヤルイン:03-3501-3965