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農林水産省

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「口蹄疫防疫に関する日中韓等東アジア地域シンポジウム」の概要について

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平成29年11月6日更新

担当:動物衛生課国際衛生対策室

農林水産省は、平成29年9月20日に「口蹄疫防疫に関する日中韓等東アジア地域シンポジウム」を開催しました。

1.開会

2017年9月20日(水曜日)、霞が関プラザホール(東京都千代田区)において、口蹄疫及び高病原性鳥インフルエンザ防疫に係る日中韓等東アジア地域シンポジウムが開催された。

本シンポジウムは、日本の農林水産省が主催し、中国、韓国、モンゴル及び日本から獣医官及び専門家が招待された。また、関係省庁、都道府県、畜産関係者等から、約120名が参加した。

シンポジウムの開催に当たり、上月良祐農林水産大臣政務官および坂本研一農研機構動物衛生研究部門長が挨拶を行った。

上月良祐農林水産大臣政務官による開会挨拶 坂本研一農研機構動物衛生研究部門長による挨拶
上月良祐農林水産大臣政務官による開会挨拶 坂本研一農研機構動物衛生研究部門長による挨拶

2.基調講演、各国発表及び総合討論

本シンポジウムでは、農研機構動物衛生研究部門の専門家による、東アジアにおける口蹄疫及び高病原性鳥インフルエンザに関する基調講演に続き、各国参加者から、各国における両疾病の発生状況、防疫対応、防疫戦略等に関する知見や経験が共有されるとともに、関係者は、東アジアにおける疾病制御に向けて活発な意見交換を行った。

各国発表 総合討論
各国発表 総合討論


(1)口蹄疫
   (ア)基調講演:東アジアにおける口蹄疫のまん延防止に向けて
      (山川 睦 海外病研究調整監、農研機構動物衛生研究部門)

発表資料(全体)(PDF:2,041KB)

   (イ)韓国における口蹄疫の状況及びコントロール戦略
      (パク・ソンデ 獣医官、韓国農林畜産食品部動物衛生政策局口蹄疫・大動物管理課)

   (ウ)中国における口蹄疫の疫学及びコントロール
      (リー・ヤンミン 次長、中国農業科学院蘭州獣医研究所 国家/OIE口蹄疫リファレンスラボラトリー)

   (エ)モンゴルにおける口蹄疫の発生
      (ナンサルマー・ミャグマー ユニット長、モンゴル国立獣医研究所 越境性動物疾病診断・サーベイランスユニット)

発表資料(全体)(PDF:873KB)

   (オ)日本における口蹄疫防除対策及びコントロール戦略
      (山木 陽介 課長補佐、農林水産省消費・安全局動物衛生課)

発表資料(全体)(PDF:1,713KB)

 

(2)高病原性鳥インフルエンザ(HPAI)
   (ア)基調講演:HPAIの感染拡大と野鳥の関与
      (西藤 岳彦 領域長、農研機構動物衛生研究部門 越境性感染症研究領域)

発表資料(全体)(PDF:2,019KB)

   (イ)韓国におけるHPAIの状況及びコントロール戦略
      (パク・ソンデ 獣医官、農林畜産食品部動物衛生政策局口蹄疫・大動物管理課)

   (ウ)中国における鳥インフルエンザウイルスのサーベイランス及びコントロール
      (シー・ジャンゾン 准教授、中国農業科学院ハルビン獣医研究所)

   (エ)モンゴルにおける鳥インフルエンザの状況及びコントロール
      (ナンサルマー・ミャグマー ユニット長、モンゴル国立獣医研究所 越境性動物疾病診断・サーベイランスユニット)

発表資料(全体)(PDF:1,217KB)

   (オ)日本における鳥インフルエンザ防疫対策及びコントロール戦略
      (菊池 栄作 課長補佐、農林畜産食品部動物衛生課)

発表資料(全体)(PDF:4,150KB)

発表資料(分割版1)(PDF:1,309KB) 発表資料(分割版2)(PDF:911KB) 発表資料(分割版3)(PDF:1,972KB)

3.シンポジウム取りまとめ

東アジア地域において口蹄疫及び高病原性鳥インフルエンザが継続的に発生し、引き続き、家畜衛生上の大きな脅威となっていることに鑑み、基調講演、各国からの発表及び総合討論を通じて、シンポジウム参加者は、以下の認識を共有した。

(1)参加国は、口蹄疫及び高病原性鳥インフルエンザのまん延防止に向けて、発生の予防、早期発見及び的確な封じ込めを徹底すること。

(2)参加国における上記疾病の対策を支持し、国家間の伝播防止に資するため、特に次の事項に関して、多国間及び二国間の行政当局及び研究機関の協力を一層強化すること。

   ・発生状況、ウイルス解析等に関する情報のほか、群内の基礎疾病の状況等を含めた情報の担当窓口を通じた共有

   ・動畜産物や人の移動を介した疾病の伝播を防止するための国境検疫措置の協力

   ・サーベイランス、早期通報、防疫対応、疫学調査等に関する知見、経験の共有

   ・ウイルス等の交換

   ・診断技術、ワクチン等に関する調査研究

   ・疾病の伝播に関連する野鳥や野生動物に関する調査研究

(3)口蹄疫に関して、近年新たな系統のウイルスによる発生が確認されていることを踏まえ、疫学、ワクチンの効果等に関する情報共有を強化すること。

(4)高病原性鳥インフルエンザに関して、東アジアで様々な亜型のウイルスが流行している状況を踏まえ、渡り鳥を介したウイルスの移動の監視、情報共有、研究において協力を図ること。

(5)また、関係国は、今後、新たに協力を推進する事項として、東欧におけるアフリカ豚コレラの発生拡大の注視及び薬剤耐性菌の対策やモニタリング等の情報共有の必要性に言及した。

4.閉会

 熊谷法夫農林水産省消費・安全局動物衛生課長より閉会挨拶があった。

熊谷法夫農林水産大臣消費・安全局動物衛生課長による閉会挨拶
熊谷法夫農林水産省消費・安全局動物衛生課長
による閉会挨拶

 

5.その他

韓国は、次回のシンポジウムを開催する意志があることを表明した。

集合写真
集合写真

 

 

お問い合わせ先

消費・安全局動物衛生課国際衛生対策室

代表:03-3502-8111(内線4584)
ダイヤルイン:03-3502-8295
FAX:03-3502-3385

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