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農林水産省

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平成16年度国内産米穀の残留農薬の調査結果について

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平成17年6月6日

農林水産省では、米穀の残留農薬について産地段階におけるリスク管理を的確に行うことを目的として、国内産米穀を対象に残留農薬の調査を行っています。この度、平成16年度の調査結果をとりまとめたのでお知らせします。

なお、今回の調査においては、残留農薬基準及び登録保留基準を超えるものは認められませんでした。

1. 調査の目的

我が国の主要農産物である米穀について、産地出荷段階における農薬の残留の状況を把握し、農薬適正使用の指導への活用する等米穀の安全性の確保を図る。

2. 調査方法

  1. サンプリング方法
    都道府県ごとの試料点数は、各都道府県における米穀の生産農家数及び生産量を勘案して配分した。試料の提供及び残留農薬の調査実施の了解を得た生産者の生産した米穀を採取対象とし、出荷段階の玄米から無作為抽出により試料の採取を実施した。
  2. 分析方法
    ガスクロマトグラフ-質量分析計(GC-MS)を用いた多成分一斉分析法(88農薬)、食品衛生法に基づく残留農薬基準又は農薬取締法に基づく登録保留基準に定められた試験法(76農薬)等を用いて分析を実施した。
  3. 定量限界

2. 調査結果(詳細は別表(PDF:18KB)参照)

1,988点の試料について調査を実施した結果、295点の試料から定量限界以上の農薬が検出されたが、残留農薬基準及び登録保留基準を超過するものは認められなかった。
なお、水稲に使用できない農薬であり、残留農薬基準及び登録保留基準の定められていないシハロトリン0.04ppm及びビフェントリン0.02ppmが検出された試料が各1点あったため、当該米穀の生産段階における農薬の使用状況等を調査した結果、周辺ほ場における農薬使用に伴う飛散が原因と考えられた。また、今回、両農薬の検出された米穀への残留濃度は低いこと、当該米穀の摂取は一時的なものとなることから、当該米穀の摂取による健康への影響はないものと判断される。
さらに、当該米穀を継続的に摂取することとした場合の当該農薬の摂取量を念のため試算した結果、一日摂取許容量に対して、シハロトリンは1.6%及びビフェントリンは0.9%であった。

 

(参考)

  1. 残留農薬基準とは、食品衛生法に基づき厚生労働大臣が定める食品の規格のうち、食品中に残留する農薬の限度量のことをいう。
  2. 登録保留基準とは、農薬取締法に基づき環境大臣が定める農薬の登録を保留するかどうかの基準のうち、農薬の農作物における残留基準のことをいう。
  3. 一日摂取許容量とは、人が一生涯にわたりその農薬を毎日摂取し続けたとしても安全性に問題のない量として定められた量のことをいう。

 

 

お問い合わせ先

消費・安全局農産安全管理課農薬対策室
代表:03-3502-8111(内線4500)
FAX:03-3580-8592

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