このページの本文へ移動

農林水産省

メニュー

コーデックスにおける食品中の汚染物質の基準値設定の考え方

コーデックス委員会は、FAO/WHO合同食品規格委員会が正式名称であり、1962年に設置された国際的な食品規格などの形成を行う政府間機関です。委員会は、各種問題を取り扱う部会を設置しており、カドミウムを含む汚染物質は、食品添加物汚染物質部会が検討しています。

コーデックス委員会は、食品中の汚染物質に関する一般原則を定めています。

この中では、まず、
1)食品の汚染を防止、または低減するために、汚染源対策、正しい農法等に関する実施基準を作成すべきとしています。
次に、
2)食品汚染の実態調査等に基づいて、実施基準の食品汚染低減対策効果の評価をすべきとしています。
さらに、
3)食品中の汚染物質を摂取することによって健康への悪影響がある可能性があれば、科学的なデータを用いてリスク評価を行うとともに、リスク評価結果に基づくリスク管理法の検討を行い、必要であれば、基準値の設定、またはその他のリスク管理を行うとしています。

また、食品の汚染物質の基準値の設定は、
  1. 食品の摂取に伴って人への健康に影響がある場合のみ設定されること
  2. 汚染物質の摂取量に占める割合が大きな食品に対してのみ設定されること
  3. 合理的に達成可能な範囲でできるだけ低い水準とすること(「ALARAの原則」と呼ばれています)。消費者の健康を保護することが可能であれば、生産や貿易の不必要な中断を避けるため、適切な技術を用いて生産された食品中の汚染物質の通常の濃度範囲よりもやや高いレベルに設定すること
等とされています。

なお、食品中の汚染物質のリスク評価は、コーデックス委員会とは独立したFAO/WHO合同食品添加物専門家委員会(JECFA)が実施しています。

お問合せ先

消費・安全局農産安全管理課

担当者:土壌汚染防止班
代表:03-3502-8111(内線4507)
ダイヤルイン:03-3592-0306
FAX番号:03-3580-8592