ホーム > 組織・政策 > 消費・安全 > 食品安全:農産物(米、麦、大豆、野菜など) > 食品中のカドミウムに関する情報 > (1)食品中のカドミウムに関する国際基準値 > 国際的なカドミウム基準値の検討の経過
(1)コーデックス委員会は、国際的な食品基準や汚染低減のための規範を審議して決定する機関です。
(2)FAO/WHO合同食品添加物専門家会議[外部リンク]は、コーデックス委員会から独立した科学的組織で、リスク評価(安全性や毒性の評価や、食品からの摂取量の評価)をしています。
(3)コーデックス委員会が汚染物質の基準値を作成する場合、FAO/WHO合同食品添加物専門家会議のリスク評価の結果に基づいて行われます。
(4)食品添加物・汚染物質部会が基準値の原案を作成、議論し、その提案をコーデックス委員会総会が、採択するかどうかを検討します。
| 年・月 | コーデックス委員会 (主として食品添加物・汚染物質部会(CCFAC)) |
FAO/WHO合同食品添加物専門家会議(JECFA)と日本からのデータの提出等 |
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| 1972年 | [16th JECFA] カドミウムの毒性を初めて評価。 |
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| 1988年 | 穀類と豆類(成熟、未成熟の両方を含む)のガイドライン値の検討は、毒性データが不十分で、実質的に足踏み状態。 | [33rd JECFA] 暫定週間耐容摂取量を一週間で体重1キロ当たり7µgと決定。 |
| 1993年 | [41st JECFA] 暫定週間耐容摂取量を維持。 |
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| 1997年 | 日本政府は、ラットの慢性毒性試験などを開始。 | |
| 1998年3月 | [30th CCFAC] 各国の食品中のカドミウム実態調査の結果を基にして、デンマークが基準値原案を提案。 |
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| 1999年3月 | [31st CCFAC] 基準値原案に対するコメントを求める。 |
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| 2000年1月 | 日本政府は、慢性毒性試験などをJECFAに提出。 | |
| 2000年6月 | [55th JECFA] 疫学調査等のデータが不十分で安全性評価は十分でないとの結論で、暫定週間耐容摂取量を変更せず。 新たな疫学調査の実施を要請。 カドミウムの主要な摂取源となる食品について示唆。 日本政府は、これに応じて疫学調査や食品中の含有量の実態調査を開始。 |
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| 2001年3月 | [33rd CCFAC] 米、小麦、大豆、落花生を除く穀類と豆類(成熟、未成熟の両方を含む)のガイドライン案を、コーデックス委員会総会が最終採択するよう勧告。 米、小麦、大豆、野菜、軟体動物などの基準値原案を、総会が予備採択するよう勧告。 日本が実施中のカドミウムの疫学調査結果などを含む科学的データに基づいてリスク評価を行うことを2003年6月に開かれるJECFAに対して依頼し、その結果にもとづいて基準値案を見直すことに合意。 |
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| 2001年7月 | [24th CAC] コーデックス委員会総会は、米、小麦、大豆、落花生を除く穀類と豆類(成熟、未成熟の両方を含む)のガイドライン案0.1 mg/kgを、基準値として採択。 |
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| 2001年9月 | 第49回執行委員会は、米、小麦、大豆、野菜などの基準値原案を予備採択せず。食品からのカドミウムの摂取量(特に主要な食品からの摂取量)のデータを検討する必要があることを指摘。 | 日本政府は、14年度の疫学調査を13年度中に前倒して実施することを決定。 |
| 2002年3月 | [34th CCFAC] 米、小麦、大豆、野菜などの基準値原案について再びコメントを求める事を決定。 JECFAに対して、疫学調査結果の評価と併せて、食品のカドミウム汚染実態調査の結果を基に、各食品に由来するカドミウムの摂取量の推定(暴露評価)と総合的なリスクの判定を依頼。 |
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| 2002年11月 | 日本政府は、(1)厚生労働省が中心に実施した疫学調査の結果及び、(2)農水省が中心になって実施した農作物等に含まれるカドミウム実態調査の結果をJECFAに提出。 | |
| 2003年3月 | [35th CCFAC] 米、大豆、落花生、軟体動物の基準値原案について再びコメントを求めること、小麦、野菜、果実、肉類の基準値原案をコーデックス委員会総会が予備採択することを勧告。 |
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| 2003年6月 | [61st JECFA] 第55回会議以降に提出されたデータを評価し、暫定週間耐容摂取量7 µg/kg・bw/weekを維持。 |
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| 2003年7月 |
小麦、野菜、果実、肉類の基準値原案について、リスク評価が不十分であるとして差し戻してコメントを求めることを決定。 |
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| 2004年3月 | [36th CCFAC] 摂取寄与の小さい果実、肉類、大豆等の基準値の検討を中断すること、軟体動物の基準値原案について再びコメントを求めることを決定。米の基準値原案を0.4 mg/kgに変更し、米、小麦、ばれいしょ、野菜の基準値原案をコーデックス委員会が予備採択するよう勧告。JECFAに対してカドミウムの摂取量評価を依頼。 |
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| 2004年7月 | [27th CAC] 米の基準値原案を0.4 mg/kgのまま再びコメントを求め、さらに検討すること及び小麦、野菜等の基準値原案を予備採択することを決定。 来年2月に実施されるJECFAの評価を十分に考慮するよう部会に要請。 |
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| 2004年10月 | 日本政府は、(1)厚生労働省が実施した国民栄養調査の結果及び、(2)農水省が中心になって実施した農作物等に含まれるカドミウム実態調査の結果をJECFAに提出。 | |
| 2005年2月 | [64st JECFA] 国際基準値が検討されている各品目について、基準値を0.2,0.3,0.4及び0.5 mg/kgのいずれの値に設定したとしても、総カドミウム摂取量の差はほとんどなく、人の健康上のリスクの観点からもほとんど影響がないと結論。 |
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| 2005年4月 | [37th CCFAC] (1)小麦、野菜などについては、現行案を最終採択すること、(2)精米については、原案を予備採択すること、(3)軟体動物については、対象を「海産二枚貝(カキ、ホタテを除く)」、「頭足類(内蔵を除去したもの)」とした上で予備採択することにそれぞれ総会に対して勧告。 |
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| 2005年7月 | [28th CAC] (1)小麦、野菜などについては、現行案を最終採択、(2)精米については、原案を予備採択、(3)「海産二枚貝(カキ、ホタテを除く)」、「頭足類(内蔵を除去したもの)」については現行案を予備採択することにそれぞれ合意。 |
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| 2006年4月 |
[38th CCFAC] |
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| 2006年7月 | [29th CAC] (1)精米については0.4 mg/kg、(2)海産二枚貝(カキ及びホタテガイを除く)及び頭足類(内蔵を除去したもの)については、2 mg/kgの現行案を最終採択。 |
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| CAC(Codex Alimentarius Comission):コーデックス委員会総会 CCFAC(Codex Committee on Food Additives and Contaminants):コーデックス委員会食品添加物・汚染物質部会 JECFA(Joint FAO/WHO Expert Committee on Food Additives):FAO/WHO合同食品添加物専門家会議 |
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