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農林水産省

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更新日:2016年3月31日

食品中の3-MCPD脂肪酸エステル及びグリシドール脂肪酸エステルに関する情報

食品中の「3-MCPD脂肪酸エステル」及び「グリシドール脂肪酸エステル」に関する情報をまとめています。

食品に含まれる3-MCPD脂肪酸エステル及びグリシドール脂肪酸エステル

3-クロロプロパン-1,2-ジオール(3-MCPD)という物質と脂肪酸が結合した化学物質を「3-MCPD脂肪酸エステル」といいます。また、グリシドールという物質と脂肪酸が結合した化学物質を「グリシドール脂肪酸エステル」といいます。どちらも結合する脂肪酸の種類によって、多数の分子の種類が存在します。
これらの物質は、油脂の脱臭精製工程でヒトが意図しないにもかかわらず、原料にもともと含まれる成分からできてしまうもので、分析技術の進歩により、近年食品中に存在することが明らかになりました。食品を通じて3-MCPD脂肪酸エステルを摂取すると、体内で加水分解されて生じる3-MCPDによる健康への悪影響(腎毒性)が懸念されています。また、グリシドール脂肪酸エステルを摂取すると、体内で加水分解されて生じるグリシドールによる健康への悪影響(遺伝毒性発がん性)が懸念されています。そこで、我が国や欧米各国は、3-MCPD脂肪酸エステル及びグリシドール脂肪酸エステルの毒性や含有実態、分析法等に関する調査・研究を行っています。

農林水産省は、これまでの実態調査の結果や、国内外の動向、関係者の関心度等を考慮して、3-MCPD脂肪酸エステル類については引き続き、また、グリシドール脂肪酸エステル類については新たに、優先的にリスク管理を行うべき化学物質として位置づけました(平成28年1月)。今後も、これらの物質の毒性や含有の可能性等の関連情報の収集を継続します。また、平成28年度から32年度の間に、可能な範囲でサーベイランスを実施する予定です。

食品中の3-MCPD脂肪酸エステル及びグリシドール脂肪酸エステルの含有実態調査

農林水産省は、国内で流通している食用植物油脂や油脂の含有率が高い食品等について、3-MCPD脂肪酸エステル及びグリシドール脂肪酸エステルの含有実態を調査しています。

  • 平成24~25年度調査結果(食用植物油脂、バター、マーガリン、ショートニング、ラード、魚油を主成分とする食品、調製粉乳等)(平成26年12月17日)

3-MCPD脂肪酸エステル及びグリシドール脂肪酸エステルの健康影響

食品安全委員会の見解や、国際機関・外国政府機関によるリスク評価の状況についてご紹介します。

3-MCPD脂肪酸エステル及びグリシドール脂肪酸エステルに関するQ&A

農林水産省の調査結果や、国内外の取組について解説しています。

関連情報

 

お問い合わせ先

消費・安全局食品安全政策課
担当者:製造流通安全企画班
代表:03-3502-8111(内線4459)
ダイヤルイン:03-3502-7674
FAX:03-3597-0329