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平成25年4月16日更新

リスク評価

2013年3月18日、中国食品安全リスク評価センターは、中国国内におけるトランス脂肪酸のリスク評価結果を公表しました。 その概要は以下のとおりです。

  • 中国国内の5つの主要都市及び北京と広州を対象とした調査によると、大都市部の住民が摂取するトランス脂肪酸は加工食品由来のものが主であり、総トランス脂肪酸摂取量の71.2%を占めていた。
  • 中国人がトランス脂肪酸から摂取するエネルギーが、総摂取エネルギーに占める割合は平均で0.16%、北京や広州の大都市部の住民では平均で0.34%だった。これらはWHOが勧告している、トランス脂肪酸から摂取するエネルギーが総摂取エネルギーに占める割合の目標(1%未満)よりはるかに低いものであった。
  • 今回の調査で大都市部の住民のおよそ0.4%はWHOの目標値を超過していることが推察され、さらに、ライフスタイルの変化等に伴いトランス脂肪酸を含んだ加工食品の摂取量が増加すると見込まれることから、今後も適切な注意喚起が必要である。

中国食品安全リスク評価センターは、リスク評価結果の公表にあわせて、トランス脂肪酸に関するQ&Aを公表しました。Q&Aでは、次の13項目に関して紹介されています。 詳しい内容は原文をご確認ください。

  1. トランス脂肪酸とは何か?また、何に由来するのか?
  2. なぜ食品加工に際して水素添加植物油を使用するのか?
  3.  水素添加植物油はトランス脂肪酸なのか?
  4. トランス脂肪酸にはどのような健康影響があるのか?
  5. 現在の中国人の摂取レベルに問題はあるのか?
  6.  トランス脂肪酸の過剰摂取はどのようにして防ぐのか?
  7. 原材料表及び栄養表示から、どのようにしてトランス脂肪酸を見抜くのか?
  8. 中国にはトランス脂肪酸を規制する管理措置はないのか?
  9. 国際的にはどのようにしてトランス脂肪酸を管理しているのか?
  10. トランス脂肪酸の評価はいつから始められたのか?また、なぜ始められたのか?
  11. 中国の評価結果は国外と比べるとどうなのか?
  12. 今回の評価は食品産業界にとって何を意味しているのか?
  13. トランス脂肪酸に加えて、我々は何に注意するべきなのか?

 

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中国は、2013年1月1日から、包装食品における栄養表示に関する規則を実施しました。この規則の中で、熱量及び主要栄養素(たんぱく質、脂質、炭水化物、ナトリウム)の含有量並びにNRV(栄養参照量)に対する比率を表示することとされているほか、トランス脂肪酸の表示については、以下のとおり定められています。

  • 水素添加又は部分水素添加をしている油脂が使用されている食品については、トランス脂肪酸の含有量を表示しなければならない。
  • 固体100 g又は液体100 ml中0.3 g以下の場合は、含有量を0 gとすることができ、トランス脂肪酸を含まない旨を表示できる。

なお、この規則において、トランス脂肪酸の定義は定められていません。 

 

関連する規制 

  • 中国は、食品安全国家基準により、乳幼児用食品(特殊調製粉乳、乳児用調製食品、穀物補助食品、缶詰補助食品)には水素添加油脂を使用してはならないと定めています。(GB 10765-2010, GB 10767-2010, GB 10769-2010, GB 10770-2010)
  • また、特殊調製食品、乳児用調製食品については、総脂肪酸に占めるトランス脂肪酸の割合が3%を超えてはならないと定めています。(GB 10765-2010, GB 10767-2010)

 

参考リンク

 

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